バカラの醍醐味はなんといってもスクイーズ。スクイーズがなければバカラじゃない!といわれるくらい人気の行為です。バカラのルールはとてもシンプルで、バンカーとプレイヤーに配られた2枚のカードの合計の下一桁が9に近い方が勝ちになります。今回はバカラでスクイーズする方法やタイミングなどを紹介したいと思います。
目次
スクイーズとは?
スクイーズ(Squeeze)は、カジノのバカラで「絞り(しぼり)」とも呼ばれており、バカラで配られた裏返しになっているカードをゆっくり、じわじわとめくりながら結果を確認する行為をさします。
スクイーズをするバカラのルールはとてもシンプル。ディーラーがバンカーとプレイヤーそれぞれに2枚のカードを配ります。この2枚のカードの合計の下一桁の数字が9に近い方が勝ちとなります。ゲームの参加者はどちらが勝つかを予測して賭けます。
スクイーズする人は、バンカーまたはプレイヤーに賭けた人の中で、それぞ「最高額」を賭けた人にスクイーズする権利があります。
バンカーに賭けた人は、バンカーのカードをめくり、プレイヤーに賭けた人はプレイヤーのカードをめくる。それぞれスクイーズする人は自分が望むカードが出るよう祈りながらじわじわめくり、他の参加者はスクイーズしている人の表情を見ながらドキドキはらはら結果を待ちます。
この時の高揚感、参加者たちの一体感、興奮こそがバカラの楽しみなんです。
バカラのスクイーズのやり方
カードをめくる方向は縦からでも横からでも斜めからでも自由ですが、じわじわカードがめくられていく時のドキドキはらはら感を少しでも長くするためのテクニックがあります。
スクイーズの基本
カードの数字は親指で隠して見えないようにする
数字の位置は、縦向きで開くなら左上、横向きで開くなら右上にあります。それぞれ数字の位置に親指を置いて隠します。
マークがチラッと出たら止める
カードをほんの少しめくってマークの頭がチラッと見えてきたらいったん止めるかもっとゆっくり開きます。なお、マークが2つ見えたら「足あり」と呼ばれ、それ以外は「足なし」と呼ばれています。
めくるパターンと数字の予測
縦からめくるパターンの数字の予測
縦向きでじわじわめくってチラッと見えたマークから予測できるカードのパターンは4つ。
- マークが1つ見えるパターン:数字は「2」「3」
- マークが2つ見えるパターン:数字は「4」「5」「6」「7」「8」「9」「10」
- 枠が見えるパターン:絵柄の「J」「Q」「K」
- マークがない(見えない)パターン:数字は「A(1)」
横向きでめくるパターンの数字の予測
横向きでじわじわめくってチラッと見えたマークから予測できるカードのパターンは5つ。
- マークが2つ見えるパターン.:数字は「4」「5」
- マークが3つ見えるパターン:数字は「6」「7」「8」
- マークが4つ見えるパターン:数字は「9」「10」
- 枠が見えるパターン:絵柄の「J」「Q」「K」
- マークがない(見えない)パターン:数字は「A」「2」「3」
カードの先端を斜めにめくるパターンの数字の予測
ポイントはマークの向きです。たとえば、カードの端を斜めにほんの少しめくって、同じ向きのマークとマークの間に逆の向きのマークが見えなかったら、数字は「6」。もし、マークと、逆向きのマークの間に、マーク見えたのであれば数字は「8」。
スクイーズのマナー
スクイーズは特にルールはありませんが、暗黙の了解のマナーはあります。
低いハンドはすぐめくる
ハンドが低いカードをじわじわ嬉しそうな顔でめくり、他の客に期待を持たせすぎるのは止めましょう。高いハンドを期待して盛り上がっているのに、結果を知った瞬間から客たちにひんしゅくを買いその場がシラケます。低いハンドの場合は潔くペロッとめくりましょう。
同額の賭け金が複数いた場合
賭け金が同じ人が複数いた場合、自分がスクイーズしたいために小額のベットを追加しながらスクイーズの権利を獲得するのはマナー的にやめましょう。
バカラをスクイーズで楽しもう
バカラを初めて見た時は「結果をすぐ知りたくないの?じわじわまくって何が楽しいの?」とほとんどの方は不思議に思うようですが、このじわじわめくる時間がバカラの一番の楽しみで一番盛り上がるシーンでもあります。この不思議な興奮は体験した人でないとわからないかもしれませんね。プレイヤーとしてスクイーズを見るのもいいですが、みんなを興奮させるスクイーズをぜひやってみたい!