カジノ運営が儲かる仕組みって?ハウスエッジを理解した戦略が重要 | WIKICASI

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カジノの仕組みはカジノ側に有利にできているのをご存知ですか?どんなふうに有利になっているのか、カジノの仕組みを理解しておかないと勝つことはできません。勝率のいいゲームを選べばいいのでは?と思ってる方も多いと思いますが、今回はカジノの仕組みとカジノ側が設定したルールの落とし穴をご紹介したいと思います。

カジノが儲かる仕組み

基本的な仕組みは「配当」にある

カジノの基本的な仕組みは、ゲームごとに勝てる確率や勝った時の配当が変わることです。勝てる確率が高ければ配当は低くなり、勝てる確率が低ければ配当は高くなり、勝てば配当をもらえますが、負ければ賭け金は没収されるというのがカジノの仕組みです。

カジノ側が儲かるのはなぜ?

カジノの仕組みはカジノ運営側が儲かるようにできています。そう聞くと、プレイヤーは儲からないの?と思うかもしれませんが、そんなことはありません。実際には儲けているプレイヤーはたくさんいます。中にはカジノを職業にしている人もいるくらいです。

しかし、勝つのは運だけではありません。カジノ側が儲かる仕組みをしっかり理解して、その仕組みを上手に利用しながらプレーすることで勝つことができるんです。

カジノが儲かる仕組みは「ハウスエッジ」という仕組みによるものです。この「ハウスエッジ」はカジノ側に必ず利益がでるように設定されています。このハウスエッジはプレイヤーが意識せずにじわじわと賭け金を食いつぶしていくという恐いルールですので、カジノで勝つには「ハウスエッジ」の仕組みを知る必要があります。

カジノの利益「ハウスエッジ」とは

ハウスエッジの基本

カジノのハウスエッジとは「ゲームごとの賭け金に対する平均損失の割合」のことです。ものすごく簡単にいいますと、プレイヤーがカジノ側に払う手数料のことです。手数料といっても定額ではありません。たとえば、銀行の振込み手数料は定額ですよね。でもカジノの手数料はゲームごとに異なり、その手数料の設定はカジノ側に有利な設定になっています。

たとえば、ハウスエッジが10%のゲームに、10,000円賭けたとします。ハウスエッジの10%はカジノ側に入りますので、プレイヤーには9,000円残ります。

また、ハウスエッジが5%のゲームに10,000円賭けた場合、カジノ側に500円、プレイヤーに9,500円ということになります。つまり、ハウスエッジが低ければ低いほど、プレイヤーに戻るお金も多くなります。

基本的にハウスエッジの設定は各ゲームの「当たる確率(勝率)」と「配当率(ペイアウト率)※」の差額の割合になります。

例えば、10,000円賭けたとします。最終的に手元に7千円残った場合、還元率は70%ということになります。

(※)ペイアウト率とは、プレイヤーがゲームに勝ったとき、賭けた金額のうちの何%が手元に帰ってくるか、の割合のことです。払い戻し金 ÷ 賭け金 = ペイアウト率

ハウスエッジの仕組み

一番最初に言っておくことは「ゲームを続ければ続けるほどマイナスになっていく、負ける」というのがハウスエッジの落とし穴です。これはしっかり頭の中に入れておきましょう。

通常ゲームは勝ち負けを繰り返しながら進みます。勝っているうちにすぐ止めればプラスになりますが、回数が増えれば増えるほど、ハウスエッジに近づき、ハウスエッジ分だけ損した状態になります。また、ハウスエッジが高ければ高いほど、カジノ側に有利になります。

ゲームの回数が増えれば増えるほど損していることは、「ゲームの回数とハウスエッジによる損失」のグラフを見ていただければお分かりになると思います。

ゲームの回数とハウスエッジによる損失

ルーレットの場合

たとえばルーレットのハウスエッジで見てみましょう。

ルーレットは1~36の「数字」「奇数・偶数」「赤・黒」に賭けることができます。数字に賭けた場合、当たると賭け金の36倍の配当金になります。また、「奇数・偶数」「赤・黒」に賭けて当たると賭け金の2倍の配当になります。この時点では、カジノ側が有利ではありませんが、ルーレットには「0」「00」がありますので、結局はカジノ側が有利になります。

たとえば、数字に1,000円賭けた場合、36,000×1/38+0×1/37で、約947.37ですので、52.63円分損をすることになります。ハウスエッジは5.26%です。

「奇数・偶数」や「赤・黒」に賭けた場合の期待値は、2,000×18/38+0×20/38で、約947.37円分損をします。ハウスエッジは数字と同じ5.26%です。

カジノの仕組みにおいて注意すべきポイント

カジノの仕組みで注意することをしっかり守ることで勝つことができます。

ゲームをむやみ続けるのは得策ではない

ハウスエッジは、ゲームを続ければ続けるほどマイナスになっていきます。先を予測し、ハウスエッジを計算しながらゲームを進めることができればいいですが、それはなかなか難しいと思います。勝っているからといって、もっともっと勝とうとゲームを続けていけば、気がついたときには手元に何も残ってないこともありますので注意しましょう。引き時が肝心です。

ハウスエッジの低いゲームを選ぶのが吉

カジノで勝つには、ハウスエッジが低いゲームを選びましょう。ハウスエッジが低いということは勝つ確率が高いということです。ハウスエッジが高いということは負ける確率も高いということを覚えておきましょう。

カジノでハウスエッジが高いゲームは「シックボー」や「キノ」だといわれています。逆にハウスエッジが低いゲームは「バカラ」ですので、こつこつ確実に勝ちたい場合はバカラで遊んでみましょう。

カジノのゲーム別のハウスエッジを理解しておく

基本的に、日本のギャンブルのハウスエッジに比べて、カジノのハウスエッジは低めに設定されています。

日本のギャンブルとカジノのハウスエッジ比較

種類 ハウスエッジ
宝くじ 55%
競売 25%
パチンコ 15%
バカラ(プレイヤーに賭ける) 1.24%
バカラ(バンカーに賭ける) 1.06%
ルーレット(0と00のアメリカン) 5.26%
ルーレット(0のみのヨーロピアン) 2.70%
ブラックジャック(ベーシック) 0.4~0.6%
ビデオポーカー 0.1~5.0%
クラップス(ドント・パス) 1.36%
クラップス(パス・ライン) 1.41%
スロット 1~5%
ブラックジャック 2~4%
バカラ 1.20%
キノ 29%

オンラインカジノにも当然ハウスエッジはありますが、実際のカジノよりオンラインカジノの方がハウスエッジは低く設定されています。

まとめ:カジノにおいて「運頼み」はやめるべき!

カジノの仕組みが分かると、「運頼み」だけでは勝てないことは分かりますよね。

カジノで億万長者になるのは極まれですが、地道に勝ち続けることはハウスエッジを上手に利用することで勝てる確立があがります。ゲームの流れを読み取って、やめ時が分かるようになることがカジノで勝つ一番のコツですね。

カジノに限らずギャンブルの基本は負けるものなのだというスタンスでプレーすることがカジノを長く楽しむ秘訣と言えるでしょう。

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