トランプにはなぜジョーカーが入っているの?意味や怖い理由もチェックしよう

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トランプには、2枚のジョーカーが入っているのが当たり前になっています。ババ抜きや七並べなどでもジョーカーを使用するため、重要な役割があるのは間違いありません。しかし、どうしてトランプにジョーカーが含まれているのか知らない方もいるでしょう。ここでは、ジョーカーの意味や名前の由来、絵柄が怖い理由について解説していきます。

そもそもジョーカーとは?

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トランプに含まれているカードには、スペードやハート、クラブ、ダイヤ、そしてジョーカーがあります。

基本的にジョーカー以外のカードで遊べるのですが、ゲームによってはジョーカーが切り札となることも少なくありません。

そもそも、トランプとは英語で「切り札」という意味を持つのをご存じでしょうか?

昔、外国人がカードで遊んでいた時に、「トランプ!」と言っていたのを耳にした日本人が、このカードをトランプと呼び始めたといわれています。

本来の言葉の意味としては、以下のようなものだったという説があります。

現在の呼ばれ方 本当の呼び名
トランプ カード
ジョーカー トランプ

他にも、ジョーカーはアメリカで流行した「ユーカー」というゲームの切り札だったため、ユーカーがジョーカーに変化したという説もあるようです。

実際、どのようなきっかけでジョーカーが誕生したかは分かりませんが、どちらにせよ切り札として存在していることは間違いないでしょう。

 

トランプにジョーカーが入っている理由

トランプが誕生した頃、ジョーカーというカードは存在しませんでした。

それが、今ではジョーカーが入っているのが当たり前になっています。どういった経緯でトランプの仲間入りをしたのでしょうか?

結論から言うと、ジョーカーが登場した歴史について詳しくは分かっていません。しかし、ユーカーというゲームをするために、切り札を作る必要があったのではないかという説が有力です。

また、当初はジョーカーではなく、「bower」「Highest Trump Card」などと呼ばれており、絵柄もまったく違っていました。

その他の説では、トランプを占いに使うためにはカードが足りず、プラスαのカードが必要だったのでは?という説もあります。

 

ジョーカーが2枚あるのはどうして?

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トランプに含まれているジョーカーは2枚ですよね。ジョーカーは1枚しか使わないということも多く、「破損や紛失した時の予備かな?」と推測している方も少なくありません。

実際、ほとんどのゲームでは1枚あれば十分なので、その認識でも問題ないでしょう。

ただ、これからご紹介する説はそんな固定概念を覆してしまいます。ちょっとゾクッとする裏話もあるので、ぜひ読んでみてください。

 

トランプ占いが関係している

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先ほども少し触れましたが、「トランプで占いをするためには、カードが足りなかった」という説があります。

トランプを構成するのは、スペードやハート、クラブ、ダイヤという4つのマークのカードで、それぞれ13枚ずつ存在しますよね。

A~Kまでの数を足すと91になります。これが4種類あるので、91×4=364という数字になります。これは何かの数字にとても近いとピンときた方も多いでしょう。そうです、世界中で使われているグレゴリオ歴の1年間の日数ですね。

365日が基本で、うるう年では366日という計算になっています。どんな占いかは定かではありませんが、トランプで1年を表すには1~2枚のカードが足りず、追加でジョーカーを2枚入れたというわけです。

この説を知った人たちからは、「もともとはゲームのために作られたはずなのに、まるで計算されて作られたかのようで怖い!」という声が上がっています。

とはいえ、ジョーカーが入った理由は諸説ありますので、話のネタ程度に捉えてみてはいかがでしょうか?

 

ジョーカーのランク付けをするため

多くのトランプでは、2枚のジョーカーが2つのカラーに分かれています。カラフルなものと、モノクロのものがあり、どうして違うカラーなのか気になった方もいるのではないでしょうか?

実は、ジョーカーにもランクが付けられており、カラフルな方が強いとされています。

2枚のジョーカーを使用してプレイするゲームでは、このランクを適用させるのです。1枚のジョーカーしか使わないババ抜きのようなゲームでは、どちらのカードを使用しても問題ありません。

 

ジョーカーに描かれている道化師の秘密とは

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子どもの頃、ジョーカーの絵柄を不気味に感じた記憶はありませんか?

現在はさまざまなトランプが販売されており、デザインがキャラクターなどに変更されていることもありますが、昔ながらのトランプの多くは道化師のイラストになっています。

道化師ではなく、何らかのマークでもゲームに支障はないはずなのに、どうしてそのようなデザインになったのでしょうか。

トランプに描かれている道化師は、貴族や王様に仕えていた宮廷道化師とされています。この宮廷道化師は、言葉巧みに面白おかしく話を聞かせたり、芸をしたりする存在で、人々を笑わせる役職でした。

貴族や王様にはまるでペットのような扱いをされていましたが、王様にもネタの一部として意見することができたようです。あくまでもネタなので、王様がそれに怒れば器が小さいと思われるため怒れません。

それを見た人々から、「道化師は怖い」と考えられたのです。

ジョーカーはトランプゲームの中で切り札や厄介者として使われています。道化師もそのような存在だったことから、ジョーカーの絵柄に使われたのではないでしょうか。

 

ジョーカーは切り札!上手に活用してゲームに勝利しよう

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登場した理由や絵柄の意味からジョーカーがどんな存在なのかお伝えしました。

ゲーム内ではジョーカーを切り札とすることが多いので、ジョーカーが手札に来た時、どのように使うかで勝敗が決まってしまいます。もちろん、手札にならなければどうしようもありませんが、ゲームごとのジョーカーの役割を理解しておくことは重要です。

「道化師は怖い存在、でも仲間にしてしまえば怖くない」と考えて、上手に活用していきましょう。