ポーカーは運だけじゃない！勝敗を左右するスキルと運の割合 | WIKICASI

ポーカーの勝敗は運とスキルで決まる

ポーカーは運頼みのゲームだと思っている方も多いようですね。

運がよければ勝つ、運が悪ければ負ける…たしかポーカーは運頼みの要素もあります。特に最初に配られる2枚のホールカード（スターティングハンド）もそのひとつです。

どんなカードが配られるかは自分ではどうにもならないこと。この2枚のカードでゲームを続けるか止めるかを決めますので、ある意味ポーカーは運頼みゲームといえるでしょう。

それならなぜポーカーに攻略法があるのでしょうか？

つまり、ポーカーは勝つための方法があるということです。逆に言えば、わざと負けることもできるということです。

ポーカーに限らずどんなゲームにも言えることですが、そのゲームが運で全てが決まるのかを判断するポイントは、

「プレイヤーが自分の意思で負けることができるか？」

です。

負けることができるということは、プレイヤーの意思で勝敗を左右していることになるからです。

つまり、ポーカーは運とスキル、その両方の要素を持ち、両方の要素が勝敗を左右するということです。

ポーカーの運とスキルの割合

ポーカーだけでなく、カードゲームには運とスキルの両方の要素がありますが、割合が変わります。

ポーカーの場合、運とスキルの割合がどのくらいだと思いますか？

それはゲームのハンド数（サンプルサイズ）によって変動します。ポーカーを1ハンドプレーしただけでは運の影響が大きく、スキルの要素に比べて運の要素が強くなります。

ハンド数が増えれば増えるほど、ポーカーは運の要素よりスキルの要素の方が次第に強くなります。ポーカーにおいてプレイヤーの実力を判定するには、数万単位のハンド数がないと判定できないといわれています。

ハンド数を重ねるごとに、全てのプレイヤーにほぼ平等に運が回ってくる傾向がありますので、スキルの要素が強くなってくることがわかると思います。

ハンド数（サンプルサイズ）ごとの運とスキルの変動をグラフにすると、右上がりでスキルの要素が強くなります。

ポーカーの分散

ポーカーは数万～数十万ハンド以上でなければゲームの分析はできません。

ポーカーは分散（標準偏差またはSD）が非常に大きいです。キャッシュゲームの分散はおよそ60～80くらい、オンラインカジノなら100以上になります。

この分散が大きいためにポーカーのハンド数が増えれば増えるほど負ける可能性が出てきます。

たとえば、10万ハンドで、winレートが6/100（平均して100ハンドルあたり6ビックブラインドを獲得）、SDが80の場合のシミュレーションでは、結果予測の最低値が下回り10万ハンズのハンド数では負ける可能性があります。

ポーカーのホールカードの運と勝率

ポーカーで最初に配られるホールカード（スターティングハンド）については、自分でカードを選ぶことはできませんので全て運まかせになりますね。

ポーカーのホールカードは52枚のカードの中から2枚選ばれ、2枚のカードの組み合わせは1326通り。これだけ膨大な組み合わせの中から「AA」が出るなんて最強の運と言えますね。

ポーカーのホールカードは運ですが、配られたホールカードの勝率はわかります。自分のホールカードの勝率をチェックしてみましょう。

ホールカードの対戦人数別（1対1、2人、3人、4人、5人、6人）の勝率表です。

最後に

ポーカーは「運とスキル」この両方の要素を持っていることがわかりましたね。

ルーレットのようにプレイヤーの意思で勝敗を左右することができないゲームは、運まかせのゲームと言えます。

ポーカーは基本的に心理戦の要素が大きく、相手の行動や相手のハンドを予想しながら駆け引きすることがポーカーの醍醐味だといわれています。

ポーカーのプレーで運だけに頼らず、必勝法や相手の手を読むテクニックなどを覚えて頭脳派のプレイヤーを目指してみませんか？