マーチンゲール法で本当に勝てるかシミュレーション!ワンセットで結果を確認 | WIKICASI

攻略情報
マーチンゲール法の使い方を理解しても、シミュレーションを見ないと実際のところ本当に勝てるのか?攻略法として成り立つのかはっきりとは分かりませんよね。理論上では絶対に負けないと言われている、マーチンゲール法が本当に負けないのかシミュレーションしてみました。今回は10ゲームを5回マーチンゲール法でシミュレーションしてみましたので、結果を踏まえて参考にしてみてください。

マーチンゲール法とは

マーチンゲール法は、カジノでは最も簡単で有名な攻略法として知られています。

配当が2倍(勝率50%)のゲームで使用し、理論上連敗を何度も何度も重ねても、1度勝てば利益を得ることができます。

やり方を説明すると、1$賭けてゲームをして、負けた場合は次のゲームで2$、また負けた場合は4$、さらに負けてしまった場合は8$を賭けるという風に、負けた場合に次のゲームでは賭け金を倍にしてゲームを進めます。

何度負けても、1度勝てばそれまでに負けてしまった分を取り返した上に、1回目に賭けた金額を獲得することができます。

マーチンゲール法の基本的なルール
・最初の賭け金(基本となる賭け金)を決める
・負けるごとに賭け金を2倍にする
・勝ったら最初の賭け金に戻る
・利益は最初に賭けた金額が利益になる
※最初に
賭けた金額が1$の場合、利益も1$になります。

マーチンゲール法が有効なカジノのゲーム

マーチンゲール法は、「配当が2倍・勝率50%」のゲームに効果があります。

  • ブラックジャック
  • バカラ
  • ルーレット(赤/黒、奇数/偶数/、ビッグ/スモール)

※ルーレットの中でも、「00」が含まれていないヨーロピアンやフレンチタイプの方が確率的におすすめです。

そこで、今回は実践でマーチンゲール法を使用した場合どのような結果が出るのか、統一ルールを設定してシミュレーションしてしました。

マーチンゲール法シミュレーションルール

マーチンゲール法をシミュレーションするためのルールは以下の通りです。

  1. ルーレットで赤/黒の黒に毎回賭ける。
  2. 軍資金は1000$
  3. 賭ける金額は1$
  4. 勝ったときに次のゲームは1$に戻る
  5. 0で止まった場合は負け
  6. 10回勝負で結果を比較する

シミュレーション結果:1回目6勝4敗 収支合計:+5$

ゲーム回数 ベット額 勝敗 配当 累積損益
1回目 1$ 勝ち +2$ +1$
2回目 1$ 負け -1$ 0
3回目 2$ 負け -3$ -3$
4回目 4$ 勝ち +8$ +1$
5回目 1$ 勝ち +2$ +2$
6回目 1$ 勝ち +2$ +3$
7回目 1$ 負け -1$ +2$
8回目 2$ 負け -2$ 0
9回目 4$ 勝ち +8$ +4$
10回目 1$ 勝ち +2$ +5$

大きな連敗が無く安定して収益を得ることが出来ている理想の形でプラスで終えることが出来ました。

シミュレーション結果:2回目4勝6敗 収支合計:-3$

ゲーム回数 ベット額 勝敗 配当 累積損益
1回目 1$ 負け 1$ -1$
2回目 2$ 負け -2$ -3$
3回目 4$ 負け -4$ -7$
4回目 8$ 勝ち +16$ +1$
5回目 1$ 勝ち +2$ +2$
6回目 1$ 勝ち +2$ +3$
7回目 1$ 勝ち +2$ +4$
8回目 1$ 負け -1$ +3$
9回目 2$ 負け 2$ +1$
10回目 4$ 負け -4$ -3$

4・5・6・7回目の勝利で収支はプラスになっていましたが、最後に3連敗して収支マイナスに転落してしまいました。

シミュレーション結果:3回目7勝3敗 収支合計:+7$

ゲーム回数 ベット額 勝敗 配当 累積損益
1回目 1$ 勝ち +2$ +1$
2回目 1$ 勝ち +2$ +2$
3回目 1$ 勝ち +2$ +3$
4回目 1$ 負け -1$ +2$
5回目 2$ 負け -2$ 0
6回目 4$ 勝ち -4$ +4$
7回目 1$ 勝ち +2$ +5$
8回目 1$ 勝ち +2$ +6$
9回目 1$ 負け +2$ +5$
10回目 2$ 勝ち +4$ +7$

大きく勝ち越せたので、累積損益で+7$という利益が出ました。

マーチンゲール法の特徴で、連敗が少ない場合1回のベット額の平均値が下がるので、このような場合は儲けが出やすくなっています。

シミュレーション結果:4回目:2勝8敗 収支合計:-1$

ゲーム回数 ベット額 勝敗 配当 累積損益
1回数 1$ 負け -1$ -1$
2回数 2$ 勝ち +4$ +1$
3回数 1$ 負け -1$ 0
4回数 2$ 負け -2$ -2$
5回数 4$ 負け -4$ -6$
6回数 8$ 負け -8$ -14$
7回数 16$ 負け -16$ -30$
8回数 32$ 勝ち +64$ +2$
9回数 1$ 負け -1$ +1$
10回数 2$ 負け -2$ -1$

大きく負け越していますが、最終的に-1$という結果で済んでいます。

マーチンゲール法は勝敗のバランスではなく、どこのタイミングでゲームを切り上げることができるかという見極めが重要です。

シミュレーション結果:5回目:6勝4敗 収支合計:+6$

ゲーム回数 ベット額 勝敗 配当 累積損益
1回目 1$ 勝ち +2$ +1$
2回目 1$ 勝ち +2$ +2$
3回目 1$ 負け -1$ +1$
4回目 2$ 負け -2$ -1$
5回目 4$ 勝ち +8$ +3$
6回目 1$ 負け -1$ +2$
7回目 2$ 勝ち +4$ +4$
8回目 1$ 負け -1$ +3$
9回目 2$ 勝ち +4$ +5$
10回目
1$ 勝ち +2$ +6$

連敗も無く、最後の9回目と10回目を勝てたことで利益が増えました。この回でも、勝敗のバランスよりも勝ち負けのタイミングが勝負の中でも結果に左右するということがわかります。

マーチンゲール法のシミュレーションの結果

勝ち負けのタイミングで結果が左右する

マーチンゲール法のシミュレーションをルーレットでおこなってみました。

5回の検証でプラス収支になっているので、マーチンゲール法はルーレットをするときの攻略法のひとつとして有効と言えるでしょう。

しかしながら、マーチンゲール法は自分自身の力ではどうにもならない勝ち負けのタイミングで結果が左右されてしまうことがあります。安定した勝利を求める場合にはマーチンゲール法が向いているとは言えません。

同じ6勝4敗で勝ち越せた結果でも、勝負の前半に6連勝した場合と勝負の最後に6連勝をした場合では利益に大きな差ができてしまいます。

マーチンゲール法の注意点

配当が2倍のゲームの累計損失率

ゲーム回数 ベット額 損失率
1回数 1$ 50%
2回数 2$ 25%
3回数 4$ 12.5%
4回数 8$ 6.25%
5回数 16$ 3.13%
6回数 32$ 1.56%
7回数 64$ 0.78%
8回数 128$ 0.39%
9回数 256$ 0.2%
10回数 512$ 0.1%

連敗が10回以上続く可能性がある

上記の一覧から、負ける確率でもある損失率でわかるように、5連敗しても3.13%の確率では6連敗しませんし、10連敗しても0.1%の確率で11連敗することはないので、まぁ勝てるだろうと考えられるのですが、現実のカジノでは、ルーレットの赤/黒は同じ色が10回以上続くことがよくあります。奇数/偶数/、ビッグ/スモールも同じです。

マーチンゲール法は賭け金の増え幅が大きい

マーチンゲール法は負けるごとに賭け金を2倍に増やさなければなりませんので、連敗が続けば続くほど、あっという間に賭け金は跳ね上がります。タイミングが悪いと資金が底をついて破産してしまう危険性があります。

割に合わない高額なベットになってしまいそうな場合は、損を覚悟で勝負は避けておきましょう。

また、資金が十分あったとしても、ゲームのマックスベットに達したらゲームを続けることはできません。負けている時にゲームのマックスベットになったら損失を取り戻すことなくゲームアウトになります。

ですのでゲームを始める前に、ミニマムベットとマックスベットを確認しましょう。

最後に

マーチンゲール法は利益をコツコツ得るのに向いていて、どんなに連敗が続いたとしても一度の勝ちで今までの累計損失を取り戻すことができます。

しかしながら、タイミング次第では連勝が続いたり、連敗が続いてしまったりするので、同じ勝率でも収支が大きく変化してしまうことを理解いただけましたか?

このような特徴があるので、マーチンゲール法は確実な攻略法に見えても、実は安定感があまりありません。

1$の利益でのシミュレーションでも、連敗してしまうとベット額は高額になってしまいます。破産してしまう危険性があることも必ず理解して、勝負所を間違えないようにしましょう。

理論上、負けないと言われるマーチンゲール法も「タイミング=運」が影響するということを忘れないでくださいね。

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