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イギリスカジノの特徴
イギリスは昔から階級文化があるせいなのか、社会のいたるところで「身分」を意識するほど厳格な国です。それゆえ、カジノを遊ぶ場合にも、事前にメンバー登録しなければなりません。
会員になるには、申請してから24時間経たなければ承認されないのでご注意ください。会員として認められるまではカジノに入店できませんので、入国前に日本で申請しておくのも一つの手ですね。
そもそも、以前までは観光客に対して排他的な側面もあり、イギリス人でなければカジノ自体を楽しむことができませんでした。しかし近年、観光客に対してオープンな姿勢を見せ始め、観光客でもプレイできるカジノ店が徐々に増えていっています。
イギリスのカジノの特徴は、ゲーム数が多いことと、意外にもミニマムベットが低めに設定されているので、気軽に遊べるということが挙げられます。もともとイギリスのカジノは、庶民派を意識してつくられているので、遊びやすくなっていると言えるでしょう。
イギリスのおすすめカジノホテル
Aspers Westfield Stratford City(アスパーズ・ウェストフィールド・ストラットフォードシティ)
住所 | Westfield Stratford City, 312 Montfichet Rd, London E20 1ET イギリス |
営業時間 | 年中無休・24時間営業 |
電話番号 | 44 20 8536 5630 |
アスパーズ・ウェストフィールド・ストラットフォードシティは、ポール・マッカートニーが開会式で歌ったあの2012年のロンドンオリンピックのときにできたばかりの新しい店です。観光客にかなり人気で、年々来場者が増えていると言われています。今最もホットなカジノスポットです。
ちなみに、ホテルにあるのではなく、「ウェストフィールド・ストラトフォード・シティ」と呼ばれるショッピングセンターの中にあります。滞在の際には、別にホテルを用意しておきましょう。カジノへの入場は18歳~21歳の方は必ずゲートで身分証明(ID証明)が必要です。
THE HIPPODROME CASINO(ヒッポドローム・カジノ)
住所 | Hippodrome Casino Cranbourn Street Leicester Square, London WC2H 7JH イギリス |
営業時間 | 24時間営業 |
電話番号 | 44 20 7769 8888 |
イギリス国内でも指折りの知名度を誇るのは「ヒッポドローム・カジノ」。
ここは、かの偉大な喜劇王チャップリンが実際に演じた舞台を改装して造られたカジノです。歴史情緒ある内装は、イギリスの歴史を感じることができます。19世紀末~20世紀のイギリスが大好きな方は、満足すること間違いなしです。
ここもまた、ホテルが併設されているカジノではないのでご注意ください。周辺に有名なホテルがいくつもありますので、あらかじめ宿泊先を抑えておきましょう。
Empire Casino(カジノ・エンパイア)
住所 | 5-6 Leicester Square, London WC2H 7NA イギリス |
営業時間 | 24時間営業 |
電話番号 | 44 20 3642 8597 |
「カジノ・エンパイア」は、なんとめずらしく会員制ではなく一般に開放しているカジノとして知られています。ここもまたホテルが併設されている「統合型リゾート」ではありませんが、館内にはシアターレストランなどがありますので、純粋に遊びを満喫できるかと思われます。
初心者向けのカジノゲームも取り揃えてありますので、カップルでカジノを初体験してみるのもいいですね。きっと素敵な思い出になることでしょう。
Horizons Casino(ホライゾンズ・カジノ)
住所 | Queens House, 1 Leicester Square, London WC2H 7RN イギリス |
営業時間 | 24時間営業 |
電話番号 | 44 20 7494 3126 |
さきほど紹介した「カジノ・エンパイア」のすぐ近くにある「ホライゾンズ・カジノ」。会員登録の手続きもすぐその場でできますので、気軽に立ち寄ってゲームを楽しむことができます。
ただし、規模でいうとそこまで大きくはありません。ほんの少しかじる程度楽しむような場所です。
The Palm Beach Casino(パームビーチカジノ)
住所 | 30 Berkeley St, Mayfair, London W1J 8EH イギリス |
営業時間 | 年中無休・24時間営業 |
電話番号 | 44 20 7493 6585 |
イギリスの有名観光地「バッキンガム宮殿」と「ピカデリーサービス」の近くにあるカジノは「パームビーチカジノ」。「メイフェアーホテル」とよばれるホテルに併設されているので、宿泊を兼ねてカジノを楽しむことができます。
ここもまた、近年増えてきている「非会員制」のカジノクラブなので、気軽に足を運んでゲームに興じることが可能です。館内にはレストランやバーもありますので、一晩中楽しめるでしょう。
Playboy Club London(プレイボーイクラブ・ロンドン)
住所 | 14 Old Park Ln, Mayfair, London W1K 1ND イギリス |
営業時間 | 24時間営業 |
電話番号 | 44 20 3504 7972 |
「プレイボーイ」と聞いてハッと思い当たる方もきっといることでしょう。イギリスで昔からよく知られているカジノ「プレイボーイクラブ・ロンドン」は、あのアメリカの男性向け雑誌『プレイボーイ』にあやかっているとかいないとか。公式サイトには、バニーガールの女性がトップを飾っていますが、やはりオマージュをしているようにも思えます。
イギリス国内で有名なカジノクラブなだけあって、バー、レストラン、ナイトクラブなどの場所もしっかりと用意されており、来場者を飽きさせません。この「プレイボーイクラブ・ロンドン」は由緒正しき「完全会員制」なので、事前のメンバー登録を済ませておくようにしてください。
Crockfords Casino Club(クロックフォード・カジノクラブ)
住所 | 30 Curzon St, Mayfair, London W1J 7TN イギリス |
営業時間 | 24時間営業 |
電話番号 | 44 20 7493 7771 |
19世紀の時代からすでに存在しており、イギリスの伝統を現代にも受け継ぐ「クロックフォード・カジノクラブ」は、非常に格式が高く、一般の旅行客ではまず入場できないと言われています。
イギリスでいうところの「上流階層」の人々や、世界を股にかける有名企業の社長などが御用達の高級カジノクラブなので、一般人がここに立ち寄る機会はまずないでしょう。会員になることすら難しいですからね。
ですが、観光目的で「クロックフォード・カジノクラブ」を訪れてみるのも一興かと思います。とくに、世界各国のカジノクラブが大好きなら、一度はお目にかかりたい建物です。
入場しなければなにも問題ないので、時間に余裕があれば、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
THE Sportsman Casino BAR(スポーツマンカジノバー)
住所 | 16 Old Quebec St, Marylebone, London W1H 7AF イギリス |
営業時間 | 12時〜翌6時 |
電話番号 | 44 20 7414 0061 |
日本人観光客にオススメしたいのはこの「スポーツマンカジノバー」です。なぜかというと、このカジノは積極的に海外観光客の需要を呼び込むために、英語圏以外の言語に対応したスタッフを用意しているからです。アジア圏では日本語と中国語に対応しています。これでカジノも安心して楽しめますよね。
イギリスカジノで注意すること
年齢制限
年齢制限については、各カジノクラブによって若干異なりますが、全体的にみると18歳以上から入場が可能となっています。ただし、18歳~21歳は身分証明(ID証明)が必須ですのでご注意ください。入場ゲートにいるセキュリティガードの人の指示に従って自分のパスポートを提示しましょう。よほどのことがない限り、入場できます。
大きなカバンは持ち歩かない
これは世界各国のカジノ店でも共通する常識ですが、カジノに入店する際には、大きなカバンを持ち歩かないようにしましょう。男性ならせいぜいハンドバッグ、女性ならポーチやポシェットなどを用意しておくことをオススメします。
端的にいって、「大きなカバン」は現地の人々にとって警戒の対象になってしまうのです。そのカバンの中に武器が入っているかもしれないし、強盗に使うつもりなのかもしれない。そうした警戒をさせてしまうのです。
それに、ヨーロッパ地方は、テロ事件などが年々増えています。セキュリティガードの人たちは、その大きなカバンに「爆弾」が入っているかもしれないと考えてしまうのです。なので、極力荷物は抑えてカジノに行くようにしてください。まずは宿泊先に行き、荷物を整理したのちにカジノへ向かいましょう。
会員登録
繰り返し言いますが、イギリスのカジノは「会員制」を採用しているところが依然として多いので、自分がこれから遊びに行くカジノがそのシステムにのっとっているかどうかを事前に確認しておく必要があります。
会員登録が必要なら、だいたいの場合、申請から24時間経たないと入会が認められないので注意が必要です。もちろん、近年では海外観光客のカジノ需要を積極的に呼び込んでいる「非会員制」カジノ店も増えているため、その限りではないですが。
ドレスコード
イギリスといえば紳士の国。紳士といえばスーツです。この国のカジノは、他国とくらべてドレスコードに厳しいので、くれぐれもラフな格好はしないようにしましょう。
また、スマートカジュアルな恰好ですらお断りされてしまいかねないので、そのへんもお店の“ルール”を事前に把握しておく必要があります。
両替レート
両替方法 | タイプ | 受取方法 | イギリスポンドへの両替レート |
三菱UFJ銀行 | 銀行 | 窓口 | 156.47 |
ワールドカレンシーショップ | 両替ショップ(MUFG系) | 店頭 | 156.47 |
みずほ銀行 | 銀行 | 窓口 | 155.46 |
みずほ外貨両替ショップ *2 | 両替ショップ(みずほ系) | 店頭・空港窓口 | 155.46 |
ゆうちょの外貨宅配 | 銀行 | 宅配 | 155.95 |
JTBの外貨両替 | 旅行会社 | 宅配・店頭 | 156.41 |
GPA *2 | 両替専門店 | 空港窓口 | 155.45 (店頭で最安) |
GPA | 両替専門店 | 宅配 | 154.95 |
トラベレックス | 両替専門店 | 宅配 *3 | 156.0484 |
マナー
チップは用意して
良いサービスにはかならずチップをあげるようにしましょう。チップ禁止のカジノも増えていますが、いつでもチップを払えるようにしておいたほうがいいと思います。
酔っ払いになってはいけない!
また、イギリスは酔っ払いに非常に厳しい態度をとる国です。もしもカジノで酔っぱらっているところを見られると、下手すれば強制的に店から追い出されてしまうこともあります。気をつけてくださいね。
まとめ:他国と比べてマナーが厳しい!十分に注意して
さて、みなさんいかがでしょうか。歴史と伝統のあるイギリスにも、実はたくさんカジノがあることをお分かりいただけたかと思います。イギリスの知的で洗練されたカジノゲームは、他とは違う楽しみがあると言えます。
とはいえ、アジアのカジノやアメリカのラスベガスと比べて、イギリスはいくらか「マナー」や「身分」に厳しいルールがあるので、その点にはくれぐれも気を遣うようにしたほうがいいでしょう。