イタリアはカジノの聖地！おさえておきたい基本情報

イタリアカジノの特徴

イタリアのカジノの中で最も有名な場所といえば、ベネチアにある「カジノ・ディ・ヴェネツィア」でしょう。1638年にカジノとして運営が始まり、現存するカジノの中では世界最古の施設のひとつとして知られています。また、カジノとはいえ落ち着いた雰囲気で遊ぶことができるのが嬉しい特徴の一つです。

イタリアカジノの基本情報

イタリアのカジノは一般の方でも入りやすいようにと、入場や服装に対する規制が少なくなっています。運営自体も市営で行われている場所もあるくらいなので、ラスベガスやマカオのようなコテコテのカジノという感じではありません。

では、イタリアのカジノどのようなものか紹介します。

入場制限

カジノに入れるのは18歳以上から、という年齢制限があります。入場の際は年齢確認のためパスポートチェックがあるので必ず持参しましょう。他にもメンバーカードを作る為に、パスポートは必須です。

入場料

入場料は無料の場所と有料の場所があります。有料の場合は平均的に10〜20ユーロ程度かかる場所が多いです。

営業時間

場所によって違いますが、24時間営業はありません。大体は午前2時〜5時くらいまで営業している場所が多いです。

ドレスコード

イタリアのカジノのドレスコードは施設によって様々です。Tシャツやジーンズ、運動靴といったラフなスタイルでも入場できる施設が多くあります。もちろん、ジャケットなどフォーマルな服装でなければ入場不可の施設もあります。

しかし、イタリアにおけるカジノは堅苦しい場所ではなく、リラックスして楽しめる場所の一つとなっています。ただし、サンダルなどかかとがない靴を履いていたり、サングラスや帽子などのハッキリと顔を見る事が出来ない場合は入場を拒否されることがあります。

また、施設によっては荷物検査がないカジノもあります。しかし、荷物検査をさせて欲しいと言われた場合にはチェックに協力をするようにしましょう。

チップ

従業員やディーラーにチップを渡す必要は基本的にありません。

クレジットカード

VISAやMASTERはOK、JCBは事前にJCBに連絡する必要があります。現地の両替商を利用すると不正を働かれ、レートが通常よりも悪くなる可能性があります。出来る限りクレジットカードを利用するようにしましょう。

ゲームの種類

イタリアカジノでは主に「スロット」をメインに扱っている場所が殆どです。その他にも「ルーレット」や「ポーカー」を遊ぶことが可能です。また、最近では「プントバンコ（バカラ）」がプレイできる場所も少数ですが存在しています。

イタリアでおすすめのカジノ

カジノ・ディ・ヴェネツィア（Casino di Venezia）

1481年に建設され、もともとは住居として利用されていましたが、1638年からカジノとして使われています。過去には世界的な音楽家・ワーグナー氏も住んでおり、ここで最後を迎えたことから施設内にはワーグナー博物館があります。

サン ヴァンサン カジノ＆リゾート（Saint-Vincent Resort & Casino）

ホテルは５つ星の上、カジノまで併設されているリゾートホテルです。サン ヴァンサン カジノ＆リゾートはヨーロッパ最大級ともいわれるカジノ施設です。ポーカールームには40台のテーブルが用意され、まるでホールのような空間を体験できるのも魅力的です。

サンレモ カジノ（Casino Sanremo）

リゾート地でも知られるリヴィエラ海岸にある歴史深いカジノとして知られています。この施設は1953年に設立された建物ということもあり、当時のままの美術品などが多く残されています。各フロアごとに雰囲気が異なり、観光気分が楽しめる施設です。

カジノカンピオーネ・ディターリア

ミラノから車で1時間ほどの距離にある湖の畔にある10階建ての巨大施設です。カジノのほか、レストランや映画館も併設されているので、一日中楽しめるのが嬉しいポイント。各フロアごとに違ったテイスト楽しめます。

最後に

イタリアはカジノ好きにとっては堪らない観光地であることは間違いないでしょう。カジノは日本ではまだ認知度が少ない施設ですが、統合型リゾートとして建設される事が決定していますので、日本でもこれからカジノは身近になっていく可能性が高いといえます。

しかし、今後カジノが日本のどの場所にできるか、また時期などもハッキリした事は決まっていません。イタリア旅行をした時は一般的な観光はもちろんですが、ちょっと趣向を変えてカジノを体験してみるのも良いかもしれません。宿泊予定のホテルでカジノが併設されていたら体験しやすいでしょう。

カジノをギャンブルと思って警戒してしまう方も多いかもしれませんが、本来カジノは紳士・淑女が楽しむための社交場の一つでもあります。ギャンブルのイメージが強いカジノですが、どうしてこんなに人気があるのかを身をもって知るのも良い体験になるのではないでしょうか。