オッズコールとは?テキサスホールデムポーカーでの賭け方や使い方 | WIKICASI

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テキサスホールデムポーカーのスキルを上げて勝てるようになるためには、「オッズコール」を使いこなせるようにならなくてはいけません。今回の記事では、オッズコールの使い方だけでなく、そもそも「オッズ」とは何なのかという点から詳しく解説していきます。ぜひ、この記事を参考にしてオッズコールをマスターしましょう。

オッズコール(odds call)とは

今回解説する「オッズコール(odds call)」という用語は、テキサスホールデムポーカーというゲームで使われている言葉です。

このテキサスホールデムポーカーはポーカーの一種で、世界中のカジノで最も広くプレイされている人気の高いカードゲームです。

ポケットカードと呼ばれる2枚の手札と、全員が共通で使うテーブル上のカード(コミュニティカード)5枚を組み合わせて役を作るのが特徴的ですね。

ちなみに、テキサスホールデムポーカーには細かなルールの違いで

  • オマハ・ホールデム
  • パイナップル
  • クレージー・パイナップル
  • レットイットライド

といったバリエーションが存在します。

このテキサスホールデムポーカーは、単純な手の強弱だけでなく、ブラフや読み合いなどが勝敗を分けるゲームです。そうした中で大切になってくる要素のひとつが、「オッズコール」という考え方なのです。

自分の手札(ポケットカード)と共通カード(コミュニティカード)から作れる手札の強さや相手の動向から、おそらく自分の勝率はそれほど高くないなと推測できるシーンがあります。

しかし、自分の勝率は劣っていても、勝てたときに獲得できる賞金(ポット)の額を考慮すると「オッズが合う」状況も存在するのです。

そうした場合に、「コール」することをオッズコールというのです。

ここで言う、「オッズ」という言葉は、「確率」のことを意味します。「オッズに合う」と言えば、現在の勝率が見合っているということになります。反対に、「オッズが合わない」と言うときは、確率的に見合っていない状況を指しています。

ポーカーというゲームでは、51%勝てるハンドで勝負をしても、勝つときもあれば負けるときもあります。しかし、試行回数が増えれば勝率も51%に近くなりますよね。

このように、長期的に考えた場合に儲かる選択肢が「オッズに合った」勝負なのです。

つまり勝率は低いけど、獲得できるポットまで考えると「長期的には見合っているとき」に使うのが、オッズコールなのです。

オッズの賭け方

では続いて、「オッズコール」をどうやって賭けるのか解説していきます。

自分の番が回ってきたときに、自分の手札(ポケットカード)と共通カード(コミュニティカード)、相手の手札、ポットを元にどう行動するか考えます。そのとき、オッズが合うと判断した場合に「コール」をします。

この判断基準については次の章で解説するので参考にしてくださいね。

オッズコールの使い方

「オッズコール」を使いこなすには、使うべきタイミングがいつなのかをしっかりと把握する必要があります。オッズコールをするかどうかの判断を下すために大切になるのは、「ポットオッズ」という考え方です。

ポットというのは、そのハンド中にベットされた金額の合計分です。勝った場合に獲得できる賞金に当たります。そしてポットオッズというのは、獲得できるポットと、そのポットを獲得するための勝負に参加するのに必要となるベット額の比率のことを指します。

例えば、ポットが20ドルの状態で自分の番が回ってきたとします。あなたは、その状況に対して5ドルでコールという行動をとります。

このとき、

投資額5ドル:ポット20ドル=1:4

というポットオッズが求められるのです。欧米のカジノでは、この「1:4」の比率を「4-to-1」と表記します。

私たちに馴染みの深い言いかたをすると、配当が5倍ということです。5ドルの投資で、投資分を合わせた25ドルが返ってきます。そのため、「4-to-1」と「5倍」というのは同じ意味となっています。

少し混乱してしまうかもしれませんが、自分が分かりやすい言い方で考えるようにしましょう。

実際にテキサスホールデムポーカーをプレイする際には、このポットオッズに基づいてオッズコールをするべきなのかどうかを判断します。

先ほどのように、

  • ポット:20ドル
  • ベット:5ドル
  • オッズ:4倍

のケースで考えてみましょう。

このとき4倍の配当を獲得することができるということを加味すると、

100÷4=25

なので、25%の勝率がオッズコールをするかどうかの分岐点になります。たとえ4回に1回しか勝てなくても、得られる配当が4倍なら「オッズが合う」というわけですね。このように求めた必要となる勝率より、高ければ勝負すべきですし、低ければ勝負してはいけません。

ちなみに、オッズコールは、次のような条件のときによく用いられます。

  • プリフロップのタイミングで参加人数が多い
  • 半端なハンドだけどナッツハンドを目指してコールする
  • フロップ以降でドローする

オッズコールを上手く活用しよう!

テキサスホールデムポーカーは、単純に配られた札が強いか弱いかだけでは勝敗が決まりません。自分の手を実際より強く見せたり弱く見せたりするブラフや相手との読み合いや駆け引きが勝負の鍵を握ります。

そうしたプレイヤーのスキルの比重の高さがテキサスホールデムポーカーの醍醐味なのですが、同時に難しいポイントでもありますよね。

オッズコールを使いこなすには、

  • ポットオッズが良いのか
  • コールしたとして、どれくらいの確率でベストハンドを作れるのか(勝てるのか)

をよく考えて、最終的にオッズが合うのか判断することが大切です。

「オッズコール」を正しく理解して、上手く活用できるようになれば、スキルは格段にレベルアップします。ポーカーで勝ちたい!稼ぎたい!という方は、今回の記事を参考にしてオッズコールをマスターしましょう。

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