オンラインカジノのゲームの中でも本場の臨場感が楽しめるライブカジノ。ライブカジノは実際のディーラーがカードを配ったりルーレットを回している様子が全て中継されるので、イカサマや不正に対して安心感があるように見えますが、ギャンブルなので不正があるのでは?と疑惑が残ってしまいます。そこで今回はライブカジノのイカサマについて調査して報告します。
目次
ライブカジノで考えられるイカサマとは
ライブカジノのみならずカジノで考えられるイカサマは、「ディーラーによるイカサマ」と「プレイヤーによるイカサマ」があります。
ディーラーがイカサマするとしたら?
わかりやすく説明するために、トランプを使って行なうブラックジャックを例にして解説しましょう。
ブラックジャックでのディーラーによるイカサマは、プレイヤーに配るカードのデッキからあらかじめ特定のカードを何枚か抜いておくことです。これだけでプレイヤーが勝てる確率は大きく下がってしまいます。
またスロットやルーレットの場合にはプログラムを不正に変更してしまえば、プレイヤーが調べることはできないのでカジノ側が圧倒的に有利になってしまいます。
以上のことからカジノの運営側とディーラーはイカマサをしようと思えば可能なのです。
オンラインで楽しむライブカジノの場合にはプレイヤーがイカサマに気づくことは不可能になってしまいます。もしも本当にライブカジノでイカサマ行なわれていたら許せませんよね!
プレイヤーはイカサマできる?
プレイヤーによるイカサマは、ディスプレイの中の相手になるので何もできないのでは?と思ってしまうかもしれませんが、トランプで行なうゲームの場合には特定のカードに目印になる何かを付けることができれば、数字を合わせるときに予想がしやすくなるのでイカサマをすることが不可能ではありません。
ライブカジノのイカサマの可能性を考えてしまうと、カジノの運営側とプレイヤーの騙し合いがずっと続いているのではないか?と不安になってライブカジノを楽しむことができなくなってしまいます。
しかし、ライブカジノにはイカサマが無いと言える理由がちゃんとあるので安心してください。
ライブカジノの運営には厳しい審査とライセンスが必要
カジノを設立し運営するには厳しい審査を受けて国からの許可を得る必要があります。その上でようやくカジノを設立して運営できるカジノライセンスを持つことができます。
審査は提供するゲーム結果の公平性、ゲームの賞金を支払える健全な財務状況、プレイヤーの資金を保全する仕組み、マネーロンダリング対策や社会的信用や運営組織の体制など厳しくチェックされます。
そんな厳しい審査を受けて運営を開始したカジノも不正や違法行為が発覚するとライセンスが取り消されて運営ができなくなってしまうので、カジノを運営する側も常時不正に対して厳しいチェックをしています。
イカサマなどの不正行為をされたくないのは、実はプレイヤーよりもカジノの運営側の方なのです。よってライブカジノを楽しむときにはカジノライセンスを確認することで安心してカジノを楽しむことができると考えましょう。
強固なリスクヘッジでイカサマができない
実店舗におけるカジノの運営には、来店する客以外にも従業員や関係者など多くの人が出入りします。そこに関わる人間が増えれば増えることでイカサマなど不正へのリスクも高まってしまいます。
ライブカジノならば実店舗におけるカジノの運営よりも圧倒的に少ない人数での運営が可能となるので、人為的なイカサマや不正のリスクがその分だけ減らすことができます。プレイヤーとディーラーが手を組んでイカサマをするといったことも不可能です。
世界中のプレイヤーが同時に何人も遊べるライブカジノはイカサマなどの不正もコンピューター上で監視できるので、情報漏えいのリスクに対しても厳しいチェックが行なわれています。
以上のことからライブカジノはイカサマや不正に対しても安心して遊べると言えるでしょう。
ライブカジノはイカサマしなくても利益がある
ここまでの話でカジノの運営側もプレイヤー側もイカサマができない環境であることを理解していただけたかと思います。
となるとカジノの運営側はプレイヤーとの勝負だけで利益を出しているのか?といった疑問が沸いてきますよね?しかしそれでは安定した運営はできません。
ではどのようにしてカジノの運営側は利益を得て安定的に運営しているのかということを説明すると、ゲーム上でのお金のやり取りだけではなく、ライブカジノで遊ぶ一人一人のプレイヤーから少額の手数料を得て利益にしているということです。
このことからカジノはゲームのお金の動きだけではなく、一定の手数料によって利益があり、それはプレイヤーの数によって比例して増えると言えます。
多くのプレイヤーがいるからこそ利益も上がるので、イカサマなどの不正行為が発覚してしまいプレイヤーが減れば減るほどカジノの運営側の利益が減ってしまうので、運営側がイカサマをすることがありません。
ライブカジノのソフトウェアの審査は厳しい
ライブカジノのゲームソフトは非常に厳しい審査があり、ゲームソフトにイカサマや不審点があれば当然使用は禁止されます。
また、審査に通って実際にライブカジノで使用された後も、政府や監査機関が定期的に抜き打ちでイカサマ・不正チェックをします。抜き打ちですのでイカサマを隠すことはほぼ不可能です。ゲームの種類や内容によっては数百万以上の厳しいチェックを受けるようです。
審査されるのはゲームソフトだけではありません。ソフト開発会社の経歴や運営状況や
セキュリティ状態なども調べられます。
つまり、政府や審査機関の厳しい審査に通ったゲームソフトは公正でイカサマが無いゲームソフトということになりますね。
ペイアウト率の監査でイカサマはできない
信頼度の高いライブカジノでは、ゲームごとのペイアウト率(払い戻し率)の監査を毎月受けており、その結果をサイトで公開しています。
この監査も抜き打ちですのでイカサマを隠すことはできません。毎月、ペイアウト率を公開しているライブカジノは信用度が高いといえます。
ライブカジノのディーラーはイカサマするだけ損
ライブカジノのディーラーは、給料制ですのでプレイヤーが勝とうが負けようが給料が変動するわけではありません。
もしイカサマをしたらクビになって給料をもらえないどころか、犯罪として訴えられる可能性もあります。
つまり、ディーラーにとってイカサマをしても何の得にもならない、損するだけです。
イカサマのないライブカジノを選ぶ時のポイント
信頼性の高いライブカジノの運営ライセンスを取得しているか
ライブカジノを運営するには、ライセンスを発行している国の厳しい審査に合格して運営ライセンスを取得する必要がありますが、国によって審査基準のレベルにひらきがあります。
ライセンスの審査基準が高ければ高いほど信頼できることになります。審査が厳しく取得が難しい国としては「イギリス」「ジブラルタル」「マルタ」が有名です。
審査基準が厳しいライセンスを取得しているところは安全でイカサマの心配が無いカジノといえますね。
信頼できるソフトウェアを使っているか
ライブカジノのゲームソフトは、カジノ運営会社が自社で開発しているのではなく、ライブカジノのゲームソフトを制作しているソフトウェア会社からライセンスを購入しますので、信頼できるソフトウェア会社のゲームを使っているか確認しましょう。
ライブカジノのゲームソフトの開発会社はたくさんありますが、政府や審査機関の厳しい審査に通り、公正で信頼度が高いソフトウェアの開発会社は限られます。
信用度の高いカジノゲームのソフトウェア会社として有名なのは、「マイクロゲーミング社」「プレイテック社」「ネットエント社」です。
最後に
様々な観点からライブカジノにはイカサマや不正がないという調査結果になります。
ライブカジノが信頼できる理由は厳しい審査のライセンスによる運営と多くのプレイヤーがプレイしてくれる事で得られる利益に加えて強固なリスクヘッジがあることです。
もしイカサマなどの不正が発覚した場合にはカジノは運営ができなくなってしまいます。厳しい審査のライセンスを所持しているライブカジノで安心して楽しみましょう!