数あるカジノゲーム用語の中で、インディケード・カード(Indicade Card)と言われているカードがありますが、これはカジノゲームの中で、ディーラーが手にしたカードのフェイス面を見えないようにする為のカードのことです。昨今では「カットカード」と呼ばれることがほとんどです。カジノ解禁に先立ってカジノ用語をマスターしていきましょう。
インディケードカードとは?
インディケードカード(Indicade Card)とはシャッフルの終わったカードの束の底に敷くカードのことで、一番下にあるカードが見られないようにするために使われます。
ブラックジャック、バカラ、ポーカーなどのテーブルゲームに使われており、シャッフルしたカードの仕切りや、ディーラーが手にしたカードや、カードをシュー(※1)に投入するとき、底のカード隠すのが目的です。
また、ブラックジャックやバカラやポーカーなどで新しいゲームが始まる前に、プレイヤーがインディケードカードをカードの束の中に入れてカットすることができます。
基本的にカードを最後の底のカードまで使い切ることはありませんが、少しでもプレイヤーへの公開情報を削減する目的がカジノ側にはあるようです。ただし、運営するカジノの方針によっては、このインディケードカードを使わない地域も存在します。
また、現在ではインディケードカードという言葉はあまり使われることがなく、束を仕切るカードの総称である「カットカード」という名前を使用することがほとんどのようです。
(※1) シュー(Shoe)とは、カジノゲームを行う際、まとまった複数組のカードを納めて保管しておく箱型の道具のことです。 通常はカジノゲームの際に、手で持ち切れない4組以上のカードを使用する場合に使います。 なぜ「シュー」と呼ばれるようになったかというと、靴の形に似ているからという理由からです。本来の箱型に限らず、シャッフルする機械と一体になったスタイルのものを用いる場合もあるようです。