オンラインカジノで人気の「カジノホールデム」というゲームをご存知ですか?ディーラーと1対1で戦う駆け引き不要のゲームなので、初心者でも気軽に挑戦することができます。今回の記事では、そんなカジノホールデムについて詳しく解説していきます。ルールをマスターして、早速遊んでみましょう!
目次
カジノホールデムとは
「カジノホールデム」は、テキサスホールデムを基に作られたポーカーゲームの1種です。
テキサスホールデムがプレイヤー同士で戦うゲームであるのに対して、カジノホールデムはディーラーと1対1で戦います。
カジノホールデムは、元々テキサスホールデムの練習として2000年にステファン・オーヤング(Stephen Au-Yeung)によってつくられました。それが次第にハウスゲームとして発展し、今では多くのオンラインカジノでプレイされる人気ゲームにまで成長したのです。
カジノホールデムでは、テキサスホールデムと同様に、
- プレイヤーとディーラーそれぞれが手札の2枚のカード
- 場に配られたコミュニティカード5枚のうち3枚
を組み合わせた5枚のカードで作れる手役の強さを競います。
ただし、プレイヤー同士の駆け引きはなく、ディーラーより高い役を作ることができればそれで勝利となります。
リアルのカジノではあまりプレイされていないカジノホールデムですが、オンラインカジノでは人気で多くの人がプレイしています。
オンラインカジノならではのテンポの良いゲームとして楽しむことも、カジノでテキサスホールデムを遊ぶための練習として活用することもできますよ。
カジノホールデムのやり方とルール
続いて、「カジノホールデム」のルールを詳しく解説していきます。
①アンティにチップを置く
最初にプレイヤー側がアンティの位置にチップを置きます。
このとき、AAボーナスサイドベット賭けることも可能です。ただ、AAボーナスは確率が低い賭けとなるので基本的にはベットしないことをオススメします。
②カードが配られる
アンティにチップを置いたら、カードが配られます。
まずはプレイヤーとディーラーの手札(各2枚)とコミュニティカード3枚が配られることになります。このとき、プレイヤー側はディーラーの手札を見ることはできません。
③勝負するか決める
自分の手元にある2枚と既に配られたコミュニティカード3枚を見て、勝負するか降りるかを決めます。
残りのコミュニティカード2枚が配られたとき、自分がディーラーに勝てそうなのかどうかを考えましょう。
この手札で勝負するのは厳しいと感じた場合は、「フォールド」を選択します。フォールドを選んで勝負から降りると①でベットしたアンティ分の賭け金が没収されます。逆に勝負する場合は、「コール」を選択します。
コールを選んだ際は、アンティに置いたチップの倍額のチップをコールに置きます。
④ディーラーとの勝負
③でコールを選んだ場合、まだ配られていない2枚のコミュニティカードを配ってからディーラーの手札を開きます。
ディーラーの手札の確認が先だということは大事なポイントなので覚えておきましょう。ディーラー側の手札とコミュニティカードを組み合わせて一番強い役を作ります。
「4」のワンペア以上の役を作れなかったら、この時点でディーラー側は負けになります。これをディーラーが「クオリファイ(Qualify)」していないとみなします。
「4」のワンペア以上の役ができる場合は、ディーラーがクオリファイしプレイヤー側の役と勝負することになります。
⑤決着と払い戻し
ディーラーがクオリファイしていない場合はプレイヤーの勝利になります。
この場合は、アンティに賭けた金額の2倍と、コールに賭けた金額の同額が払い戻しされます。
仮にアンティに1ドル、コールに2ドル賭けたとすると払い戻し金額は4ドル、利益は1ドルとなります。ディーラーがクオリファイしなかったケースはアンティに賭けた金額分獲得できると覚えておきましょう。自分の手役の強さは関係ありません。
ディーラーがクオリファイしている場合は、プレイヤー側の手役と勝負することになります。負けた場合は賭け金が全て没収され、引き分けの場合は賭け金がそのまま払い戻しされます。
勝った場合は、アンティに賭けた金額はプレイヤーの手役に応じた払い戻し倍率に従って、コールに賭けた金額は倍額で払い戻しされます。
この払い戻し倍率については次の章で詳しく解説します。
カジノホールデムポーカーの役と配当
「カジノホールデム」では、ディーラーがクオリファイしたときにプレイヤー側が勝利すると手役に応じて配当が変わります。
ここでは、その配当倍率を表にまとめてみました。
カジノホールデムの払い戻し倍率
プレイヤー側の手役 | 払い戻し倍率 |
ロイヤルフラッシュ | 100倍 |
ストレートフラッシュ | 20倍 |
フォーカード | 10倍 |
フルハウス | 3倍 |
フラッシュ | 2倍 |
ストレート以下 | 2倍 |
カジノホールデムでは、ストレート以下の手役(ハイカード、ワンペア、ツーペア、スリー・オブ・ア・カインド、ストレート)は払い戻し倍率が1倍となっています。
これは、アンティに1ドル賭けた場合は賭けた1ドルと配当倍率に従って得た1ドル、合計2ドルが払い戻されるということになります。
アンティに賭けたのが20ドルなら40ドル、30ドルな60ドルというようになります。
配当倍率が2倍の場合は、アンティに賭けた金額を1ドルとすると、1ドル+2ドルで合計3ドルが払い戻しされます。
ロイヤルストレートフラッシュで勝った場合は倍率が100倍なので、アンティに賭けた金額が1ドルでも101ドルも払い戻されることになります。
少し複雑かもしれませんが、勝ったときにいくら獲得できるのかはとても大切な要素です。
しっかりと覚えておきましょう。
AAボーナスサイドベットの払い戻し倍率
基本的にはAAボーナスサイドベットに賭けることはオススメしませんが、流れが良いと感じた際にはベットすることもあるでしょう。
そこで、AAボーナスサイドベットの払い戻し倍率も整理してみました。こちらも覚えておきましょう。
プレイヤー側の手段 | 払い戻し倍率 |
AAのワンペア ツーペア スリーカード ストレート |
7倍 |
フラッシュ | 20倍 |
フルハウス | 30倍 |
フォーカード | 40倍 |
ストレートフラッシュ | 50倍 |
ロイヤルストレートフラッシュ | 100倍 |
ディーラーとの勝負の結果とは無関係に、プレイヤー側の手役のみを参照してAAボーナスのゾーンにベットしたチップに配当倍率を賭けた金額が獲得できます。
ただし、フォールドした場合は条件を満たしていても賞金がもらえないので注意してくださいね。
カジノホールデムポーカーの必勝法
「カジノホールデム」は、「テキサスホールデム」と異なりプレイヤー同士の駆け引きや心理戦が無いため勝敗はほぼ運で決まってしまいます。そのためこれといった必勝法は存在しません。
自分の手札を見て的確にフォールドやコールを選択することがポイントとなります。
ただし、ディーラー側は「4」以上のワンペアを作ってクオリファイしないといけないというルール故に可能な有利な立ち回りは存在します。
それは、コールかフォールドを決めるタイミングでコミュニティカードに「3」以下しかないときはプレイヤーに有利と覚えておくことです。
コミュニティカードに「4」以上の数字がないと、ディーラー側はクオリファイする難易度が上がってしまいます。
そのためコミュニティカードに「3」以下しかないときは、迷ったらコールしましょう。
最後に
「テキサスホールデム」をベースに作られた「カジノホールデム」では、ディーラーと1対1でスピード感ある勝負をすることができます。
ルールも簡単でテンポよく楽しむことができるので、オンラインカジノで遊ぶゲームに迷っている方は、ぜひカジノホールデムをプレイしてみてはいかがでしょうか。
カジノホールデムをプレイする際は、ぜひこの記事を参考にしてくださいね。