ルーレットのハウスエッジ計算方法は?確率から考えるカジノの攻略法

60611240 攻略情報
カジノで遊ぶときは「ハウスエッジ」について理解しておくことが重要です。ギャンブルは運営元に有利な条件になっているため、闇雲にゲームしても損失が増えていきます。ハウスエッジを超え、勝率を上げる攻略法はないのでしょうか?今回は、ルーレットのハウスエッジ計算方法と、確率を超えるための基本戦略をお伝えします。

そもそもハウスエッジとは?

333794016

ハウスエッジとは「控除率」という意味です。運営元が利益を回収するために、すべてのギャンブルにはハウスエッジが設定されています。

勝ったゲームでもいくらかのチップ(賭け金)は運営元に回収されてしまうため、ゲームを続けるほど損失額が増えていくのがギャンブルの常識です。つまり、ハウスエッジをできるだけ抑えながらプレイすることが、手持ち資金を減らさない重要なポイントとなります。

ちなみに、宝くじのハウスエッジは40~50%、競馬や競艇は約25%です。では、カジノのハウスエッジはどれくらいかご存知でしょうか?

次の項目では、カジノの女王と呼ばれる「ルーレット」を例に挙げて、実際にハウスエッジを計算してみましょう。

ルーレットのハウスエッジを計算してみよう

60611438

ルーレットには2種類ありますが、今回は「0」「00」の数字がある「アメリカンルーレット(ダブルゼロ)」を例にして、計算してみました。

配当が35倍、1つの数字を選んで賭ける「ストレートアップベット」で確率を見てみましょう。

ハウスエッジは「勝つ確率×利益」+「負ける確率×損失」で算出できます。

アメリカンルーレットの盤面には、1~36番までの数字と「0」「00」を合わせ、全部で38個の数字が書かれています。

38個の数字の中のどれか1つに賭ける場合、狙った数字が出る確率は、38分の1です。1ドルを賭けて当たったら、配当(利益)は35ドルとなります。

反対に、賭けた数字以外が出る確率は、38分の37です。外れた場合は、1ドルの損失が発生します。

これらを計算式に当てはめると、ストレートアップのハウスエッジは

「1/38×35+37/38×(-1)=-0.05263」

です。

つまり、38個の数字のうちの1つに賭けた場合、勝率は「-約5.26%」となります。

 

ハウスエッジを無くすことはできる?

ハウスエッジが設定されていることで運営側が有利になり、ゲームを続けるほどプレイヤーの損失額が増える仕組みになっています。

言い換えると、ハウスエッジが0%なら条件がイーブンとなり、勝ちのチャンスを増やせるということです。

しかし、ハウスエッジを0%にすることは本当に可能なのでしょうか?実際に計算して考えてみましょう。

配当の倍率が変わらないと無理

ルーレットは、賭け方ごとに配当の倍率が決まっています。ストレートアップの場合、倍率が35倍ではなく37倍になればハウスエッジは0%です。

倍率が35倍から37倍になったときの計算式
1/38×37+37/38×(-1)=0

盤面の数字を減らさないと無理

2つ目は、盤面の数字を減らす方法です。配当の倍率は変えず、ルーレットの盤面の数字を2つ減らせば、ハウスエッジは0%となります。

数字を2つ減らしたときの計算式
1/36×35+35/36(-1)=0

ハウスエッジを無くすことはできない

計算式上ではハウスエッジを0%にできましたが、実際のゲームでは配当の倍率を大幅に変えたり、盤面の数字を減らしたりすることはできません。結論として、ハウスエッジを無くすことは不可能です。

ギャンブルをするなら、ハウスエッジが確実につきまといます。絶対的にプレイヤーが不利な条件が設定されているため、ゲーム数が増えるほど、資金は着実に減っていくのです。

しかし、ギャンブラーなら誰しも「100%に近い確率で勝ちたい」と考えています。現実的にハウスエッジを無くすことはできませんが、賭け方を工夫すれば、勝ちのチャンスを増やすことは可能です。

次の項目では、ハウスエッジを超えるための戦略について詳しくご紹介します。

ハウスエッジを超えるための基本戦略

295658405

ハウスエッジを超えて勝率を上げるためには、ゲームの流れを読み、最適な賭け方をすることが大切です。

これからご紹介する方法は、ひとつひとつを独立して試すのではなく、すべてを組み合わせて実践することで効果を発揮します。

ルーレット初心者の方も実践できる簡単な方法ばかりですので、ぜひ最後まで目を通してみてください。

ゲーム数を絞る

ギャンブルには波があるため、運良く勝ちが続き、ハウスエッジを大幅に超えることもあります。しかし、ゲーム数を重ねるうちに平均値に近づき、最終的には運営側が設定したハウスエッジに収束していくのです。

つまり、ハウスエッジが平均値を上回っているうちにゲームを止めれば、勝ちのまま終わることができます。コツは、単純にゲーム数を減らすのではなく、流れを掴んでゲーム数を絞ることです。

勝っているからといってダラダラとゲーム数を増やすと、ツキが終わって負け始めるかもしれません。あらかじめ「勝ちの目標額」を決めておき、その金額に達した時点で潔くゲームを切り上げましょう。

 

ゲーム毎に賭け額を変える

ルーレットには「フラットベット」という賭け方があります。フラットベットとは、毎ゲーム同じ金額を賭け続けることです。賭け額を変えなければ大きく負ける確率は低いですが、その分資金が増えるスピードも遅くなります。

そこでおすすめなのが、賭け額を一定のルールに則って上下させる「システムベット」という方法です。システムベットは、前回のゲーム結果によって次のゲームで賭ける額を上げるか、下げるかを決めます。

多くのシステムベットは「負けても〇ドル」といった風に損失額を計算しながらプレイできるので、予想以上に負け込まないというのがメリットです。うまく波を掴めれば、少ないゲーム数で資金を大きく増やすことができます。

 

ハウスエッジの低いハウスを選ぶ

ルーレットは、たとえ同じゲームでも、カジノハウスによって配当の倍率やルールが違うことがあります。勝率を上げたいなら、できるだけ「ハウスエッジの低い=還元率の高いハウス」を選ぶことが重要です。

配当やルールの違いがハウスエッジにどう変化するか見極め、プレイヤーにとって不利なハウスは選ばないようにしましょう。

当サイトでは、還元率が高いカジノハウスを厳選してご紹介しています。少しでも勝率を上げたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

最適な資金を準備する

351629179

ギャンブルで勝負しているときのプレイスタイルは、余剰資金の大小が大きく影響します。気持ちに余裕を持ってゲームに臨むために、平均賭け額の40倍以上の資金を準備しておきましょう。

カジノの「バカラ」というゲームをご存知でしょうか?バカラは、2分の1の確率で勝敗が決するため、プレイヤーが勝ちやすいゲームとして知られています。勝率が2分の1ということは、10連続で負ける確率は1024分の1(約0.0009%)です。

ただし、ギャンブルはセオリー通りにはいきません。「そんな低い確率を引くわけがないだろう」と思っていても、現実では連敗が続くことも有り得るのです。負けが続くと資金が減り、冷静さを失ってプレイスタイルが乱れていきます。

無茶な賭け方をして損失額を増やしてしまわないよう、資金は多めに用意しておきましょう。

資金の振れ幅を知る

カジノで遊ぶときは、自分自身の資金の振れ幅について知っておくことも大切です。

例えば、賭け額30ドルを1単位として、ゲームが終わった後に資金がどれくらい増減したかを調べてみましょう。増減額の最大値が20単位なら賭け額の20倍、30単位なら賭け額の30倍を用意しておくのがおすすめです。

ゲーム数をこなすと、自然と自分の振れ幅の最大値、最小値がわかってきます。資金管理も上達していくため、自分のプレイスタイルで落ち着いて勝負に挑めるようになるでしょう。