コミュニティカードはカジノゲームにおいてポーカー系のゲームで使われるカジノ用語です。主にテキサスホールデムポーカーやレット・イット・ライドなどで使われています。今回はコミュニティカードの役目や使い方などをご紹介したいと思います。コミュニティカードのルールは簡単ですが、ルールを覚えただけでは勝てないのがポーカー。まずは基本を覚えましょう!
目次
コミュニティカードとは?
コミュニティカード(Community Card)とは、ポーカー系のゲーム(※)で使われるカジノ用語で、プレイヤー全員が共通の持ち札として使用することができるカードのことです。コミュニティカードは5枚、ポーカーテーブルの中央に表向きに置かれ、プレイヤー全員が見ることができます。
(※)コミュニティカードを使う有名なゲームは、「テキサスホールデムポーカー」や「レット・イット・ライド」ですが、他にもポーカー系のゲームにはさまざまな種類があります。
- オマハハイロースプリット
- パイナップル
- ウォーターメロン
- スプリットホールデム
- クールシュベル
- セブンカードスタッド
- ラズ(7カードスタッドロー)
- ファイブカードドロー
- バドゥーギ など
コミュニティカードの使い方
ポーカーの主流である「テキサスホールデムポーカー」は、コミュニティカードが使われます。
テキサスホールデムポーカーの流れ
①手札が配られる
ディーラーがプレイヤーに2枚のカードを配ります。2枚のカードは裏返しに置かれますので、自分だけしか見ることができません。この2枚のカードを手札(ホールカード)と呼びます。
②コミュニティカードが置かれる
テーブルの中央に5枚のコミュニティカードが表を上にして置かれます。このコミュニティカードはみんなが自由に使える共有カードです。
③勝負する
自分の手札2枚と、5枚のコミュニティカードの合計7枚のカードを自由に組み合わせて5枚のカードで役を作ります。5枚の役を作る際、自分の2枚の手札を何枚使うかは自由です。たとえば「手札を1枚+コミュニティカード4枚」または「手札0枚+コミュニティカード5枚」というふうに。
コミュニティカードの役目
コミュニティカードは「誰でも自由に使える共有カード」だということを頭に入れて説明を読んでください。
通常カードには、同じ数字のカードは4枚しかありません。(ハート・スペード・ダイヤ・クローバー)。4枚しかないということは、二人が同時に同じ数字で「スリーカード」になることはありません。ところが、コミュニティカードがあると、2人が同時に「スリーカード」になる可能性があります。
たとえば、コミュニティカードが以下の5枚だとしましょう。
- 「ハートの5」
- 「スペードの5」
- 「スペードの6」
- 「ダイヤの10」
- 「クローバーのK」
この場合、残っている「5」は、「ダイヤの5」と「クローバーの5」の2枚だけです。
もし、自分の手札に「ダイヤの5」があれば、コミュニティカードの「ハートの5」「スペードの5」と合わせてスリーカードになります。
相手のプレイヤーが「クローバーの5」を持っていれば、そのプレイヤーもコミュニティカードの「ハートの5」「スペードの5」と合わせてスリーカードになります。つまり、二人が同時に「スリーカード」になるわけです。
コミュニティカード付きゲームは難しい!
「心理戦がポーカーの醍醐味」と言われていますが、コミュニティカードがあるからこそ、駆け引きが勝敗を決めます。プレイヤー同士が、コミュニティカードと自分の手札を見ながら、嘘と本音と顔色で相手の手札を探りながら勝負をします。
実際、ルールを覚えただけでは、心理戦の上級者に勝つのは難しいようです。自分の手持ちのカード2枚と、コミュニティカードでどんな役が作れるか?…という基本的な予測だけでは勝つことはできません。自分の手札が弱くても相手をゲームからおろすことで勝つ方法もありますので、相手の手札や出方を見抜く目が必要になります。
心理戦を身につけるのはゲーム経験が必要ですが、一度駆け引きを覚えるとその緊張感がやみつきになるようです。最後まで気が抜けない勝負に勝った時の喜びは他のゲームでは味わえないかもしれませんね。いつかはやってみたいですね「手に汗握る心理戦」!