ホールカードとは?覚えておきたいカジノ用語

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ホールカード(Hole Card)とは、ブラックジャックの時などに使われる言葉で、カジノディーラーがプレイヤーに配る2枚目のカードを指すカジノ用語です。プレイヤーがアクションに入る前に、「ホールカード」としてカジノディーラーが前もって2枚目のカードを配るか配らないかの違いがあります。ポーカーなどの他のゲームでもよく使われる言葉なので、この機会に覚えておくとよいでしょう。

ホールカードとは?

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ホールカード(Hole Card)とは、ディーラー自身に初めに配られる2枚のカードのうち、見えないように裏返しになっているカードのことです。

ブラックジャックでは、ゲームを開始する前、ディーラーは自身とプレイヤー全員に2枚のカードを配ります。まずディーラー自身に1枚のアップカード(表向きのカード)と、1枚のホールカード(裏向きのカード)が配られ、次にプレイヤーに2枚のカードが配られます。

■裏向きのカードは「ホールカード(Hole Card)」
■表向きのカードは「アップカード(UP Card)」

ヨーロピアンブラックジャックはノーホール

通常のブラックジャック以外に、ヨーロピアンブラックジャックというものがあります。通常のブラックジャックとヨーロピアンブラックジャックの違いはディーラーのホールカードがあるかないかです。ヨーロピアンブラックジャックはディーラーのホールカードが無い(ノーホール)タイプです。

アメリカや韓国などは、ブラックジャックにホールカードが存在しますが、世界的にはホールカードが無いブラックジャックが一般的のようです。では、なぜ未だにアメリカや韓国では、ホール・カードがあるタイプを導入し続けるのでしょうか。一説にはホールカードの方が、プレイヤーにとって、やさしいルールになっているからだと言われています。

ホールカードのルール

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ブラックジャックはディーラーの表向きのアップカードと裏向きのホールカードで、ディーラーの点数がどうなるか?を予想し、それによって自分はどう選択すればその点数に勝てるか?を考えます。

ブラックジャックのルールにおいて、「ホールカード有り」と「ホールカード無し」があります。

カジノの本場であるラスベガスでは「ホールカード有り」のルールで、流れとしては、プレイヤーのアクションに入る前に、ディーラー自身には前もって2枚のカードが配られます。最初の1枚を「アップカード」または「フェイスカード(※)」と呼び、アップカードは数字が分かるように表向きにして配られます。次に2枚目のカードを、ホールカードとして裏にして、つまり伏せたままプレイヤーに配ります。

「ホールカード有り」であれば、ディーラーのアップカードがAもしくはTのときには、プレイヤーのアクションに入る前に「ディーラーがブラックジャックかどうか」の確認をします。このときディーラーがブラックジャックだった場合は、プレイヤーのアクションは行なわれずに、その場で勝負が決まります。

(※)フェイスカードとは
カードのうち「J」「Q」「K」の絵札のカードはフェイスカード(face card)と呼ばれています。ブラックジャックだけではなくポーカーでもよく使用される、使用頻度が高い言葉なので、この機会に覚えておくと良いでしょう。

最後に

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本来、ストラテジーが考え出されたのが、ホールカードがあるアメリカのカジノでした。その後爆発的に人気が出て広まった背景があるため、カジノは今更変えるわけにはいかなくなったのでしょう。

世界のカジノには、いろんなタイプのカジノゲームがあるものですね。