日本から近いカジノとなると、マカオやシンガポール、韓国が定番ですが、穴場のウラジオストクもオススメです。まだまだ知名度は今一つですが、リゾートとしての開発が進む魅力的なスポットなのです。そこで今回の記事では、ウラジオストクのカジノ「ティグレ・デ・クリスタル・リゾート」について詳しく解説していきます。
目次
ウラジオストクのカジノの特徴
ウラジオストクは、ロシアの極東部に位置する都市で、その名には「東方を支配する町」という意味があります。
その名が示す通りロシアの極東政策の拠点としての役割を持ち、軍事的・商業的に重要な都市です。
ウラジオストクは、日本から最も近いヨーロッパとしても知られ、近年では観光地としての人気も高まっています。
直行便を使えば、日本からたったの約2時間半で行くことができます。
そして、モスクワまで続くシベリア鉄道の起点・ウラジオストク駅やポクロフスキー聖堂などの観光スポットと並んで人気なのが、ロシア唯一のカジノ「ティグレ・デ・クリスタル・リゾート」です。
「ティグレ・デ・クリスタル・リゾート」が位置するのは、ウラジオストクの郊外アルチョム(ウラジオストクから約38キロ)の「プリモリエ・エンタテイメントゾーン(Primorye entertainment zone)」と呼ばれる地区です。
プリモリエ・エンタテイメントゾーンは、ロシア連邦政府が定めた総面積619ヘクタールの広大な総合娯楽施設群。
現在、カジノを始めゴルフ場やホテル、ナイトクラブ、スパなどの娯楽施設の建設が進められています。
今はまだ、先ほど紹介したティグレ・デ・クリスタル・リゾートしかありませんが、今後他にもたくさんのカジノが開業を予定しています。
ティグレ・デ・クリスタル・リゾートで人気のロシアポーカー
ウラジオストクにあるカジノ「ティグレ・デ・クリスタル・リゾート」では、バカラやブラックジャック、ルーレットなど様々なゲームがプレイできます。
そしてその中でも人気なのがロシアポーカーというゲームです。
ロシアポーカーは、ディーラーと自分の1対1で戦います。同じテーブルには他のプレイヤーがいることもありますが、彼らは関係ありません。
配られた5枚(もしくは6枚)の手札の強さを競い、勝敗が決まります。
せっかくロシアのカジノで遊ぶのならロシアポーカーもプレイしてみたいという方も多いのではないでしょうか。
ぜひ、ティグレ・デ・クリスタル・リゾートではロシアポーカーにも挑戦してみてください。
ウラジオストクカジノの基本情報
ここでは、ロシア唯一のカジノ「ティグレ・デ・クリスタル・リゾート」の基本情報をチェックしていきましょう。
住所:73, Muravyinaya Bay, 692760, Artyom, Primorsky region, Russia
ウラジオストク国際空港から自動車で約20分。
入場制限:18歳以上と19歳以上の場所がある
制限年齢以下の方はカジノで遊ぶことはできませんので気をつけてくださいね。
また、年齢確認のためにパスポートチェックをされる場合があります。
パスワードは忘れないようにしましょう。
入場料:無料
カジノへの入場は無料です。
ただし、入場するためにはティグレ・デ・クリスタル・リゾートの会員証の作成が必要となります。
営業時間:24時間
どんな時間でも遊ぶことができます。
ドレスコード:普段着でOK
Tシャツやジーンズでも問題ありません。
ただしダメージ加工されたものや男性のノースリーブ、短パンなどは入場を断られるケースもあります。靴もビーチサンダルやスリッパなどはNGです。もちろんボロボロの服もダメです。
ドレスコードはそこまで厳しくありませんが、最低限身なりには気を使うようにしましょう。また、ゲームをプレイする際は帽子やサングラスの着用が禁止されています。
プレイ可能なゲーム
- ブラックジャック
- バカラ
- シックボー
- ルーレット
- ポーカー(ロシアポーカーやテキサスホールデムポーカー)
- スロット
など
両替:可能
カジノで遊ぶためには両替が必要です。
ティグレ・デ・クリスタル・リゾート内でも両替自体は可能なのですが、両替レートはあまりよくありません。事前に両替してルーブルを用意しておくことをオススメします。
クレジットカード:VISAやMASTERはOK
ティグレ・デ・クリスタル・リゾートでは、VISAやMASTERのクレジットカードは問題なく使用できます。
ただし、JCBのカードは使えないケースもあるようです。
ウラジオストクに行く前にJCBに確認しておくことをオススメします。
ティグレ・デ・クリスタルホテルアンドリゾートカジノ
「ティグレ・デ・クリスタル・リゾート」には、多数のスロットマシーンやルーレットなどのゲームテーブルが設置されているだけでなく、宿泊施設としての設備も整っています。
エアコンや無料Wi-Fi、各種アメニティーを備えた客室をはじめレストランやバー、スパなども完備しており、快適な時間を過ごすことができます。
3万円前後から宿泊可能とコスパも良いので、カジノで遊ぶ予定の方はこちらのホテルを利用してみてはいかがでしょうか。
ウラジオストクのカジノ事情
ロシアは、元々はギャンブルの人気も高くたくさんのカジノが存在していました。
しかし、2009年に賭博禁止令が施行されたことで500軒以上のカジノが閉鎖されてしまったのです。ただし例外として、4つの地域を特区として定め、そのエリア内だけでカジノを営業できるという形にしました。
その4つの特区のうちの1つが、ウラジオストク郊外にある「プリモリエ・エンターテイメントゾーン」です。
プリモリエ・エンターテインメントゾーンには、巨額の投資がされており、現在急ピッチでエンターテインメント都市としての開発が進んでいます。
中国や韓国、シンガポール、そして日本などの東アジア諸国からの近さをいかして、たくさんの人が集まるリゾートにしようとしているのです。
プリモリエ・エンターテインメントゾーンでは、620ヘクタールと広大な土地にカジノをはじめ、ホテルやヴィラ、ヨットクラブ、スパなど様々な娯楽施設の建設が進められています。
現在既に営業しているカジノは今回の記事で紹介しているティグレ・デ・クリスタル・リゾートだけですが、他にもいくつかのカジノの開業が予定されています。
今後、ウラジオストクのプリモリエ・エンターテインメントゾーンは極東地域のカジノとして大きな成長を遂げることになるのではないでしょうか。
今後開業が予定されているプリモリエ・エンターテインメントゾーンのカジノ
Sun Hotel Resort with Casino | 2019年開業予定 |
Selena Hotel Resort with Casino | 2020年9月開業予定 |
Golden Gate Hotel Resort with a Casino and Ski slope | 2020年1月開業予定 |
Lighthouse Resort(Mayak Hotel Resort with a Casino and Water park) | 2020年9月開業予定 |
Moon Gate Hotel Resort with Casino | 2021年1月開業予定 |
最後に
ウラジオストクにはカジノ以外にも魅力的な観光スポットがたくさんあります。
- ウラジオストク駅
- モスクワへと続くシベリア鉄道の起点の駅。歴史のある駅舎は美術的価値も高く見ごたえ抜群です。
- ポクロフスキー聖堂
- ロシア正教の美しい教会です。日曜日に訪れればミサの雰囲気に触れることもできます。
- 鷲の巣展望台
- ウラジオストク港を一望可能な展望台。
- 潜水艦C-56博物館
- ウラジオストクの軍事拠点としての側面を知ることができるスポットです。歴史好きにオススメ。
日本から約2時間半で行けるウラジオストクでは、ヨーロッパの雰囲気とカジノでのエンターテインメントの2つの楽しみ方が可能です。
手軽に旅行とギャンブルを楽しみたいという方は、ぜひ「ティグレ・デ・クリスタル・リゾート」に行ってみてはいかがでしょうか。