ギャンブル生活者に憧れてかれこれ5年。本当にギャンブルで生活できるのか?ギャンブル生活者になる秘訣はあるのか?何をどうすれば勝てるのか?…不思議でしょうがないのは私だけではないでしょう。今回はギャンブル生活者の特徴や共通点、また、ギャンブル生活者と私のギャンブルの仕方を比較してみましたので興味がある方は見てください。
目次
ギャンブル生活者の条件
ほんの一握りですが、ギャンブル生活者はいます。通常、頻繁にパチンコや競馬などのギャンブルをしている人は、勝ち負けを繰り返し、年間の損益を計算するとマイナスだった!という人がほとんどでしょう。
ギャンブル生活者の条件は、継続的に収支がプラスであること。当たり前のことですが、コンスタントに稼がなくては生計をたてることはできませんよね。そのためには勝つことより負けないことが重要なポイントになります。
私の趣味は競馬ですが、そこそこ稼げているので、いずれはギャンブル生活者になれるかもしれない、と甘い夢を持ったことがあります。でも年間の収益と回収率を計算してみると、
「あれ?これだけ?」
私の年間収益は90万円程度、1ヶ月平均7万5千円。正直言って、もっとあると思いました。これでは家賃も危ない…。なによりも、ギャンブルの資金がなければギャンブル生活者にはなれない。
いったいギャンブル生活者はどんなギャンブルでいくら稼いでいるんだろう?それが気になって調べてみました。
ギャンブル生活者の共通点と比較
自分にあったギャンブルが決まっている
ギャンブル生活者がやっていることを探ってみると、いくつか共通点があります。
そのひとつは、自分にあったギャンブルをやっていることです。色々なギャンブルに目移りすることなく、稼ごうと思うギャンブルを一つに絞って変えません。
ギャンブル生活者の中には二つ以上ギャンブルをしている人もいますが、ギャンブルごとに自分が決めたルールを厳しく守っています。
ちなみに私が競馬に夢中になる理由は、たまたま初めて買った馬券が30万円ほど当たったからです。その時の驚きと興奮が忘れられず競馬にどっぷりハマりました。私と同じ人は多いのではないでしょうか?
ギャンブル生活者にはギャンブルによってさまざまな特徴があります。どんな特徴があるのか、どんなデーターや判断基準があるのかを、私なりに分かりやすく説明するために、私(競売)とギャンブル生活者(競輪)とを比較してみました。
生活スタイルにあっている
ギャンブル生活者が、なぜ自分にあっているギャンブルだと分かるのか?
それはただ好きだからという理由ではありません。ギャンブル生活者がギャンブルを選ぶ基準のひとつに、「自分の生活スタイルに合っている」という理由があります。
私の場合は競馬ですが、走るのは馬ですのでレース当日まで馬の調子をみながら予想し続けます。発売機の受けつけ終了直前で馬券を買うこともざらです。
いつまで予想し続けるかも特に決めていませんので、競馬にかける時間やその時間を調整して自分の都合に合わせるなんてことも真剣に考えたことはありません。
でもギャンブル生活者は自分の都合に合わせてギャンブルをしています。
例えば、競輪の場合、走るのは人間ですので、馬のように当日の調子を見て決めることはなく、前日までのレース記録を映像で確認し、時間やレース内容を分析して予測します。そして決まった後は、インターネットで投票したら賭けは終わり。後はレースが終わったあとの結果映像を確認するだけ。
前日までに競輪に賭ける時間は終わっていますので、翌日は時間に余裕ができ、他に自分がしたいこと(アルバイトとか)ができる…という具合になります。
判断基準を数字で出す
これも競馬と競輪での比較になりますが、競馬の場合は、ラップ分析というものがあって、レースのタイムを200mごとに計測し細分化して予測します。
一般的に、競輪の場合はレースの残り1周半くらいから加速していますのでラップ分析をする人は少ないようです。でも、競輪もラップ分析をしてその結果から予測する人もいます。
例えば、前日までのレースで残り1周半のタイムを計り、負けた選手や勝った選手のレース内容を分析して判断にします。
データーを多く収集する
競馬(JRA)の場合、競輪に比べレースも少なく走る馬には限りがありますので、馬の実力だけでなく今の調子を読み取るデーターは少ないでしょう。でも競輪の場合、全国的に多くのレースがあり、そのレースを映像で見て現在の選手の調子を確認できます。
ギャンブル生活者が勝つためにやっていること
還元率(ペイアウト率)の高いギャンブルをする
自分の賭け金に対していくら戻ってくるかの割合のことです。例えば1万円賭けて8万円戻ってくれば還元率は80%。戻ってくるお金の割合が高いほど稼ぎやすいギャンブルということになります。
ギャンブルごとに還元率は異なります。私が好きな競馬の還元率は70%~80%。さらに、賭け方によって還元率は変わります。
- 単勝:80%
- 複勝:80%
- 枠連:77.5%
- 馬連:77.5%
- ワイド:77.5%
- 馬単:75%
- 3連複:75%
- 3連単:72.5%
- WIN5:70%
この還元率はとても重要ですが、競馬で地道に稼ぐには高額配当を狙わずに勝率を上げることです。
私の場合「出走数が少ないレースを狙う」「単勝や3連複やワイドなどの当てやすい馬券を狙う」ことにしています。
還元率はギャンブルによって異なりますので、ギャンブル生活者は自分が稼ぐギャンブルの還元率をしっかりおさえています。
ギャンブルごとの還元率を出しておきますので、どのギャンブルで遊ぶかを決める前にぜひ参考にしてくださいね。
- オンラインカジノ:93~98%
- パチンコ・パチスロ:80~85%
- 競馬:70~80%
- ボートレース(競艇):75%
- 競輪:75%
- オートレース:70%
- サッカーくじ:49%
- 宝くじ:46%
- ミニロト:45%
- ロト6:45%
- ロト7:44%
自分だけのルールがある
ギャンブル生活者は、自分だけのルールを決めて、それを必ず守っています。
ルールは人それぞれ異なりますが、共通しているのは負け金の上限です。たとえば「10万負けたら終了!」あと一回やれば勝てそうだと思っても、必ず止めています。
これを厳守することで自分の予算を使い果たす危険はありません。また、何とか元を取り返そうと冷静さを失うこともありません。
収支をしっかり管理する
ギャンブル生活者は、ギャンブルの収支を記録しています。ギャンブル生活者にとってギャンブルの利益は給料と同じです。
いくら賭けていくら戻ってきたかをしっかりつけて収支を管理しています。そもそも収支を管理しなければ生活できるかどうかは分かりませんよね。
直感で勝負しない
ギャンブル生活者は、直感に頼りません。自分がしているギャンブルのデーターを収集し、分析して判断します。なんとなく…とか、当たりそうな予感がする…などでギャンブルするのはやめましょう。
ギャンブル生活者の落とし穴
ギャンブルで全財産なくした人の話は聞きますが、ギャンブルで儲けたことがきっかけで逮捕された人もいます。逮捕理由は「脱税」です。
競馬、競輪、競艇などのギャンブルで儲けたお金は「所得」とみなされ、50万円以上は課税対象になっていることをご存知でしょうか?
とは言え…、競馬、競輪、競艇などで儲けたお金の税金を払った人、または脱税で起訴された人は身近にいますか?
実際に納税する人はほぼゼロに近いでしょう。なのに脱税で起訴されないのは、それは儲けたお金を税務署では把握できないからです。
当たったお金は現金で支払われますので、誰がいくら儲けたかは分かりませんよね?
つまり、税務署もお金の流れは分からないということです。
ただし、バレないから大丈夫だと思わないでください!過去にギャンブルの儲けを申告しなかったために起訴された人も実際にいますので注意しましょう。
例えば、大阪府寝屋川市固定資産税課元課長は競馬(JRA)のWIN5(5レースすべての1等を当てる馬券)を的中させ4億3000万円もの高額配当を手に入れましたが申告しなかったため脱税で起訴されました。でも、なぜ国税局にバレたのか?不思議だと思いませんか?
実は馬券をネットから購入したからです。ネットで購入した場合、払い戻しは銀行口座に入金されます。つまりバッチリ証拠が残ります。
まとめ
ギャンブル生活者になるために一番必要なことは自分にあったギャンブルを選ぶことです。
今回は競馬と競輪を例にあげましたが、全てのギャンブルに賭け方や特徴がありますので、自分が選んだギャンブルの特徴をしっかり把握した上で遊んでください。
現在、若年層のギャンブルファンが増えているようです。
その理由の1つは、ネットを使えば比較的簡単に情報収集できますし、すでに分析されたデーターなどを公開しているところもありますので、過去のデーターにふりまわされずに予想することができるから面白ようです。
だからと言って、簡単にはギャンブル生活者になれるわけではありませんが。