ハウスアドバンテージとは?カジノの仕組みや利益について | WIKICASI

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ハウスアドバンテージ(House Advantage)は、カジノの仕組みを知るうえでも、実際にカジノゲームをプレイするうえでも、とても重要な用語です。なぜカジノ側に利益があがるのか、その有利性と利益関係を把握しておくことはカジノゲームをするうえで必要となる知識です。いまいちど確認しておきましょう!勝敗は運しだいでもありますが、だからこそ、カジノ側は利益確保にいくつかの方法をとっているのです。

ハウスアドバンテージとは?

ハウスアドバンテージ(House Advantage)とは、「ハウスエッジ」と同じく、プレイヤーがカジノで遊ぶ際に生じる、ルールやコミッションを考慮したカジノ側の利益を確保するために用意された手段のひとつです。

ハウスアドバンテージの「ハウス」は、カジノやホテルのことを指します。「アドバンテージ」は、有利、利益、得と考えるともうおわかりでしょう。ハウス側が利益を上げるために、統計学的に割り出したハウス側の有利性のことを、ハウスアドバンテージまたはハウスエッジと言います。

カジノ側の利益を支えるものとして、

  • 「RNG」
    スロットのヒット率や返還率をコントロールする「乱数発生器」のこと
  • 「アンティ」
    ラウンドの参加時に強制的に支払いを要求される賭け金のこと
  • 「ハウスアドバンテージ」
    利益を上げるため統計学的に割り出したハウス側の利益。控除率。

があげられます。

ハウスアドバンテージの仕組み

たとえば、ルーレットを例にあげてみましょう。

2分の1の確率で当たる賭け方がいくつかありますが、この1/2という賭け方に「緑の0」や「緑の00」といったマスは含まれません。さらに、ルーレットの数字は36までありますが、数字ピンポイントに賭ける手法でも配当は36倍です。

ここに「0」の存在が含まれると当たる確率は1/37に下がり、「00」の存在も含むとなると当たる確率は1/38まで下がります。これでは36の数字全てに賭け続けたとしても、いずれ「0」や「00」が出て負けてしまいます。

つまり、カジノというゲームは、プレイヤー不利の設計で運営されているということです。これがカジノ側が上手に利益を得られるハウスアドバンテージの仕組みとなります。
このように、カジノゲームには、例外なくハウスアドバンテージが設定されています。もちろん、ルーレットやブラックジャックを行うテーブルゲーム、スロットマシンも全てです。

すべてのゲームにおいてハウス側の有利性は存在しています。これが、カジノ経営の母体を支えているのですから当然のシステムです。

まずはカジノ運営の大前提として、カジノ側はプレイヤーからさまざまな手法で取り分を回収し、それが利益となり、経営が成り立っているということを頭に入れておきましょう。カジノが長らく企業として利益をあげているのは、このハウスアドバンテージがあるからです。

クラップスの「オッズ賭け」という賭け方に限っては、ハウスアドバンテージがないと思われている方もいらっしゃいますが、オッズ賭けをする場合は、まずPASS LINEに賭ける必要があるので、厳密にいえばこれもハウスアドバンテージが取られているのです。

最後に

ディーラーの技量や采配が、カジノの利益を出していると考えている方もいますが、カジノは一人の人間の技量に頼った危険な運営はしないものです。このハウスアドバンテージにより、多くの利益を得られることで、企業としても成り立つのです。

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