「パーレー法」というシステムベットは、少ない元手を短期間で大きく増やすことができる戦略です。ここでは、パーレー法のやり方をはじめ、メリットとデメリットや実践するうえでの注意事項などを詳しくまとめています。カジノで大きく勝ちたいという方は、パーレー法をマスターしましょう。
目次
パーレー法とは
短期間での大きな勝利を目指す「パーレー法」は、連勝しているときにより大きな利益を獲得できるというタイプのシステムベットです。
パーレー法のルールはとても単純で、ゲームに勝った場合どんどん賭け金を2倍にしていくというものです。
最初は1ドルでも勝ちが続いている間は、2ドル、4ドル、8ドル、16ドルと倍々で増えていくので連勝が続くと利益は莫大なものになります。
パーレー法が有効なのは、
- 勝率が50%
- 配当が賭け金
の2倍のゲームです。
具体的には、バカラやブラックジャック、シックボー、ルーレットの赤・黒賭けなどがあります。
反対に、勝率が50%でなかったり、配当金額が変動したりするタイプのゲームでは上手く機能しません。ビデオスロットやポーカーでは、パーレー法を使わないようにしましょう。
また、パーレー法と同様に賭け金を2倍にしていくという手法をとるシステムベットに、「マーチンゲール法」というものがあります。
マーチンゲール法では、負けた場合に賭け金を2倍にするので、パーレー法はマーチンゲール法と反対のことをすることになります。そのため、パーレー法は「逆マーチンゲール法」と呼ばれることもあります。
パーレー法のやり方
では、「パーレー法」の実践方法を説明していきます。
ゲーム選択
まずは、パーレー法を活用してプレイするゲームを選びましょう。
先ほども説明したように、パーレー法が有効なのは、勝率が50%で配当金額が賭け金の2倍になるゲームです。
特にオススメなのが、
- ルーレットの赤・黒賭け
- バカラ
- ブラックジャック
などになります。
ここからは、具体的なゲームの進め方を説明していきます。
最初のベット
ベースとなる賭け金を決めて、最初のベットを行いましょう。
賭け金を1ドルに設定した場合、最初はその1ドルを賭けます。勝てば2ドルを獲得し、負ければ1ドルを失います。
ゲームを進める
2回目、3回目とゲームを進めます。
パーレー法では、ゲームに勝てば賭け金を2倍にして、負ければ最初の賭け金に戻します。
最初の賭け金を1ドルにしていた場合、1ゲーム目に勝てば次は2ドルを賭けます。2ドルを賭けた2回目のゲームでも勝てば、次のゲームでは賭け金を4ドルに増やします。そして、3回目のゲームでは4ドルを賭けているので勝てば8ドル獲得することができます。
勝ちが続く間は、このように賭け金をどんどん倍にして利益を大きくしていきましょう。
反対に、負けてしまった場合は、最初の賭け金に戻して再スタートになります。
パーレー法における利益と損益計算
パーレー法では、勝った場合のみ賭け金を増やしていくので、最初の1回にさえ勝てれば、その後はどこで負けても最初の賭け金しか失いません。
極端な例を出すと、1ドルから始めて100連勝し、賭け金が莫大な金額になった101回目のゲームで負けても、失うのは1ドルだけなのです。
連勝中に負けてしまっても損失が限定されるのは、パーレー法の最大の特徴といえます。
また、パーレー法は勝っている間は、どんどん賭け金を倍にして大きな勝利を目指す手法ですが、永遠に勝ち続けることは不可能です。そのため、どこで利益を確定させるかが非常に大切になります。
大型連勝していても最後の1回で負けてしまえば、それまでの勝ち分は消えてしまいます。
低リスクで大きなリターンを狙えるパーレー法では、「どこで利益を確定して止めるか」という判断がポイントなのです。
パーレー法の特徴と注意点
さて、パーレー法のやり方はマスターできましたか?
ここからは、パーレー法を実践するうえで知っておくべき、特徴や注意点について解説していきます。
止めるタイミングが重要
まず、何連勝でパーレー法を終了するか決めておくことが大切です。
勝利が継続すればするほど利益が膨らんでいく一方で、1回の負けで積み上げた利益が失われるので、ストップするタイミングを決めておくことをオススメします。
下記に、統計上「〇〇連勝」がどれくらいの可能性で出るのか表にまとめてみたので、参考にしてみてくださいね。
連勝数(回) | 出現確率(%) |
1 | 50 |
2 | 25 |
3 | 12.5 |
4 | 6.2 |
5 | 3.1 |
6 | 1.6 |
7 | 0.8 |
8 | 0.4 |
9 | 0.2 |
10 | 0.1 |
止めるタイミングを決めたら、初志貫徹するようにしましょう。
資金と賭け金のバランスを意識する必要がある
パーレー法では、連勝中に賭け金を倍々に増やしていくので、ギャンブルに使える資産と最初の賭け金のバランスが取れていないと機能しません。最初の賭け金は控えめに設定することをオススメします。
一発逆転の手段
少ない元手を大きく増やすことができるパーレー法は、負けが込んでいるときに一発逆転を期待できる戦略でもあります。色々なゲームで負けてしまって、残りの予算が少なくなったというタイミングで使ってみてはいかがでしょうか。
短期間で大きく勝ちたい人向けの戦略
パーレー法は、コツコツ時間をかけて利益を上げたいという人や負けないように遊びたいという人向けの戦略ではないので注意してください。
反対に、短い時間で一気に勝ちたいとい考えている方にはピッタリです。
パーレー法のメリットとデメリット
最後に、「パーレー法」のメリットとデメリットをまとめてみました。
メリット
①一攫千金を狙える
最初の賭け金が少額でも、何回か連勝すればすぐに賭け金は高騰します。資産が少なくても、大型連勝で着れば一攫千金も夢ではありません。大きな利益を短期間で実現可能というのはパーレー法最大のメリットといえそうです。
②直感が優れている人が勝ちやすい
パーレー法は、基本的に勝率50%のゲームで実行します。そのため、2択を当てることが大切なので、直感に自信がある人にオススメの手法となります。
デメリット
①1回の負けで利益を全て失う
パーレー法では、勝っている間は得た利益を全部ベットし続けるので、何回連勝していても最後の1回で負けてしまえば積み上げた利益すべてを失ってしまいます。
ゲームを始めたタイミングと比較すれば、最初の賭け金しか失ってはいないものの、一旦積み上げたものを失うのは精神的にかなりショックを受けるはずです。
このデメリットの解決方法は、止めるタイミングをしっかり決めておくことです。何連勝したらそこでストップする!!と決めておきましょう。
②上手くいくまでは資産がすり減ってしまう
自分で決めた連勝数まで到達して利益を確定させれば、かなり資産を増やすことができる反面、そこまでの道のりでは資産が少しずつすり減ってしまいます。パーレー法を実践するには、この過程に耐えられる忍耐力も求められます。
③テーブルリミット
カジノのゲームには、1回のゲームでベットできる金額に上限があります。この上限のことを「テーブルリミット」といいます。いくら連勝していても上限に達したら賭け金を増やせないので気をつけてください。
まとめ
今回の記事では、連勝を最大限に活かして大きく勝つことができる「パーレー法」を解説しました。勝ったら賭け金を倍にするという至極単純な手法ですが、上手くいったときに得られるリターンはかなり大きなものになります。
9回、10回、11回と連勝を重ねられる可能性は統計上かなり低いかもしれませんが、パーレー法はそのハードルの高さに見合った利益が十分期待できます。せっかくカジノで遊ぶなら、大きく稼いでみたいという方には最適の戦略なので、ぜひ実践してみてください。