ギャンブルで勝てない理由とは何か?を真剣に考えてみたことはありますか?ギャンブルというのは、必ず胴元が勝つようになっています。なぜならば運営側が負けるようなことがあると経営が破たんしてしまうのですから。そこでこの記事を読んで、ギャンブルで勝てない人の特徴や理由を分析して、自分の関わり方を見直し、良い結果に繋げていきましょう。
目次
ギャンブルで勝てない理由
「ギャンブルは勝てない」残念ですがこれが真実です。その日、1週間、1ヶ月単位で勝つことができたとしても、やり続ければ確実に負けていく仕組みになっているのです。
その理由は、全てのギャンブルには「控除率」が存在するからです。
「控除率」とは、運営側である胴元に支払う手数料であり、胴元の利益となるものです。売上から「還元率」を差し引いた数字が「控除率」です。この仕組みはカジノに限った話ではなく、すべてのギャンブルにおいて共通しています。
「控除率」は「ハウスエッジ」「てらせん」とも言いますが、皆さんが投資している金額から運営するために必要なお金を差し引いて、それで胴元は利益を得ているのです。
控除率が高いと、それだけ胴元に手数料を取られ損をする可能性があり、逆に低いとそのギャンブルは参加者にとって有利であることがわかります。当たれば何倍にもお金が増えようと、胴元は自分たちが絶対に損しないように控除率を設定しているために、なかなか勝つことができないという仕組みなのです。
ちなみに控除率の一例をあげてみると
ギャンブル名 | 控除率 |
---|---|
日本の宝くじ | 55% |
パチンコ、パチスロ | 10%〜15% |
スロットマシン | 3%〜15% |
日本の宝くじの場合は、1,000円分購入したとして、そのうちの550円は手数料として取られることになります。
控除率が0%以上であれば、長期的なプレイにおいて勝つことは難しいということになりますが、ギャンブルをするうえでこの数字を把握しておくことはとても大切なことです。
ギャンブルで負ける人は一攫千金、一発逆転を狙って大勝負に出るパターンが殆どのようです。一発当てればこれまでの負けはなくなるだろうと賭けてしまうのでしょうが、負ければ大損、運良く一発当てたとしても、もう一度、もう一度、と興奮に対する欲求はどんどん増えていってしまいます。長期的にみると大損になってしまうのはおわかりでしょう。
言い方をかえれば、負ける方法を知ることで、自ずと勝つ方法が見えてくるのではないでしょうか。
セルフコントロールが重要!
感情のコントロール
ギャンブルで勝つために大切なことは、「感情的にアツくならない」、これにつきます。ギャンブルでは、少しの判断ミスが後の大きな損失に繋がってしまいますので、一時的に負けたからと言ってイライラしたり極度に不安になってしまうようでは、ますます負ける可能性が高くなります。
常に沈着冷静でいることが重要であり、勝率を上げるためにどうするべきかを判断できる状態でいるようにしましょう。そのためにも、自分が熱くなりすぎていると感じたら、食事や休憩をはさんで一度頭を冷やすなどして思考を切り替え、冷静になることが大事です。
投資金額のコントロール
ギャンブルをするにあたり、ゲームに投資する金額を上手にコントロールできる状態でいることも大切なことです。ギャンブルでお金を使う際には、まずは1回のゲームにいくら投資していいのかを明確にして、1日に使える資金を事前に決めておきます。それを実践することで、お金を上手にコントロールできるようになります。
精神的コントロール
自分自身をコントロールすることが困難な人は、ギャンブルで勝つことはできません。パチンコや競馬など、ギャンブルに行くときには、あらかじめ当日使う資金を決めてギャンブルに挑むつもりでいても、実際には投資金額を守らずに賭けてしまい、後悔する人も多いことでしょう。
当たった時の収益を夢見て、たくさんのお金を失ってしまっては本末転倒です。終いには理性を失ってしまったり、ギャンブル依存症に陥ったりしないためにも、自分自身をコントロールして、潔くその場から離れることができる精神力が必要です。
「運が悪かった」と嘆く前にどうしてそうなったのか、自分の行動を振り返ってみましょう。ほとんどの人は自分が負け続けている原因に気付くことができませんが、実はすべて自分自身のせいなのです。
データ収集をしていない!
皆さんは、ギャンブルで当たる確率がどれだけ低いのかもうおわかりでしょう。
例えばパチンコの場合、マックスミドルは約380分の1。6人の選手で争う競艇では、単勝では6分の1、3連単では120分の1です。
単勝の1番人気のオッズは1.3倍などが多く、1回目に単勝へ100円をかけて130円の儲けたとしても、2回目に単勝へ100円をかけて外れた時点で、手元には30円しか残らない計算になります。そうなると単勝で2回連続勝つ確率は36分の1ですよね。
よって、当たりやすいものを狙い続けたとしても、連続で勝ち続ける確率はとても低く、得られる金額もわずかなので、回数を重ねていけば負ける確率は自ずと高くなってしまうのです。このため、ギャンブルで勝つには相当な確率を当てる必要があり、連続で勝ち続けることはとても難しいということがおわかりいただけるでしょう。
このようにして、ギャンブルで勝つためには、様々な情報を収集し、自分なりにデータを分析しながら、実践を繰り返していかなければなりません。そして、勝ったり負けたりを繰り返しているうちに、自分が勝つ時のパターンを把握できるようになるものです。
それだけでなく、今ではインターネットを利用して、必要な情報を簡単に収集することができる時代です。収集したデータや体験を分析することもせずに、運だけを頼りにしていても結果的に負け続けてしまいますよ。
負けたときほど冷静に
ギャンブルをしている人でしたら負けで終わってしまう日は必ずあります。いえ、そのような日の方が多いのかもしれません。ギャンブルとはお金がかかっている分どうしても熱くなりがちです。そうすると、普段は絶対に取らないような行動をとってしまって、負のループにどんどんハマっていってしまいます。
そうならない為にも、負けたときほど冷静に、その日その時の立ち振る舞いを振り返り、失敗したと思われる点を具体的に思い起こし、それを今後の反省点として記憶に残しておきましょう。
ほとんどの人は負けた時のイメージは記憶に残して置きたくないので、何も振り返らずに資金ができると再びギャンブルに興じてしまいますが、それは大変危険な行為だということを自覚しておきましょう。負けたときほど反省し、他のことに責任を転嫁することなく、何故負けたのかを分析してから再び勝負に挑むようにしましょう。
やめるタイミングの見極め
ギャンブルで一番難しいのは「やめ時」を見極めることです。経験者であれば、誰しもが「あの時やめていれば…」と後悔したことがあると思います。
勝ち続けていればまだ救いはあるのですが、負け続けている場合には、そうなる前にギャンブルをやめるタイミングを見極める必要があります。負け続けているときに、「次は当たりそうだ」などと根拠の無い自信から続けてしまうと、取り返しがつかない結果を招いてしまいます。
控除率ということを考えれば、大きな勝ちを望まずに、わずかな勝ちを積み上げているギャンブラーこそが、結果的に勝つ可能性が高いようです。小さな勝ちに満足できずに、大勝ちするまで賭け続ければいつかは破滅してしまいます。
そのためにも、勝ち続けているときでも、負け続けているときであっても、どこでやめるべきかというタイミングを冷静に判断できるようにしておきましょう。
最後に
今回はギャンブルでなかなか勝てない理由や、勝てない人の特徴について書いてみました。先にお伝えしたように、ギャンブルは運営側が勝つようになっていますので、勝ち続けることは簡単ではありません。
つまり、大金を得ることではなく、許容範囲内で負けることを前提にギャンブルを楽しむことです。本気で勝ちたいのであれば、今までの流れを振り返り、研究を続ける必要があるでしょう。
この記事で当てはまっている部分がありましたら、もう一度自分のやり方を見直し、自分に最適なギャンブルを選び直すなどすることで、道は開けていくのかもしれません。