世界の最もお金持ちなカジノオーナー!大富豪はどのようにして成功を掴んだのか | WIKICASI

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カジノが合法となっている国々には多くのカジノ施設がありますが、この業界でのリーディング企業のオーナーとはどんな人達なのでしょうか?業界を牽引し、世界各地で巨大なカジノリゾートを運営している有名カジノ企業のオーナーたち。今回は世界のカジノをリードしている有名な企業や、リッチなカジノオーナーの中でも、ひときわ稼いでいらっしゃる成功者の方達やその経歴を紹介してみましょう。

大富豪!世界のカジノオーナーたち

一日何十億も稼ぐカジノのオーナーが世界に何人いるかご存知ですか?世界的に有名なカジノオーナーがいったいどんな人物なのか?ものすごく興味がわいて調べてみたところ…とにかくすごいの一言。

今回は、世界のカジノをリードしている有名な企業やそのオーナーを10人ピックアップしてみました。

SHELDON ADELSON (シェルドン・アデルソン)

出典:https://www.cnbc.com/

シェルドン・アデルソンといえば、知る人ぞ知る「世界で最もリッチなカジノオーナー」です。ラスベガス・サンズの創設者であり、CEOでもあるシェルドン・アデルソンの現在の資産は390億ドルと言われています。ラスベガス・サンズグループは、アメリカ中のカジノ全てを合わせた合計よりも多い利益をあげています。

貧しい家庭で育ったボストン出身のシェルドン・アデルソンは、12歳で新聞を売る仕事を始め30歳で億万長者に。ラスベガスにあるサンズ・ホテル兼カジノを1988年に買収することでカジノ業界に参入しました。フランク・シナトラやディーン・マーティンなど、有名な人たちが集まってくるようになり、その名が知られるようになりました。

現在、シェルドン・アデルソンが所有している有名なカジノ資産の中には、ヴェネツィアの運河を再現した有名なカジノである「ヴェネツィアン・カジノ・ラスベガス」、世界最大級のカジノであるマカオの「ヴェネツィアン・マカオ・カジノ・リゾート」、シンガポールの「マリーナ・ベイ・カジノ」、ラスベガスの「パラッツォ・カジノ・リゾート」、同じくラスベガスの「サンズ・エキスポ&コンベンション・センター」、ペンシルベニア州ベツレヘムの「サンズ・カジノ」、などがあります。

シェルドン・アデルソンは、アメリカだけでなく、アジアにまでギャンブル帝国を築きましたが、それだけに留まらず、政治活動家や慈善活動にも積極的に参加しています。カジノ資産以外でも、イスラエルの新聞社「Israel Hayom」、44,000平方フィートの超巨大な大邸宅をラスベガスに所有しています。

LUI CHE WOO (ルイ・チェ・ウー)

出典:https://de.wikipedia.org/

中国の江門出身で、現在83歳のルイ・チェ・ウーがカジノ業界に参入したのは最近のことです。ルイ・チェ・ウーは210億ドルの純資産を持っているといわれており、現在アジアでNO.2のお金持ちです。

彼は中国だけでなく、マカオ、東南アジア、北米で、娯楽施設以外にも、建材業やホテル業を含む多国籍複合企業を運営して富を築き、現在2万人以上の従業員が、それらのグループ企業で働いています。

ルイ・チェ・ウーは2011年にギャラクシー・マカオ・カジノ&ホテルをオープンさせました。20億ドルを要したと言われるカジノには客室が2,200室、レストラン50店舗、そして450のゲームテーブルがあり、なおかつ波のある人工のビーチまで備わっています。

カジノ王ルイ・チェ・ウーは、慈善家としても名を知られており、医療と教育分野の発展に惜しむことなく貢献しています。最近では、日本市場にカジノをオープンさせる機会を待っているというコメントを発信しています。

STANLEY HO / HO HUNG SUN (スタンレー・ホー / ホー・ハン・サン)

出典:https://www.asgam.com/

「マカオの王」と呼ばれている中国出身のスタンレー・ホー、(別名ホー・ハン・サン)ですが、過去40年間、マカオの全カジノを運営する独占的権利のライセンスを政府から与えられていました。そのおかげで、世界最大のギャンブル都市を支配してきましたが、独占権を保持していない今でも、依然としてマカオの18カジノのうち、15カ所を運営しています。

現在98歳のマカオの王は22歳の時に、輸出入企業を立ち上げ、第二次世界大戦の発生時にマカオに移りました。そして中国の国境を越えて高級品を密輸して財産を築いたのです。
マカオの賭博独占権を獲得したスタンレー・ホーは、1960年にカジノ業界に参入し,マカオだけではなく、アジアの不動産、銀行、観光業で膨大な財産を手に入れました。

カジノを数十ヶ所運営しながら、銀行業で数十億ドルを作り、プライベートでは4人の女性との間に17人の子供を儲けました。スタンレー・ホーは現在約48億ドルの純資産を持つ大金持ちの一人ですが、所有する資産の中には、世界で最も収益の高いカジノであるカジノ・リスボア、グレイハウンドレース、宝くじ、競馬などが含まれ、アジアの各地には多くの不動産を所有しています。

STEVE WYNN ( スティーブ・ウィン)

出典:https://www.politico.com/

スティーブ・ウィンがいなかったら、今のラスベガスは無かったと言っても過言ではないでしょう。現在のラスベガスのカジノリゾートにはいろいろなテーマがありますが、ラスベガスで最初のテーマカジノを作った人物が、ウィンリゾートの会長兼CEOのスティーブ・ウィン、この人なのです

1989年にミラージュが建設された当時、南国のパラダイスをテーマにしたカジノホテルを作り、暗いイメージだったカジノを、家族で楽しめるテーマパークのように変えたのを皮切りに、その後のラスベガスに建設ブームを起こしました。それ以降、スティーブ・ウィンはカジノ界のウォルト・ディズニーと呼ばれ、次々に世界でも有名なカジノリゾートを次々に建設しました。

約40億ドルの純資産を持つスティーブ・ウィンは、セザンヌ、ゴーギャン、ゴッホ、マネット、ピカソ、フェルメールなどの高価な絵画を数多く所有しています。

JAMES PACKE (ジェームズ・パッカー)

出典:https://www.theguardian.com/

メディア王として名を馳せたケリー・パッカーが2005年に亡くなり、後任として息子のジェームズ・パッカーが財産を相続し、引き続きギャンブル帝国をも継承しました。

父親のケリー・パッカーはカジノを所有する大富豪で、カジノのハイローラーとしても有名でしたので、オーストラリア最大のエンターテイメント&リゾートグループであるクラウン・リミテッドが所有しているカジノ施設はメルボルンとパースにあるクラウン・カジノ、スリランカのクラウン・カジノ、イギリスのアスピナルズ・カジノ、Betfairオンラインカジノ、ネバダ州とペンシルベニア州にあるカネリー・カジノ、などがある他、マカオを拠点とする企業の33.7%の株を保有しています。

息子のジェームズ・パッカーは、66億ドルの純資産を持ち、2014年にはオーストラリアで3番目にリッチな人物で、スーパーモデルであるミランダ・カーやマライア・キャリーとの交際が取り上げられたこともありました。

Johann Graf(ヨハン・グラーフ)

出典:https://www.manager-magazin.de/

ヨハン・グラーフは1946年生まれのオーストリア人です。実家の肉屋を継ぐ予定でいたにもかかわらず、アメリカのピンボールマシンを自国オーストリアに輸入したことがきっかけとなり、その後ギャンブル業界に足を踏み入れたのでした。

Mark Scheinberg(マークシャインバーグ)

出典:https://successstory.com/

1973年イスラエル生まれのカナダ人で、大学を1年で中退し、世界最大のオンラインポーカー会社PokerStarsの構築を手伝ったことで財産を築いた人物です。

ScheinbergはRational Groupの最大の株主であり、米国内でのポーカー人気の上昇で利益を得ました。オンラインポーカーの事業は2001年に設立され、当初はコスタリで運営していましたが、イギリス王室属領マン島に移されました。

Teddy Sagi(テディ・サギ)

出典:https://jewishbusinessnews.com/

1972年生まれのイスラエル出身のビジネスマンでしたが、ポーカーやオンラインカジノなどのギャンブルソフトウェアの開発を行う企業「Playtech」を創設。

Forbesの世界大富豪ランキングの中の「カジノギャンブル業界編」では8位に、同じくForbesの「最も豊かなイスラエル人」では6位にランキングされた経歴があります。

投資家でもあるテディ・サギは、ロンドンの代表的なマーケットである「Camden Market」を買い取ったり、ベンチャー会社を2社上場させ、その株の売却益でも財をなしたことで有名になった人物です。

日本のパチンコ業界の億万長者

次は、カジノオーナーではありませんが、パチンコ業界の有名な億万長者をご紹介します。

HIDEYUKI BUSUJIMA (毒島秀行)

出典:https://www.sankyo-fever.co.jp/

毒島秀行は1925年生まれの日本人でパチンコメーカー三共の創業者です。パチンコもカジノと言えるとしたら、日本全国のパチンコ店で目にする、日本最大級のパチンコ遊技機メーカー、サンキョーの創業者であり会長だったのが毒島邦雄です。

今までに5000億円以上(52億ドル)の財産を築き、日本の長者番付けには常にピックアップされていましたが、2016年に亡くなった後は、現在のCEOである息子の毒島秀行が後継者となっています。

渋谷区松濤にある毒島秀行の家は一目でわかる大豪邸で、420坪の敷地は4メートルの塀で囲まれていました。価格は土地だけで約42億円、建物が約8億円と推定されるのは有名な話です。

父子共に群馬県生まれで、慶應義塾大学を卒業後、1977年に父の会である、株式会社三共に入社。毒島秀行に関しては良い噂、悪い噂の両方があるようですが、本当の大物は亡くなった父親の毒島邦雄ですね。

韓昌裕(ハン・チャンウ)


出典:https://www.konest.com/

ハン・チャンウは1931年韓国で生まれの日本で、年間売上額が2兆1368億円に達する、日本のパチンコ最大手マルハン・グループの創業者であり代表取締役社長です。

1945年15歳の時、故郷の三千浦(サムチョンポ)から密航船に乗り込んで日本に入国し、その後法政大学経済学部に進学し、卒業後の1967年にボウリング事業に取り組みましたが失敗し、その後パチンコ事業で成功し巨万の富を得ました。東日本大震災の際には総額7億円の寄付をしています。

カジノオーナーになる方法

カジノ経営学を学ぶ

アメリカのネバダ州にあるネバダ大学ラスベガス校では、カジノ経営学など日本には存在しない学部があり、カジノ経営学の習得だけでなく、ホテル経営学も学べるシステムがあり、毎年、ビジネスパーソンを輩出している大学です。

巨額な資金

カジノオーナーになる第一条件はもちろん巨額な資金を持っていることですね。一例を紹介すると、カジノを運営する大手企業である米ラスベガス・サンズのCEO、シェルドン・アデルソンは、日本での統合型リゾート(IR)施設の建設場所として東京を最高の場所だと絶賛し、「日本に施設を建設できることになれば、最大100億ドルの投資を行う」とまで明言しました。

世界屈指の大富豪であるシェルドン・アデルソン氏だからできることです。日本政府は地方経済の活性化になるようカジノを売り込んでいますが、アデルソン氏はホテルやレトランおよび娯楽施設やナイトクラブなど、観光に伴うインフラをつくる必要性に注目し、巨大マーケットになる東京に興味を持っているようです。

有名なカジノホテルのカジノオーナー

ラスベガス・サンズ

ラスベガス・サンズは米ラスベガスに本社を構えるカジノリゾート運営会社です。会長兼最高責任者(CEO)は、シェルドン・アデルソン。

SJMホールディングス

SJMホールディングスは、スタンレー・ホー、(別名ホー・ハン・サン)が1962年から2002年までのマカオカジノ市場を独占していたカジノホテルの運営会社です。SJMホールディングスの代表的な施設は名前に「リスボア」とついているカジノホテルです。

MGMリゾーツ・インターナショナル

MGMリゾーツ・インターナショナルは、米ラスベガスに本社を置くカジノリゾート運営会社です。ベラージオ、MGMコタイ、マンダレイ・ベイなど、世界各地で27以上のカジノホテルを運営しています。

シーザーズ・エンターテインメント

老舗カジノホテルチェーンであるシーザーズ・エンターテイメントは、1937年に設立されてから、ラスベガスに9つの統合型リゾートを構え、他にも全米を中心に世界5ヶ国で53ものホテル、リゾート、カジノを運営しています。

さいごに

世界のIR(Investor Relations)企業を見てみると、カジノホテル運営に特化している企業やカジノ開発に注力している企業が多くあります。これらカジノ産業をけん引するIR企業の共通点としては、莫大な資金力、買収力、プロモーション力、コラボ力…といった能力の高さが必須条件です。

統合型リゾート(IR)整備推進法(カジノ法)が成立した、世界第3位の経済大国であり、現時点では国内にカジノがない日本は、各国のカジノ運営企業に大きなチャンスを与えることになります。今後、耳に入るであろうカジノ オーナーの名前や、その企業名をこの機会に覚えてみてはいかがでしょうか。

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