子供を連れての家族旅行に出かけると、旅行先での行動にはいろいろな制限ができるものですが、カジノもその内のひとつです。カジノは年齢制限が厳格に定められているので旅行先にカジノがあるので遊んでみたいと考えてもその思いが叶わない場合もあります。今回は実際にカジノに子供を連れて行ってしまうとどうなるのか?どうすればカジノに行けるか紹介します。
目次
カジノに子供はNG
カジノに子供を連れて行くことは、世界中のカジノで禁止されています。
乳幼児で抱きかかえたままならば良いのでは?という考えの方もいるかもしれませんが、厳格に禁止されているので、乳幼児でもカジノに入場することはできません。
カジノに子供を連れて行くと…
子供を連れてカジノに入ろうとした段階で、カジノの従業員に止められてしまいます。
楽しみにして出掛けて、会場まで行って入れないとすごくガッカリしますよね。子供をカジノに連れて行ってはいけないことは覚えておきましょう。
国や施設によっては、カジノとホテルが同じ建物になっている場合があるので、ホテルに行くという理由であれば、カジノの脇を通過してホテルに向かうことは許可されますが、少しでも立ち止まって見学しようとするとカジノの従業員が注意しに駆けつけてくるので、立ち止まることなくホテルに向かわなければなりません。
子供を連れた旅行でカジノを楽しむには
子供を連れた旅行でカジノを楽しむ方法はいくつかあります。
但し、子供を連れてカジノに入ることはできませんので、家族全員で行動ができなくなってしまうので、家族旅行として楽しめるかという点では個人の考え方次第になります。
キッズルームに子供を預ける
カジノの施設によってはキッズルームがあります。キッズルームがあるカジノの施設でしたら、親は施設に子供を預けることで、その預けている時間はカジノを楽しめます。
しかし、そのキッズルームに日本語のわかる従業員がいない場合も多いので、子供が嫌がると、例え預けても親としては気になってしまうと思うので、カジノを楽しめないかも知れません。事前に確認をしておく必要があります。
両親のどちらかが交代で子守をする
子供がまだまだ幼く、預けての別行動が難しい場合には、ホテルの部屋に両親のどちらかが残り、交代で子守かカジノに一人ずつ出かけるかで分かれて行動しなければなりません。
もし子供だけをホテルの部屋に残して外出してしまうと、アメリカのラスベガスの場合、児童を守る法律がすごく厳しいので親は逮捕される可能性が高いです。その上で罰金も取られてしまいます。
実際の例として車内に子供を残して、ほんの数分間だけ車を離れて用事を済ませて戻るだけでもNGです。
ベビーシッターに預ける
ベビーシッターに預けて、その時間両親はカジノを楽しむという方法もあります。キッズルームに預ける場合と同じく、日本語がわかるベビーシッターがいるとは限りません。子供が嫌がってしまうことも大いに考えられます。
無理して嫌がる子供を預けてもカジノを楽しむことが出来なくなってしまいます。本当に預けても大丈夫なのかはしっかり親の目で子供の気持ちを確認してください。
子供とは別行動で楽しむ
子供だけで行動しても問題ない年齢になっているのならば、子供と別れて別行動で楽しむという方法ができます。
但し、カジノ周辺の施設は警備員も多く比較的安全に感じられたとしても異国の地です。言葉もちゃんと通じるかもわかりません。いつでも連絡が取れる状態にしつつ、子供が危険なことに合う可能性が0ではないと考えて長時間の別行動は避けましょう。
また、注意しなければならない点はカジノと他の施設の営業終了の時間です。カジノはほとんどの場合深夜まで営業していますが、カジノ以外の施設は夜になると営業を終了してしまいます。明確に時間決めて待ち合わせを最優先に考えて行動しましょう。
各国のカジノの年齢制限
各国のカジノの年齢制限を紹介します。国によって年齢制限の年齢が違います。
どの国のカジノもその国の人だけに適用される年齢制限ではなく、どこの国から来た人でも年齢制限が適用されます。
日本人を含むアジア系の人種は他の人種の方と比較しても実年齢よりも若く見られることが多く、年齢確認が必須になっているので、身分証明書を携帯しておく必要があります。
ラスベガスの場合は「21歳以上」
ラスベガスのカジノの年齢制限は21歳以上です。満年齢で20歳で今年の誕生日に21歳になるとしても満年齢で21歳になっていないと入場できません。
マカオの場合は「21歳以上」
マカオのカジノの年齢制限は21歳以上です。満年齢で20歳で今年の誕生日に21歳になるとしても満年齢で21歳になっていないと入場できません。2012年11月までは18歳以上でしたが、制限年齢が引き上げられています。
韓国の場合は「19歳以上」
韓国のカジノ(ソウル・釜山・済州島のカジノ)の年齢制限は19歳以上です。満年齢で18歳で今年の誕生日に19歳になるとしても満年齢で19歳になっていないと入場できません。韓国では法律で19歳以上が成人とされています。
オーストラリアの場合は「18歳以上」
オーストラリアのカジノ(ケアンズ・メルボルン・シドニー)の年齢制限は18歳以上です。満年齢で17歳で今年の誕生日に17歳になるとしても満年齢で17歳になっていないと入場できません。オーストラリアでは18歳以上が成人とされています。
カジノ周辺の子供を楽しませる施設
カジノに子供を連れて行くことは出来ませんが、カジノ周辺には多くの娯楽施設や観光スポットが併設されています。
例えば、
- 2000種類以上の生き物がいるシャークリーフ水族館
- 大人気映画のキャラクターが終結したマーベルのアベンジャーズステーション
- 大人も子供も魅了されるサーカスのシルクドソレイユ
- ホテルサーカスサーカス内のアドベンチャードームという名の広大な屋内遊園地
- 高さ170mの世界最大の観覧車のハイ・ローラー
などなど、紹介しきれないくらいの数多くの施設やショーが楽しめます。
ホテルにはプールも併設されていることが多く、カジノを利用しなくても子供を連れて出かけても存分に楽しむことができる施設が多数用意されています。
最後に
子供を連れてカジノを目的に入れた旅行は、不可能ではありませんが、おすすめできません。
子供預けて数時間楽しもうとしても、子供の様子が気になって集中して楽しむことが出来なくなってしまいます。また、交代しながらホテルの部屋で子守をすると、一人ずつカジノに行くことになるので、楽しみは半減してしまいます。
カジノを目的に入れた旅行は、子供の成長を待ってから出かけた方がストレスなく楽しむことが出来ます。