ブラックジャックの確率を知るのはとても重要なポイントです。ブラックジャックの確率で自分が次に引くカードが予測できれば、勝つ確率が上がります。この記事ではブラックジャックの確率をご説明して実際にどうしたらいいか、基本戦略をご紹介したいと思います。運まかせ、直感まかせの人はぜひ読んで参考にしてくださいね。
目次
ブラックジャックの確率は重要!
ブラックジャック(Black Jack)で勝つためには、配られるカードの確率を予測することが重要なポイントになります。
「次になんのカードを引くか?」
ブラックジャックの確率を基本に考えると、自分が引くカードが予想でき、それによって、どのタイミングで「ヒット(カードを追加)」するか、または「スタンド(追加しない)」するかの判断をすることができます。
たとえば、今の自分の合計値が「18」として、「3」を引けば勝ち、「4」以上ならバースト(負け)になる場合、「直感でいくと次は3以下だろう!」と自分の思い込みで決めては勝てません。
「3」を引く確率、または「4」を引く確率を知って、次の手を予測するという基本戦略が重要になります。
この記事では、ブラックジャックの確率で次の手を決める基本戦略をご紹介したいと思いますが、その前にブラックジャックの基本ルールを簡単にご説明します。
ブラックジャックのルールと確率
ゲームのルール
ブラックジャックはプレイヤー とディーラーの勝負です。
ルールはとても簡単、ディーラーとプレイヤーに2枚ずつカードが配られ、それぞれのカードの合計値が「21」になるか、または「21」に近い方が勝ちとなります。
プレイヤーはカードの合計値が「21」に近づけるよう、ヒット(カードを追加)したり、スタンド(追加しない)して勝負します。プレイヤーは合計値が「21」を超えない限り、何度でもヒット(カードを追加)することができます。
ディーラーは、ディーラーの合計値が16以下の場合、ヒット(カードを追加)し続けなければなりません。また、2枚の合計値が17以上の場合、必ずスタンド(カードを追加しない)しなければなりません。
勝敗のパターン
- プレイヤーに配られたカードの合計の数値が「21」になる
- プレイヤーに配られたカードの合計がディーラーよりも「21」に近い数値になる
プレイヤーに配られたカードの合計の数値が「21」を超えた場合は、無条件でバースト(負け)
カードの数え方
- 2~10は「数字の通り」
- J・Q・Kは「10」
- Aは「1」または「11」
ブラックジャックの確率の基礎
ブラックジャックで、自分に最初に配られる2枚のカードの合計値の確率が基礎となります。
ブラックジャックでは、最初に配られる自分の2枚のカードと、ディーラーのオープンカードを見て、残っているカード、つまり自分が次にどのカードを引くかの確率を予測する必要があります。
「そんなことが予測できるの?」と不思議に思う人もいるかと思いますが、ブラックジャックの確率は計算することができます。
ブラックジャックの確率【最初に配られる合計値の確率】
ブラックジャックで、自分に最初に配られる2枚のカードの合計がいくつになるか、合計値の確率を見てみましょう。
合計値 | 確率 |
21 | 4.73% |
20 | 10.65% |
19 | 5.33% |
18 | 6.50% |
17 | 7.10% |
16~12 | 49.12% |
10~2 | 16.57% |
この確率表でいくと、合計数が21になる確率は約4.73%。
合計値が21になる組み合わせ/全ての合計値のカードの組み合わせ=8/169≒4.73%
ブラックジャックの確率【次に引くカードの確率】
ブラックジャックでは、自分に最初に配られる2枚のカードと、ディーラーのオープンカードを見て、次に引くカードの確率を予想し、「スタンド」するか「ヒット」するかを決めます。
次に自分が引くカードの確率・ディーラーが伏せているカードの確率を見てみましょう。
次に引くカード | 確率 |
10 | 30.70% |
9 | 7.70% |
8 | 7.70% |
7 | 7.70% |
6 | 7.70% |
5 | 7.70% |
4 | 7.70% |
3 | 7.70% |
2 | 7.70% |
A | 7.70% |
この確率表からわかることは自分が「10」を引く確率、またはディーラーが伏せているカードが「10」の確率が高いです。
なぜ高いのか?それはJ・Q・Kの絵札も「10」と数えるからです。
ということは、自分が次に引くカードとディーラーが伏せてあるカードのいずれかは「10」だと考えてもいいでしょう。
ブラックジャックの確率で考える戦略
ブラックジャックでプレイヤーがバーストする確率と戦略
ブラックジャックの確率の基礎をご紹介いたしましたが、このブロックでは確率から考える基本戦略をご紹介いたします。
この基本戦略では、「次のカードを引いてバーストする確率」つまり「スタンドした方が良い確率」がわかります。
自分のカードの合計値をみて、「スタンド」するか「ヒット」するか「ダブルダウン」するか、次のカードを1枚引いてバーストする合計値の確率と、いくつのカードを引くとバーストするかの具体的な数値を見てみましょう。
合計値 | バーストする確率 | 補足 |
11以下 | 0% | どのカードを引いても21以下になる |
12 | 30.76% | 10(J,Q,K含む)のカードを引くとバースト |
13 | 38.46% | 9以上のカードを引くとバースト |
14 | 46.15% | 8以上のカードを引くとバースト |
15 | 53.84% | 7以上のカードを引くとバースト |
16 | 61.53% | 6以上のカードを引くとバースト |
17 | 69.23% | 5以上のカードを引くとバースト |
18 | 76.92% | 4以上のカードを引くとバースト |
19 | 84.61% | 3以上のカードを引くとバースト |
20 | 92.30% | 2以上のカードを引くとバースト |
「11」から「20」までは、合計値が1大きくなると約7.69%(1/13)ずつバーストする確率が増えている。
「A」の値を1とした場合の戦略
「A」「1」「2」「3」「4」「5」「6」「7」「8」「9」「10」の合計値でバーストする確率は0%。どのカードを引いても21以下になるからです。
最初のカードが2枚とも「A」だった場合の戦略
最初の2枚のカードが、2枚とも「A」だった場合は、必ずスプリットしましょう。次に引くカードが「10」になる確率が高いからです。
スプリットとは最初に配られた2枚のカードの数字が同じだった場合、賭ける手を2つに分けることができます。
- 自分の現在の合計値が21~17の場合はスタンドする
- 自分の現在の合計値が16~12の場合はディーラーのオープンカードを見て、以下の確率を参考にして判断する
最初の2枚の合計値 | バーストする確率 |
16 | 61.53% |
15 | 53.84% |
14 | 53.84% |
13 | 38.46% |
12 | 30.76% |
- ディーラーのオープンカードが10~7の場合はヒットする
- ディーラーのオープンカードが6~2の場合はスタンドする
- 自分の現在の合計値が11の場合はヒットする
- 自分の現在のカードがAが2枚の場合はスプリットする
ブラックジャックのベーシックストラテジーチャート(基本戦略表)
ブラックジャックでは「ベーシックストラテジーチャート」呼ばれるものがあります。これは、今までご説明したブラックジャックの確率が一目でわかる表のことです。
最初に配られた2枚のカードがハードハンドだった場合
最初に配られた2枚のカードが「A」が無い、または「A」を1と数えた場合のベーシックストラテジーです。(これをハードハンドといいます)
最初に配られた2枚のカードがソフトハンドだった場合
最初に配られた2枚のカードの「A」を11と数えた場合のベーシックストラテジーです。(これをソフトハンドといいます)
ブラックジャックのベーシックストラテジーはオンラインカジノで役立つ!
ブラックジャックの確率を元にした戦略は理解できましたでしょうか?
実は、ベーシックストラテジーチャートは本場のカジノでは禁止されていますので使用できません。でもオンラインカジノならベーシックストラテジーチャートを確認しながらブラックジャックをすることができます。
オンラインカジノは海外にありますので、実際にお金を賭けて遊ぶことができますが、オンラインカジノの中には無料で遊べるブラックジャックもありますので、ベーシックストラテジーチャートを見ながらじっくりブラックジャックをしてみるのも勉強になるかもしれませんね。