ソフトハンドとは?ブラックジャックで使う戦術と具体的な使い方

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ブラックジャックの「ソフトハンド」と「ハードハンド」という用語を聞いたことはありますか?それぞれの違いを理解すれば、ブラックジャックをさらに楽しめるようになります。そこでこの記事では、ソフトハンドがどういったものなのか、どのタイミングで使うのか、などを詳しく解説していきます。ぜひ、ソフトハンドをマスターしましょう。

ソフトハンド(Soft hand)とは

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ソフトハンドとはカジノで使われる言葉の一つで、カードの「A」を「11」で数えられることを指します。ブラックジャックでのみ存在します。

ブラックジャックでは、「A」というカードはとても特別な意味を持つカードです。
数字の「2~10」のカードは、「2」は「2」、「3」は「3」というようにそのままの数字で扱われます。また、「11(J),12(Q),13(K)」のカードは、すべて「10」となります。
しかし、「A」のカードだけは、状況に応じて「1」と「11」2つの数え方をします。

このような「A」の特徴から、「A」を含む手札は「A」をどうやって数えるかによってハンドの大きさが変わってきます。

  • 「A」を単に「1」として数えて計算する場合を「ハードハンド(Hard hand)」
  • 「A」を「11」として数えて計算する場合を「ソフトハンド(Soft hand)」と呼びます。

ソフトハンドを使用している場合、「A」を「11」として計算しているため、ブラックジャックにおいて一番大きな数字「10」を引いてもバーストすることは決してありません。「11」として数えていた「A」を、「1」としての扱いに変更すればいいのです。

例えば、手札に「7」と「A」を持っているとします。このときハードハンドでは「A」=「1」なので、手札の合計は「8」になります。一方で、ソフトハンドでは「A」=「11」なので、手札の合計は「18」です。この状況で「5」のカードを引いてくると、

18+5=23(>21)

となり、本来はバーストしてしまいます。しかし、「A」を「1」に変えてしまえば、

8+5=13(<21)

となり、バーストを防ぐことができます。

ブラックジャックというゲームでは、2通りの使い方ができる「A」の扱いが勝負を分けます。ソフトハンドとハードハンドの違いは、しっかりと理解できましたか?

次の章からは、実際にどういた場面でソフトハンドを活用するのか解説していきます。

ソフトハンドを使用する場面と使い方

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では、どうような場面で「ソフトハンド」が実践できるのか、具体的な数字を例に挙げてみていきましょう。

手札が「8」と「A」のケースで考えてみましょう。この時点での手札の合計は、

ハードハンド:「9」
ソフトハンド:「19」

となります。

ハードハンドの「9」として考えると弱い手札ですが、ソフトハンドの「19」とみると十分に勝負できる手札ですよね。このように手札に「A」が来た場合、ソフトハンドを使うと、手札を柔軟に捉えることができるようになります。

つまり、ソフトハンドを使用するタイミングは、手札に「A」が来たときということになります。ソフトハンドを使用することができれば、手札を2通りに解釈して戦略の幅を広げることができますよ。

ソフトハンドの特徴と利点

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では、「ソフトハンド」にはどのような特徴や利点があるのでしょうか。

戦略の幅が一気に広がる

ソフトハンドを活用できるようになると、手札を柔軟に捉えられるようになる分、選択肢が増えます。「A」をただ単に「1」とみなすハードハンド用のベーシックストラテジーだけでなく、ソフトハンド用のストラテジーも覚えれば、ブラックジャックのスキルも格段に上昇します。戦略の幅が広がれば、ブラックジャックをより深く楽しむことができるようになるでしょう。

「A」と「10」のブラックジャックにはボーナスが付くこともある

ブラックジャックというゲームでは、皆さんもご存知のように手札の合計が「21」となるブラックジャックが一番強い手札となります。そんなブラックジャックの中でも、「A」と「10」の2枚でブラックジャックが成立した場合、特別扱いでボーナス配当がもらえることがあります。「A」を「1」とみなすハードハンドでは「11」ですが、ソフトハンドなら「21」となるのですね。

絶対にバーストしない

先ほども解説したようにソフトハンドを使うと、どんな数字のカードを引いてもバーストすることはありません。バーストしないのはとても単純な理由です。

ブラックジャックで1番大きな数字は、「10」ですよね。ソフトハンドで「11」として扱っていた「A」を「1」に変更すれば手札の数字は「10」小さくなります。このようにどれだけ大きな数字を引いても、手札を「10」小さい状態に変えることができるので、バーストはありえないのです。

ちなみに、「11」を「1」に変更することでバーストを防ぎ命拾いできるため、「A」は便利で柔軟なカードですよね。このことから、「ソフト」ハンドという名前が付けられたのです。

オフとハンドは初心者には難しい

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ブラックジャックでは、「A」を「1」と「11」の2つの数字として扱うことができます。
このルールがブラックジャックの戦略の幅を大きく広げて面白いものにしています。しかし、戦略の幅が広がるということは、プレイヤー側が考えるべき選択肢が増えて難しくなってしまうということでもあります。

そのため「ソフトハンド」は、初心者にはあまりオススメできません。というのも、複雑になりすぎて混乱してしまうこともあるからです。

最初のうちは、「A」を「1」として扱う「ハードハンド」だけでも十分です。まずはハードハンドのベーシックストラテジーをしっかりとマスターするところから始めましょう。いきなり全てを完璧に使いこなそうと思っても、なかなかうまくいきません。

しかし、ソフトハンドを活用できるようになれば、ゲームがより面白くなり、勝率も上がります。ハードハンドの基本をしっかりと身につけて、次の段階に進めると感じた時には、ソフトハンドにも挑戦してみましょう。

この記事を参考にすれば、きっとソフトハンドをマスターできるはずですよ。