カジノでトランプを使い捨てる理由と捨てるタイミング | WIKICASI

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カードゲームといえば、誰でもしっている「バカラ」や「ブラックジャック」「ポーカー」などがありますが、世界には20種類以上あるといわれています。カジノでカードゲームをしたことのある方が驚くことのひとつに、カードを贅沢に使い捨てにしているという行為があります。そんなもったいないことをするのは、どんな理由からなのでしょうか?カジノでは本当に使い捨てにしているのかどうかを解説していきたいと思います。

カジノのトランプは使い捨て?

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世界中のカジノでは毎日大量のトランプが使われていますが、カジノでカードゲームを遊んだことのある方なら、トランプを使い捨てにしている場面を何度か見たことがあると思います。

でも、トランプの使い捨てと言ってもすべてのゲームにおいて1ゲーム一回限りでトランプを使い捨てにしているわけではありません。カードゲームの種類ごとに観察してみると、ゲームの種類によってトランプを使い捨てるタイミングは異なります。

日本ではカードゲームで楽しんだ後に、たった一回しか使ってないトランプを使い捨てることはありませんのでちょっともったいないと思ったかもしれませんが、カジノが一日で得る巨額なお金に比べたら、トランプの使い捨てなんてたいしたことはありませんよね。

なお、日本ではトランプと呼ばれるものが、海外ではカード(Card)、またはプレイングカード(Playing Card)と呼ばれています。

カードは基本的に2つのサイズがあり、小さい方から横幅が57mmのカードを「ブリッジサイズ」、横幅が63mmのカードが「ポーカーサイズ」です。日本ではほとんどが小さいブリッジサイズを使っていますが、海外カジノではポーカーサイズが主流です。

カジノでトランプを使い捨てる理由

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カジノでトランプを使い捨てにしないゲームもありますが、何故かカジノではすべてのトランプを使い捨てにしているという話が出回っています。この理由については、イカサマ対策を浸透させる為という説明が多いのですが、実際はどうなのか、どんなゲームの時に使い捨てにするのかを説明してみます。

バカラのトランプの場合

カジノの王様とも言われているバカラについて説明していきます。バカラには、スクイーズ(絞り)と言って、プレイヤー自らがトランプをめくることが出来る独特の楽しみ方があります。

裏向きに配られたトランプがいったい何なのか?これを楽しむことがバカラのスクイーズの目的です。それがバカラの醍醐味と言っても過言ではないほど、スクイーズ無しではバカラは成立しません。

ですが、その分トランプの痛みが激しく、プラスチック製のトランプでさえ一度で使用できなくなってしまうことがあります。そのため、バカラでは一度きりで使い捨てるお安い紙のトランプを使用しているところが多いです。

使い捨てられた紙製のトランプは、テーブル上のディスカードラックに集められ、不正行為が行われないよう細心の注意を払いながら処分されます。

ミニバカラやブラックジャックのトランプの場合

ミニバカラやブラックジャックの場合はスクイーズをしないので、トランプの傷みはほとんどありません。このようなカジノゲームについては、カジノにもよりますが、何度か使いまわしてから処分するというのが一般的です。

一回使っただけで傷や汚れがついてしまった場合にはすぐに交換しますが、基本的にはカジノで決められたルールに従って時間や回数をこなした後に処分されます。

傷や汚れがついたトランプを使い捨てする理由は繰り返し使用したことによるトランプへのマーキングのリスクを避けるためです。トランプを再利用する際の不正行為を防止することが目的です。

テキサスホールデムのトランプの場合

近頃爆発的な人気のテキサスホールデムポーカーですが、その魅力は、世界大会の優勝賞金が10億円を超え、トーナメントからキャッシュゲームまで多くのカジノでプレイされています。カジノゲームは、カジノ側vs客という構図であるのに対し、ポーカーは客vs客という珍しいゲームです。

使用されるトランプは紙製ではなく、基本的にプラスチック製のトランプを使用します。プラスチック製のトランプは、傷や汚れ、それに水濡れや多少の折れにも強く、トランプが良くしなります。なので、使い捨ての紙製のトランプとは違って、繰り返し使用することができます。

テキサスホールデムポーカーは、短い時間で多くのゲーム数をこなさなければならないので、マーキングの不正行為を防止するために、プラスチック製のトランプを使用するようです。

カジノでトランプを使い捨てずに使う場合

シャッフルマシン

カジノでトランプを使い捨てにせず再利用する場合は、シャッフル・マシン(Shuffle Machine)を使います。シャッフル・マシンとは、1990年代からカジノで導入されだした、自動でトランプをシャッフルしてくれる機械のことです。

シュー(トランプを格納しておく箱状の道具)と一体型になっていて、カジノのブラックジャックでは、1ゲーム毎に使用したトランプをシャッフル・マシンに入れ、カードカウンティング対策(※)を行っています。

ブラックジャックのシャッフル・マシンは、エンドレス・シャッフル・マシンといい、機械の中では常にシャッフルが行われています。機械の中には6~8セットのカードが入っていて、 1ゲーム終わると、カジノディーラーはその使ったトランプを機械上部の入れ口に入れます。

入れられたトランプは中の残りのトランプと混ざり合い、様々なゲームに対応できるように、トランプを適正な枚数にセットにして出してくれます。

ポーカー系のカジノゲームの場合なら、ゲーム中に使うカードは1セットでいいので、トランプを2セット用意して、ゲーム中に前回使ったトランプを機械がシャッフルすることで、時間を短縮することができます。

シャッフル・マシンを導入する目的は時間短縮ですが、ブラックジャックに限ってはカードカウンティング対策です。

(※)カードカウンティングとは、ブラックジャックの必勝法で、すでに場に出たトランプを記憶することで、まだ場に出ていないトランプ(シューの中のトランプ)を予測する行為を指します。

カジノで使い捨てるトランプの種類

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使い捨てのおすすめトランプ

使い捨てのような形で使われることが多い紙製トランプは、いわゆる消耗品です。カジノの名前やマークをプリントしたオリジナルのトランプを製作し、それを使用しているカジノが多いようですね。

カジノで使われる紙製カードは「Beeプレイングカード」というブランドのものが殆どです。質の良い紙に特殊なプラスチックでコーティングされており、程よいしなやかさと弾性がこのカードの特徴です。

Beeプレイングカードビー トランプ 赤

世界最大のトランプの売り上げを誇るアメリカのU・Sプレイングカード社によって製造されるブランドの一つが、このBeeプレイングカードなのです。カジノの紙製カードではNo1のシェアを誇っているだけあって、現在でも世界中のカジノで使われています。

プラスチックのおすすめトランプ

テキサスホールデムポーカーや、対人戦のポーカー系ゲームで使用されるのが、プラスチック製のトランプです。

繰り返し使うのでそれに耐えうる耐久性が求められているプラスチック製のトランプの中で、最も優れた品質を持つトランプが「COPAG」です。100年以上前にブラジルで誕生してから、世界中のポーカーシーンで使用されており、毎年ラスベガスで行われるWSOPというポーカーの世界大会で採用されているトランプです。柔らかくコシがあり曲げに強く、くぼみや角欠けがほとんど起こらないなど、完璧に近い良質なカードなのです。

COPAGトランプ コパッグ

 最後に

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カジノのトランプは全部が全部使い捨てというわけではないことが、おわかりいただけましたか?トランプを激しく消耗させるバカラでは、トランプは一度きりの使い捨てにするようですが、その他のトランプについては各カジノの決められたルールに従って定期的にトランプを処分します。是非、カジノへ行った時にはそのあたりも注目してみてください。

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