ギャンブルで生活できるのか?ギャンブル好きの人なら一度は考えたことがあるのではないでしょうか?ギャンブルだけで生活していけるならやってみたい!と思う方はこの記事を読んでください。果たしてギャンブルで生活できるのか、ギャンブルで生活するには、どのギャンブルがいいか、どうやって稼ぐかなどをまとめてみましたので参考にしましょう。
ギャンブル生活をする前に
世の中にはギャンブルで生活をしている人がいます。ギャンブル好きにとって、ある意味理想の仕事でしょう。しかし、ギャンブルで生活できる人は実際にはごくわずかです。
一般的に、多くのギャンブラーは、生活費を安定して稼げるほど勝ち続けることはできません。ギャンブルをしていると一時的に勝つことがあっても、長期的に考えると負けてマイナスになっていることがほとんどでしょう。
ギャンブルで負ける理由のひとつに控除率(ハウスエッジ)の高さが影響しています。控除率とは、胴元の取り分や儲けを指します。簡単に言うと、ギャンブルをする際の手数料だと思えばイメージしやすいでしょう。
たとえば、控除率50%のゲームに、1万円賭けたとします。その場合、賭けた金額の1万円の内、5千円が胴元の取り分になります。つまり、控除率の高いギャンブルは、自分に入るお金が低くなるということです。
遊び程度でギャンブルをしている人は控除率という言葉すら聞いたこともないかもしれませんが、ギャンブルで生活費を稼ごうと考えているなら、控除率の高さは非常に重要です。
ギャンブルで生活するために、まずはギャンブルの控除率を確認しましょう。控除率の高さによって、稼ぎやすいギャンブルが分かります。※控除率はハウスエッジ(House edge)とも呼ばれています。
どのギャンブルで生活するか
ギャンブルは多数の種類があります。ギャンブルごとの特徴と控除率をご紹介いたしますので確認しましょう。
宝くじ
宝くじがギャンブル?とピンとこない方もいるかもしれませんが、宝くじはお金でくじを買い、当たりがでたらお金がもらえますので、れっきとしたギャンブルです。
テレビCMで「7億円が当たる!」などと超高額な当選金額が紹介されていますが、実際に7億円が当たる確率は、0.000005%で、2千万人に1人ということになります。
宝くじの場合、控除率は53.3%、還元率は46.7%です。年末ジャンボ宝くじを1万円買ったとして、買った時点で約4.600円に減ってしまったということです。
宝くじではギャンブル生活はできませんね。
競馬・競輪・競艇
競馬、競輪、競艇は公営ギャンブルです。公営ギャンブルの控除率は平均25%前後です。
- 競馬の控除率は20~30%
- 競輪の控除率は約25%
- 競艇の控除率は約25%
公営ギャンブルも勝ち続けるのは難しいギャンブルです。また、公営ギャンブルの場合、オッズ(払い戻される金額の倍率)に偏りが出ます。
たとえば競馬の場合、自分が賭ける馬が人気で購入者が増えるとオッズは低くなります。つまり、控除率が高くなるということです。それとは反対に人気が無くて購入者が少ないとオッズは高くなり、控除率は低くなります。
いわゆる万馬券や高額配当狙いだけではギャンブルで生活するのは難しいと思いますが、地道にコツコツ「実力があるのに人気が無い」ものに賭けていけば、わずかですが生活費は稼げる可能性はあります。でも、オッズの偏りがある限り非常に難しい賭けですね。
なお、競馬の場合、馬券の種類によっても控除率が違います。競馬でギャンブル生活をしてみたい方は参考にしてください。
馬券の種類別控除率
- 単勝:20%
- 複勝:20%
- 枠連:22.5%
- 馬連:22.5%
- ワイド:22.5%
- 馬単:25%
- 3連複:25%
- 3連単:27.5%
- WIN5:30%
パチンコ・パチスロ
パチプロといわれる人はたくさんいます。パチンコだけの収入で何不自由なく安定した生活をしている人がどのくらいいるかは分かりませんが、パチプロとして毎日パチンコができる人は、パチンコするだけの資金は稼いでいるということかもしれませんね。
ただし、パチンコ業界の不況からパチプロの生活も日増しにシビアになっています。今までは、パチンコの控除率は15%~20%程で、本来なら比較的控除率の低いギャンブルでしたが、現在は、遊戯人口の減少によって、パチンコ店も減少し続けており、パチンコやパチスロ台の値段も高くなっていますので、控除率も上がっているようです。
パチンコ店の減少に合わせて新機種も少なくなり、パチスロ同士の取り合いになっているようです。パチンコやパチスロの新機種が入っても、徹夜で並ばないと良い台を確保できないことはざらにあることです。また、抽選で入場順番が決められる場合は、順番によって狙っていた台を確保できず、結局はあきらめて帰ることになります。
パチンコ業界は低迷する一方であることを考えると、今からパチプロで生活しようというのは難しいでしょう。
オンラインカジノ
オンラインカジノの控除率は最高約2%という驚きの低さです。たとえば、オンラインカジノで1万円賭けたとします。その場合、胴元に200円、自分が勝てば9,800円戻ってくることになります。
オンラインカジノと他のギャンブルの控除率の比較を見てみましょう。分かりやすく1万円賭けた時の、胴元の取り分を出してみました。
1万円を賭けた場合の控除率と胴元の取り分
ギャンブル名 | 控除率 | 胴元の取り分 |
オンラインカジノ | 2%~7% | 200円~700円 |
パチンコ・パチスロ | 15%~20% | 1,500円~2,000円 |
競馬 | 20%~30% | 2,000円~3,000円 |
ボートレース(競艇) | 25% | 2,500円 |
競輪 | 25% | 2,500円 |
オートレース | 25% | 2,500円 |
宝くじ | 46% | 4,600円 |
上の表を見るとお分かりのように、パチンコとオンラインカジノの差は、1,300円、宝くじは4.400円もの差があります。ギャンブルにおいて、控除率の低さはオンラインカジノがダントツですね。
オンラインカジノの控除率だけで考えると、ギャンブルで生活することは可能でしょう。ただし、誰でも勝てるということではありません。多くのプレイヤーが負けているのも事実です。
勝つためには、思いついたゲームをやみくもにプレーするのではなく、まずは、自分に合うゲームを見つけ、ルールをしっかり覚えて正しい攻略法を使いながらプレーする必要があります。
オンラインカジノでギャンブル生活する方法
オンラインカジノでギャンブル生活をするには、まず、どのゲームで稼ぐかを決めましょう。オンラインカジノはゲームの種類ごとに、控除率が異なります。ゲームごとの控除率を表にしましたので、ゲームを選ぶ時の参考にしましょう。
オンラインカジノのゲーム別控除率
ギャンブル名 | 控除率 |
ブラックジャック | 0.4%~0.6% |
ビデオポーカー | 0.1% |
バカラ(プレイヤーベット) | 1.24% |
バカラ(バンカーベット) | 1.06% |
クラップス | 1.36~1.41 |
スロット | 3%~15% |
ルーレット(ヨーロピアンタイプ) | 2.7% |
ルーレット(アメリカンタイプ) | 5.26% |
ルーレット(フレンチタイプ) | 1.35% |
カリビアンスタッドポーカー | 1.81% |
カジノホールデム | 2.16% |
スリーカードポーカー | 3.37% |
トップカード | 3.37% |
ドラゴンタイガー | 3.73% |
オンラインカジノでどのゲームをするか悩んだら、実際にプレーしてみて自分に合うゲームを見つけましょう。初めてオンラインカジノをする方や初心者は、ルーレットで遊んでみるのもいいかもしれません。ルーレットにおいて、カジノ側は「0」「00」の目が出たときのみ取り分があります。それ以外は配当がもらえますので分かりやすいゲームです。
まとめ
ギャンブルで生活するには、オンラインカジノが稼ぎやすいことが分かりましたね。
ギャンブル生活を始めるときの注意点として、「軍資金がある程度ある」「生活に最低限必要な貯金がある」ことです。
当然ですが、軍資金がなければギャンブルはできませんし、短期間で大金を稼げることは滅多に無いということを忘れないでくださいね。
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