オンラインカジノの仕組みをご存知ですか？オンラインカジノは、インターネット上のカジノのことで、海外ではメジャーな娯楽のひとつです。オンラインカジノサイトはたくさんありますが、どのオンラインカジノが安全で安心して楽しめるかは、オンラインカジノの仕組みを知る必要があります。オンラインカジノを選ぶ基準として参考にしてみてください。
目次
オンラインカジノとは？
オンラインカジノとは、オンラインカジノはインターネット上にあるカジノでプレーすることです。パソコンがなくてもスマホが一台あれば、24時間いつでも遊ぶことができ、ラスベガスやマカオなどの本場のカジノと同じにゲームに勝てば賞金が手に入ります。
オンラインカジノの仕組み
オンラインカジノの仕組みを構成しているのは5つの団体や個人です。
オンラインカジノ運営会社
オンラインカジノのサイトを運営している会社です。プレイヤーからお金を受け取りオンラインカジノのゲームを提供します。プレイヤーが勝てば勝利金をプレイヤーに支払、プレイヤーが負ければ、その賭け金は運営会社のものになります。
プレイヤー（あなた）
オンラインカジノでゲームする人のことです。オンラインカジノのゲームにお金を賭けて遊ぶことができます。ゲームにお金を賭ける場合は、決済会社を通してオンラインカジノに入金します。ゲームに勝てば勝利金（払い戻し）を受け取ります。負ければ賭け金はオンラインカジノ運営会社のものになります。
各国政府（ライセンス発行国）
オンラインカジノを運営するには国の政府が発行しているライセンスを取得する必要があります。ライセンスを取得するには厳しい審査があり、企業の現状、経歴、経緯、背後関係、使用するソフトウェアの公平性など、さまざまな審査に合格する必要があります。
監査機関
オンラインカジノ運営会社が公平な運営をおこなっているか、不正がないかを監査する機関です。監査は定期的に抜き打ちで行われ、非常に厳しいチェックを受けます。またその際はオンラインカジノのゲームのソフトウェアも厳しい審査が入ります。
決済代行サービス会社
オンラインカジノ運営会社と契約し、プレイヤーとオンラインカジノ運営会社とのお金のやり取りの仲介をします。チップを買う、勝利金を受け取るなどお金に関わる決済を代行します。
ソフトウェア会社
オンラインカジノのゲームを制作するソフトウェア会社です。オンラインカジノ会社は、ソフトウェア会社と契約し、ゲームを使用するためのライセンスを購入します。
オンラインカジノが安全な理由
政府からの厳しい審査とライセンス
オンラインカジノは誰でも自由に開くことはできません。オンラインカジノを運営するには、各国の政府が発行する運営ライセンスを取得することが絶対条件です。
政府から運営ライセンスを取得するには、運営企業の現状だけでなく、経歴、経緯、背後関係などの調査、ソフトウェアの公平さなど、非常に厳しい審査にすべて合格しなければカジノ運営ライセンスは取得できません。通常、ライセンスを取得するには半年以上の期間がかかります。それほど審査が厳しいということです。
また、審査に合格してライセンスを取得したら終わり、ということでは無く、オンラインカジノを運営している限り、政府の厳しい監視をうけ、監査機関から定期的に抜き打ちチェックがあり、少しでも問題があればライセンスは取り上げられます。
たとえば、
- 「オンラインカジノのシステムが公平に作られているか？」
- 「勝敗の確率に偏りがないか？」
- 「ペイアウト（払い戻し）は公正か？」
- 「プレイヤーにきちんと勝利金を支払っているか？」
- 「マネーロンダリングの手段になっていないか？」
- 「マフィア（暴力団）など反社会的集団とのつながりはないか？」
などの最低条件はもちろんありとあらゆることを定期的に審査されます。
ソフトウェアの厳しい審査
オンラインカジノのゲームはオンラインカジノ運営会社が自社でゲームを開発しているのではありません。オンラインカジノのゲームを制作しているソフトウェア会社と契約し、ゲームを使用するためのライセンスを購入しますのでソフトウェア会社の信頼度が一番重要になります。
オンラインカジノを運営する上で、カジノの運営ライセンスの審査が厳しいだけでなく、カジノソフトウェアや開発会社も非常に厳しい審査が行われます。定期的に受ける抜き打ち審査では、審査機関によって数百万から数億にわたる厳しいチェックを受けるようです。
カジノソフトウェアの開発会社はたくさんありますが、政府や審査機関の厳しい審査に合格し、ソフトが完璧に公正で、プレイヤーの信頼度が高い最高級のカジノソフトウェアの開発会社は限られます。
オンラインカジノの監査機関
オンラインカジノを常に監視している第三者審査機関があります。この第三者審査機関はオンラインカジノの運営会社やソフトウェア会社を監視し、定期的に抜き打ちに監査を行い不正が無いか厳重に監視しています。
ゲームソフトのプログラムに不正がないか、カジノ運営会社が意図的に確率を操作するなど不正操作していないか、プレイヤーへのペイアウト率（払い戻し率）は公正か、などあらゆる角度から非常に厳しい審査・検証・認証を行います。
第三者審査機関はいくつかありますが、第三者審査機関の代表的な機関は「eCOGRA」と「TST」の2つです。この2つの審査機関の監査に合格したオンラインカジノは信用度の高い優良なオンラインカジノということです。
また、信用度の高いオンラインカジノは、第三者審査機関から毎月ペイアウト率（払い戻し率）の監査を受けており、その結果を自社のオンラインカジノサイトに公開しています。
遊びたいと思うオンラインカジノがありましたら、そのサイトに毎月ペイアウト率（払い戻し率）の監査結果を公開しているかチェックしてみましょう。公開されていることは信用のバロメーターになりますね。
ソフトウェアの信頼度
世界中にはオンラインカジノゲームを開発している会社はたくさんありますが、中にはプログラムに不正があるゲームを開発している会社があるのも事実です。
不正があるゲームは、当然プレイヤーが儲かるわけがありません。勝てない仕組みになっていますので、自分が遊ぼうとしているゲームがどこで開発されたか、カジノソフトウェア会社をチェックすることは大切です。
カジノソフトウェアの開発会社は100社以上ありますが、厳しい審査に通り、カジノソフトウェアが公正で、プレイヤーの信頼度が高い最高級のカジノソフトウェを開発している会社の情報を知る必要があります。
信用度の高いカジノソフトウェア会社
高い信頼と実績があり、プレイヤーから信用されているカジノソフトウェア会社をご紹介いたします。
Microgaming（マイクロゲーミング）
マイクロゲーミング社は、世界最大のオンラインカジノのソフトウェア会社です。1994年に創業された老舗で、オンラインカジのゲームといえば真っ先にでるのがマイクロゲーミング社で、知らない人はいないといわれています。
遊ぼうと思ったオンラインカジノにマイクロゲーミング社のゲームがあるかチェックしてみてください。と言いますのは、オンラインカジノ会社がマイクロゲーミング社のゲームを買いたくても、マイクロゲーミング社が決めた審査基準を満たしたオンラインカジノでないとライセンスを購入することはできません。
マイクロゲーミング社ではソフトを提供するオンラインカジノの条件が非常に厳しくなっています。つまり、マイクロゲーミング社のゲームがあるカジノは安心ということになります。
playtech（プレイテック）
プレイテック社は世界最大のオンラインカジノのソフトウェア会社のマイクロゲーミング社と肩を並べる信頼度になっています。1999年に年創業され、ロンドン市場の上場会社で信頼度が高いソフトウェア会社です。
ネットエント（NETENT）
ネットエント社は第三者機関（eCOGRAなど）からの認定も受けていますのでプレイヤーからも信頼されている会社です。スウェーデンのストックホルム市場に上場しており公平性や信頼度が高いソフトウェア会社です。
悪質な「インカジ」に注意しよう！
オンラインカジノは安全だという話をしましたが、それとは逆に、「インカジ（インターネットカジノ）」といわれるものがあります。インカジは、海外のオンラインカジノのソフトウェアを使って、国内でお客にギャンブルをさせるお店のことです。
一見、ネットカフェに見えますが、実はそれはカモフラージュで、お店に入ると部屋を案内され、その部屋にはパソコンがずらっと並んでおり、そこにいるスタッフに現金を渡せばその場でゲームが開始されるというものです。日本国内での賭博は禁止されており、「単純賭博罪」や「常習賭博罪」として、100%逮捕されます。
インカジは別名「裏カジノ」とも呼ばれており、繁華街などで運営されているケースが多いようです。インカジは犯罪だということを忘れないでくださいね。
