サレンダー(Surrender)を簡単に解説すると、ブラックジャックのルールの一つで、賭け金の半分を放棄してゲームを降りることです。勝利の見込みがないと判断したら「サレンダー」と宣言して早めに勝負を下りることが可能なのです。この致命的な負けを回避することができるサレンダーというルールを、頭に入れてブラックジャックを思いっきり楽しみましょう。
目次
サレンダーとは?
サレンダー(Surrender)とは、おもにブラックジャックのルールの一つです。
配られたカードをプレイヤーが確認して、自分に不利なハンドだと判断した時に、「サレンダー」と宣言することで、その勝負から降りることができます。勝利の見込みがないと判断したら早めに勝負を下りるのです。つまり降参ですね。
プレイヤーがサレンダーを宣言することで、賭け金の全額を没収されることなく、賭け金の半分を損失するという、とても魅力的なルールなのです。ブラックジャックでは、最初の手札で勝てるかどうかが決まってしまうことがけっこう多いので、サレンダーをしておけば賭け金の総額を失わずに済みます。
ブラックジャックでは手札が21を超えてしまうことをバストと呼んでいますが、その時点で負けが確定してしまいますよね。プレイヤーは先にカードを引くため、バストに遭遇する確率が高く、先にバストをするとその時点で負けが確定します。そして、その後でバストをしたディーラーにも負けることになり、不利となるのでサレンダーを採用していることが多いようです。
サレンダーで気をつけること
どこのカジノでもサレンダーができるわけではありません。中にはサレンダーを認めていないところもあり、カジノによってサレンダーの対応はまちまちです。
実際にルールを見ることができる様にサレンダーを公開しているところもあるのですが、カジノの暗黙のルールとして認められている場合が多いのです。
プレイ前にサレンダーが可能かどうかを、まずはディーラーに確認してからプレイを行うようにしましょう。サレンダーに限らず、カジノのブラックジャックのルールは細かいところで違っていることが多く、事前の確認が大切です。
最後に
ブラックジャックのサレンダーは「降参」という意味ですが、ブラックジャック以外のゲームでも降参のルールがあり、サレンダーではなく「フォールド(fold)」と呼ばれています。「逃げるが勝ち」ということわざがありますが、実際そうかもしれませんね。