ハイオプトツーとは?上級者向けブラックジャックの必勝法!

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ハイオプトツーは、ブラックジャックの必勝法である「カードカウンティング」の一つです。カードカウンティングは出たカードをすべて記憶し、これから出るカードが有利なのか不利なのかを予測する手法ですが、すべてのカードを記憶するのは至難の業です。それを解決するために生まれたのがハイオプトツーのような手法です。

ハイオプトツーとは?

カウンティング

ハイオプトツー(Hi-OPTⅡ)とは、ブラックジャックの攻略法「カードカウンティング」のひとつです。カードカウンティングの種類はたくさんありますが、ハイオプトツーは上級者向けのカウンティング方法です。

基本的にカードカウンティングは、カードを3つのグループに分けてカウントしますが、ハイオプトツーは、カードを4つのグループに分けてカウントします。より細かくグループ分けすることで、精度を高めることができます。

4つのグループごとの「数字」と「点数」は次のとおりです。

  • グループ1:「10」「J」「Q」「K」のカード:点数「-2」
  • グループ2:「8」「9」「A」のカード:点数「±0」
  • グループ3:「2」「3」「6」「7」:点数「+1」
  • グループ4:「4」「5」:点数「+2」

ハイオプトツーを使う前に必要なこと

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ハイオプトツーは、ブラックジャックの必勝法であるカードカウンティングのひとつですので、ブラックジャックのルールとカードカウンティングの仕組みを知る必要があります。

ブラックジャックのルールを知る

ブラックジャックは、ディーラーとプレイヤーの対戦になります。ディーラーとプレイヤーに配られる2枚以上のカードの合計数が「21」に近いほうが勝ちとなります。

重要ポイント

・ブラックジャックでは、10としてカウントされるカードは、「10」「J」「Q」「K」
・ディーラーは手札の合計が「17」以上になるまでカードを引き続けなければならない

ブラックジャックのゲームの流れ

  1. ディーラーとプレイヤーに2枚のカードが配られます。ディーラーの2枚のカードは、1枚は表向き(アップカード)1枚は裏向き(ホールカード)に置かれます。
  2. プレイヤーは自分の2枚のカードの合計を「21」に近づけるため、「カードを追加する(ヒット)」または「手持ちの2枚のカードで勝負する(ステイ)」かのどちらかを選択します。

カードを追加して、手札の合計が「22」以上になると負け(バースト)です。
ブラックジャックでの勝負の分かれ目は、「追加する(ヒット)」か「勝負する(ヒット)」か、どちらを選択するかで決まります。どちらにするかを判断するためには、次に出るカード(シューの中のカード)を予測する必要があります。
それを予測する手法が「カードカウンティング」です。

カードカウンティングの仕組みを知る

カードカウンティングは、出たカードをすべて記憶し、まだ出ていないシューの中のカードを予測する手法です。※シューとは未使用のカードを入れておくボックスのこと。

予測するといいましても、シューの中のまだ出ていないカードの数字をすべて予測するわけではありません。「10」としてカウントされるカードがどのくらい残っているかを把握するのが目的です。それが分かれば、プレイヤーとディーラーのどちらが有利か分かります。

  • プレイヤーに有利なパターン
    シューの中に「10」とカウントする数字が多く残っている(「10」「J」「Q「K」のカードが多く残っている)
  • ディーラーに有利なパターン
    シューの中に「2」「3」「4」「5」「6」の数字が多く残っている

カードカウンティングの基本

カードカウンティングは、場に出たすべてのカードを記憶する必要がありますが、ディーラーやプレイヤーのカードをすべて記憶するのはよほどの記憶力がなければ不可能です。そこで考えられたのが、カードを3つのグループにわけて、それぞれのグループに点数をつけ、その合計からカウンティングする方法です。

3つのグループに分けて、どのようにカウンティングするかを、カウンティングの基本である「ハイローシステム」でご説明いたします。

グループごとの「カード」と「点数」は次のとおりです。

BJカウント

  • グループ1:「10」「J」「Q」「K」「A」のカード:点数「-1」
  • グループ2:「7」「8」「9」のカード:点数「±0」
  • グループ3:「2」「3」「4」「5」「6」:点数「+1」

まず、出たカードの「点数」の合計を出します。

例1)出たカードが「10」と「7」の場合
「10」の点数は「-1」、「7」の点数は「±0」ですので、合計は「-1」です。(-1 ±0 = -1)

例2)出たカードが「2」と「8」の場合
「2」の点数は「+1」、「8」の点数は「±0」ですので、合計は、「+1」です。(+1 ±0 = +1)

合計点数がでたら、これから出るシューの中のカードを予測します。

予測方法

カウンティングの合計点数が「-」の場合
ディーラーのバースト(負け)を狙います。「10」「J」「Q」「K」「A」のカードはマイナスと数えますので、点数の合計が「-」になる場合は、「10」「J」「Q」「K」「A」のカードはすでに引き出されてシューの中には「10」とカウントするカードが少ない可能性が高くなります。この場合、強気な勝負をせずディーラーのバースト(負け)を待つのが無難です。

カウンティング合計点数が「±0」の場合
そのまま様子をみます。合計数が「0」の場合は、カードに偏りが出ていませんのですぐ判断せずに様子をみましょう。

カウンティングの合計点数が「+」の場合
勝負します。「2」「3」「4」「5」「6」のグループはプラスとして数えますので、合計数がプラスになる場合は、「2」「3」「4」「5」「6」のカードがすでに引き出されているということです。ということは、シューの中には「10」「J」「Q」「K」「A」のカードが残っている可能性が高く、ヒットやダブルタウンで勝負することができます。

以上がカードを3つのグループに分けた基本的な「カードカウンティング」です。なお、「カードカウンティング」はブラックジャックだけでなくバカラの必勝法でもあります。

ハイオプトツーのやり方

カウンティング

ハイオプトツーは、4つにグループ分けします。カウンティングの点数が高いほどプレイヤーに有利になります。
4グループごとの「カード」と「点数」は次のとおりです。

  • グループ1:「10」「J」「Q」「K」のカード:点数「-2」
  • グループ2:「8」「9」「A」のカード:点数「±0」
  • グループ3:「2」「3」「6」「7」:点数「+1」
  • グループ4:「4」「5」:点数「+2」

「-1」のグループを省いて、新たに「+2」と「-2」のグループに分けることで、更に精度を高くします。ハイオプトツーは、「A」を「±0」とカウントしているのが特徴ですが、これが精度を高くするポイントになっています。

出たカードの「点数」の合計を出します。

カウンティングの合計点数が「-2」以下の場合
カードを追加せずスタンドしてディーラーのバースト(負け)を待ちましょう。マイナスが大きければ大きいほど、10のカードが場に出ていることになりますので、10のカードを引く確率は低くなります。
「-2」以下になる例
出たカードが「2」と「8」と「10」と「J」との場合、「2」の点数は「+1」、「8」の点数は「±0」、「10」の点数は「-2」、「J」の点数は「-2」、この合計は、「-3」です。計算式:+1 ±0 -2 -2 = -3

カウンティングの合計点数が「+1」以上の場合
ヒットやダブルダウンなどのカードを1枚追加して勝負してみましょう。
「+1」以上になる例
出たカードが「3」と「4」と「8」と「10」の場合、「3」の点数は「+1」、「4」の点数は「+2」、「8」の点数は「±0」、「10」の点数は「-2」、この合計は、「+1」です。計算式:+1 +2 ±0 -2 = +1

カウンティングの合計点数が「±0」の場合
すぐ判断せずにそのまま様子をみましょう。
「±0」になる例
出たカードが「5」と「8」と「9」と「K」の場合、「5」の点数は「+2」、「8」と「9」の点数は「±0」、「K」の点数は「-2」、この合計は、「±0」です。計算式:+2 ±0 ±0 -2= ±0

ハイオプトツーは、52枚のカードをすべてカウントすると、最後に「0」になります。
ハイオプトツーは、更に他のカウンティングの「Aのサイドカウント」と「トゥルーカウント」というカウント方法を組み合わせることで、より高い効果が得られます。

ハイオプトツーの注意点

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カードカウンティングはラウンドカジノでは禁止
カウンティングシステムは勝率を上げるための最強の必勝法ですが、勝率が高いためラウンドカジノ(本場のカジノ)ではカウンティングを行う行為(メモをとるなど)を禁止しています。実際にカウンティングを行ったプレイヤーが即刻退場、出入り禁止になった例は多いので注意しましょう。

カードカウンティングはライブゲームでする
オンラインカジノの場合、ライブゲームでのみ効果を発揮します。コンピューター対戦では、1ゲームごとにシューがシャッフルされる仕組みになっていますのでカウンティングシステムを行う意味がありません。

ハイオプトツーを習得したいなら

オンラインカジノイメージ

ハイオプトツーは、他のカウンティング方法より、集中力と冷静な判断がポイントだといわれています。ラウンドカジノ(本場のカジノ)ではメモを取ることは禁止ですので、すべて暗記するしか方法はありません。よほど暗算力と記憶力が良くないと無理ですね。

ハイオプトツーを習得したい方は、オンラインカジノのブラックジャックでメモを取りながら練習するのもいいかもしれません。オンラインカジノならメモを取っていることは相手に見えませんので大丈夫です。オンラインカジノには無料で遊べるブラックジャックがあるようですのでお金を賭けずにまずは実践してみましょう。