ハイオプトワンはブラックジャックのカウンティングシステムのひとつです。リアルカジノでは使えませんがオンラインカジノでは使える必勝法です。ハイオプトワンをスムーズに使うには基本のカウンティングシステムを理解する必要があります。今回はハイオプトワンシステムのやり方やをご紹介したいと思います。
目次
ハイオプトワンとは
ハイオプトワン(Hi-OPTⅠ)とは、ブラックジャック最強の必勝法である「カードカウンティング」システムのひとつです。カードカウンティングは使われたカードをすべて記憶し、シューの中のカード(まだ使われていないカード)を予測します。
ハイオプトワンは、ブラックジャックにおいて1デッキ専用(カード1組だけで行うゲーム)の「カードカウンティング」です。
ハイオプトワンを知るには「カードカウンティング」のシステムを知る必要があります。まずは「カードカウンティング」の基本をご紹介したいと思います。尚、「カードカウンティング」はオンラインカジノでは使用可能な必勝法ですが、リアルカジノでは禁止行為です。禁止になるほど「カードカウンティング」は最強でカジノ泣かせといわれているようです。
カードカウンティングを理解してハイオプトワンを使う
カードカウンティングの仕組み
配られたカードを記憶(記録)して、まだ出ていないシューの中のカード(未使用のカード)を予測することです。シューとはゲームで引くカードの集まりのことです。
ブラックジャックでは10として数えるカードが多く含まれています。それは「10」「J」「Q」「K」です。これら「10」「J」「Q」「K」がシュー(未使用のカード)の中に何枚残っているかがポイントです。
例えば、プレイヤーの手札の合計が11だったとして、この時、もしシューの中に10が多く残っていることを知っていれば、10を引けば有利な状況になることがわかります。
逆に、もしプレイヤーの手札の合計が18だった場合は10を引けばバーストしてしまう確率が高いことがわかります。つまり、確率が想定できると無理な勝負になるからやめておく・・という選択ができるようになります。
それはプレイヤーのカードだけではなく、ディーラーのカードを知ることも重要なポイントです。シューの中に10のカードが多いとして、ディーラーのオープンカードが10や11などの高い数値であれば、ディーラーが10を引いてバーストする可能性が高くなります。
カードカウンティングの基本「ハイローシステム」
カウンティングの基本「ハイローシステム」についてご紹介いたします。ハイローシステムは、ブラックジャックの基本的なカウンティングシステムです。
まず出てきたカードをグループ分けします。
グループ分け
- 「10」「A」のカード:点数「-1」
- 「7」「8」「9」のカード:点数「±0」
- 「2」「3」「4」「5」「6」:点数「+1」
次に、ディーラーのカードとプレイヤーの点数を合計して状況を判断します。
判断方法
カウンティングの計算結果が「-」の場合は、ディーラーのバーストを狙う
「10」「A」のカードはマイナスと数えますので、合計数が「-」になる場合、「10」や「A」のカードがすでに引き出されてシューの中には「10」や「A」のカードが少ない可能性が高くなります。この場合、一発勝負で強気にならずにディーラーのバーストを待つのが無難です。
カウンティング計算結果が「±0」の場合は、そのまま様子を見る
合計数が「0」の場合は、カードに偏りが出ていませんので状況判断せずに様子を見ましょう。
カウンティングの計算結果が「+」の場合は、勝負してみる
「2」「3」「4」「5」「6」のカードはプラスとして数えますので、合計数がプラスになる場合は、「2」「3」「4」「5」「6」のカードが引き出されているということです。つまり、シューの中には「10」「A」のカードが残っている可能性が高いのでヒットやダブルタウンで勝負することができます。
ハイオプトワンシステムのやり方
ハイオプトワン(Hi-OPTⅠ)システムは複雑なカードカウンティングシステムのなかでもシンプルで使いやすいものです。
前述しましたが、ハイオプトワンはカード1組だけで行うゲーム(シングルデッキゲーム)用のカウンティングシステムです。基本的なカウンティングシステム「ハイローシステム」とは異なる分けかたでカードをカウントします。
ハイオプトワンシステムの基本カウント
ハイオプトワンのカウントはハイローシステムとは異なり、「2」「A」を±0としてカウントします。少々複雑ではありますが精度の高いカウンティングができます。
ハイオプトワンシステム
- 「3」「4」「5」「6」=プラス1(+1)
- 「10」「J」「K」「Q」=マイナス1(-1)
- 「2」「7」「8」「9」「A」=ゼロ(0)
方法1
「Aのサイドカウント」です。「A」はブラックジャックの中で「1もしくは11」という特殊な数え方をします。特殊なカードを特殊なカウントで分けることで、プレイヤーはディーラーに対しさらに有利になり、勝てるチャンスを獲得できるようになります。
1組のデッキを見ると、「A」は1/4の1デッキ(カード1組の1/4)の割合で回ってくると予想できます。デッキごとに「A」があるかないか?を確定することで活用できます。
パターン
デッキの1/4が配布された時点で「A」が1枚も配られなかった場合、カウントに1をたします(+1)
エースが2枚配られた場合はカウントから1を引きます(-1)
方法2
「トゥルーカウント」です。カウント値を残りのカード枚数(シューの残りの枚数)で割ったものを「トゥルーカウント」といいます。この「トゥルーカウント」を確定するのは最も複雑といわれていますが、ハイオプトワンシステムは比較的簡単に確定することができます。
カウント値が-3でカードの残りが15枚の場合
- (-3)÷15=0.2(トゥルーカウント)
この値が大きければ大きいほど勝つ確率が高くなります。なぜ大きいとチャンスが大きいかというと、残りの枚数が少なくて、カウント値が大きいほうが期待値は高くなります。
- カウント値が3でカードの残りが40枚:3÷40=0.075(トゥルーカウント)
- カウント値が3でカードの残りが10枚:3÷10=0.3(トゥルーカウント)
この算出された「トゥルーカウント」を見ると、残りの枚数が少ないほうが、「トゥルーカウント」値が高くなります。尚、「トゥルーカウント」は「真の値」という意味があります。
ハイオプトワンの注意点
カードカウンティングはラウンドカジノでは禁止
カウンティングシステムは勝率を上げるための最適な必勝法で、非常に威力が強いためラウンドカジノ(本場のカジノ)ではカウンティングを行うのは禁止です。オンラインカジノでは使えますのでやり方を覚えたらオンラインカジノでやってみましょう。
カードカウンティングはライブゲームでする
オンラインカジノのブラックジャックでカードカウンティングするにはライブゲームでのみ効果を発揮します。通常のコンピューター対戦では、シュー(未使用のカード)が1ゲームごとにシャッフルされる仕組みになっていますのでカウンティングシステムを行う意味がありません。
最後に
ハイオプトワンシステムはカウンティング方法の基本を理解していないと分かりにくいと思います。まずはカウンティングシステムの基本となる「ハイローシステム」を覚えてくださいね。カウンティングシステムはハイオプトワンシステム以外にもたくさんありますので気になったシステムから1つずつ覚えてやってみましょう。