パイガオポーカーとは?初心者でも分かる遊び方の解説! | WIKICASI

ゲームの種類と遊び方

ポーカーさえ知っていれば簡単に始められる「パイガオ・ポーカー :Pai Gow Poker」は一見難しく感じるかもしれませんが、実際にカジノでは多くのプレイヤーが楽しんでおり、シンプルかつスピーディな展開があなたを魅了することでしょう。ポーカーと違ってジョーカーを使える点がおもしろく、それを「A」としても使うこともできるんです。カジノに遊びに行ってこのパイガオ・ポーカーを見つけたら、さっそくチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

パイガオポーカーとは?

パイガオ・ポーカー (Pai Gow Poker)とは、基本的なポーカーゲームに中国の牌(はい)ゲームの「パイガオ」の要素が加わって発展したポーカーゲームで、本場のカジノ(ランドカジノ)やオンラインカジノで世界的に広まりつつあるポーカー系のゲームです。

パイガオ・ポーカーでは、まず7枚のカードが配られ、その7枚を5枚(High Hand ハイハンド)と、2枚(Low Hand ローハンド)の2つに分け、バンカー役(胴元役)と勝負します。自分でいかに手持ち札を組んで勝ちに導くか?という戦略的な面が高いのが人気の秘密です。

しかもこのカジノゲームは、プレイヤーがバンカー役(胴元役)を引き受けることができ、バンカー役の自分対その他のプレイヤーという戦いも出来るのも魅力。さらにポーカーの役が出来たらジャックポットもあるので、ポーカー系ゲームの美味しいところだけ集めたようなカジノゲームです。

パイガオ・ポーカーで使われるカードは、ジョーカーを合わせた1デック53枚。一人につき7枚のカードが配られるので、最大で7人までしかできません。

パイガオ・ポーカーは、配られた7枚のカードを5枚(ハイハンド)と2枚(セカンドハンド)に分けてポーカーの役を作り、ディーラーではなく、バンカーとの優劣を競うもので、5枚と2枚ともに勝つことが目的です。5枚にストレートフラッシュなどの良い手ができたとしても、2枚が低い数字のノーペアならば引き分けにしかなりませんよね。

その一方で、いわゆるパイガオ(ノーペアの手)でも、セカンドハンドが「K」「Q」などの場合は、1勝1敗の引き分けになる可能性が高いので、2枚をどのように分けるかが重要なゲームということになるでしょう。

パイガオ・ポーカーのルールは、とてもシンプルで一般的なポーカーさえ知っていれば簡単に覚えることができます。とはいうものの、ポーカーなどのテーブルゲームは経験が何よりものを言うので、本場のカジノでいきなり勝つにはかなりハードルが高い為、オンラインのライブカジノで経験を積んでおく必要もあるかもしれません。オンラインカジノの無料体験でこのパイガオ・ポーカーを見つけたら、ぜひ挑戦してみてください。

パイガオポーカーの起源

パイガオ・ポーカー (Pai Gow Poker) の起源は、中国の「牌九:パイヂォウ」というドミノに似た牌を使用して行うゲームからきています。牌九を広東発音すると「パイガオ」といい、天九牌という名のプレートを使った中国のギャンブルゲームです。

広東語の「九」の発音も、英語の「gow」も、「ゴウ」より「ガウ」に近いこともあり、「パイ・ガウ・ポーカー」と呼ばれたり、「パイ・ゴウ・ポーカー」と呼ばれたりするわけです。

この牌九という中国のギャンブルゲームは、32枚の天九牌を各プレイヤーに4枚ずつ配り、それを2枚ずつに分けて、同じように分けた親と手役の強さを競い合うものなのですが、鉄道建設の仕事をする中国人労働者によって19世紀にアメリカにもたらされたと言われています。ポーカーと融合してパイガオ・ポーカーも浸透していったとのことですが、同じようなゲームにフィリピンでは「ロシアンポーカー」または「13ポーカー」、最近では「チャイニーズポーカー」と言われるものがあります。

パイガオ・ポーカーを最初に始めたのは、1986年にカルフォルニア州ベルカーデンにあったシクルクラブというカードルームであると言われています。その後、ネバダ州でも取り入れられ、スターダストホテルのポーカールームで遊ばれるようになりました。よってカルフォルニアスタイルとネバタスタイルの二つが確立されましたが、現在のカジノでは、ネバタスタイルが主流になっています。

パイガオポーカーの4つの基本的ルール

まずは大まかな流れを把握できるよう、パイガオ・ポーカーの基本となる部分を4つに分けてわかりやすく説明をします。

ジョーカーを加えた53枚のカードを使用する

一般的なポーカーはジョーカーを除く52枚のカードを使用しますが、パイガオ・ポーカーではジョーカーを加えてゲームを楽しみます。

ジョーカーはAとしても使うことができる

ジョーカーはAとしても使うことができますが、ハンド(手役)の完成を条件として、ジョーカーをワイルドカードとして使えるルールとなっています。

ディーラーとの対戦形式

パイガオ・ポーカーはディーラー(もしくはバンク)との対戦形式をとります。他のポーカーの中には、プレーヤー同士が対戦する形式をとる場合や、ただ勝つ方を予想して賭けるだけの場合もありますが、パイガオ・ポーカーはディーラーとの対戦形式ということで、本場のカジノ感を味わうことができる絶好のゲームです。

ハンドはポーカーと同じ

ハンド(手役)は一般的なポーカーと同じですので、ポーカーのハンドを知っていれば、初心者でもすぐに慣れて楽しめますよ。

パイガオポーカーゲームの流れ

どのようにゲームが進められていくのかを簡略化して4つに分けて説明します。

  1. テーブルにつくと、それぞれのテーブルごとにアンティ(Ante)と書かれたゾーンがありますので、そのゾーンにチップを置きます。賭けたいだけのチップをそこに置くことで、ディーラーに対してゲームへの参加意思を表明することになります。
  2. プレイヤーのゲームの参加意思をディーラーが確認すると、プレイヤーとディーラーそれぞれに7枚のカードが配られゲームがスタートします。
  3. 7枚のカードが配られたあとは、2枚のローハンドと5枚のハイハンドをそれぞれに分けます。この分ける動作がまさに勝負の分かれ目でもあり、プレイヤーの腕の見せ所でもあります。
  4. プレイヤーと同じく、ディーラーも手札を2つに分けているため、それぞれのハンド同士で勝負をさせます。ディーラーに対して、ローハンド、ハイハンド共に勝負に勝った場合は、プレイヤーの勝ちとなりますが、片方だけ勝った場合は引き分け。どちらも負ければ負けとなります。

パイガオ・ポーカーの勝率についてですが、およそ40%の確率で引き分けとなり、プレイヤーが30パーセントの勝ち、ディーラーも30パーセントの勝ちです。ただし、ディーラーもしくはバンクはプレイヤーに対して1.5パーセント程、有利となります。これはコピーハンドが勝ちとなるからなのですが、バンクプレイが攻略法になるのはこれが理由だからです。

パイガオポーカーの勝敗の決定

プレーヤーの5枚のハイハンドと、ディーラーの5枚のハイハンド及び、プレーヤーの2枚のローハンドと、ディーラーの2枚のローハンドを比較します。

  • プレーヤーの手役が、ハイハンド、ローハンドともに、ディーラーの手役よりランクが上 → プレーヤーの勝ち。プレーヤーは、ハウスへの5%の手数料を差し引いた勝ち金を受け取る。
  • プレイヤーあるいはディーラーの2つのハンドのうちの1つだけが勝つ → ゲームは勝敗なしのPush(引き分け)となる。プレーヤーに賭け金は戻される。
  • プレーヤーの手役が、ハイハンド、ローハンドともに、ディーラーの手役よりランクが下 →プレーヤーの負け。プレーヤーは、賭け金を失う。
  • 両者のハイハンドあるいはローハンドのランクが全く同じ場合 → 「コピー」と呼ばれ、そのコピーのハンドはディーラーの勝ち。
  • ノーペア(ハイカード) → いずれの役にも当てはまらない
  • ワンペア  → 同一数字のカード2枚のペアが1セット
  • ツーペア  → 同一数字のカード2枚からなるペアが2セット
  • スリーカード  → 同一ランク(数字)のカード3枚
  • ストレート  → 5枚のカードの数字が連続していること
  • フラッシュ  → 5枚全てが同じスート
  • フルハウス →  ワンペアとスリーカードの組み合わせ
  • フォーカード  →  同一数字のカード4枚
  • ストレートフラッシュ  → 5枚のカードが連番で、なおかつ全て同じスート
    パイガオ・ポーカーでは、最高のストレートフラッシュは「5」「4」「3」「2」「A」
  • ロイヤルストレートフラッシュ  →  10、ジャック、クイーン、キング、エースの組み合わせで、なおかつ全て同じスート
  • ファイブエース  → 4枚のエースとジョーカー

最後に

パイガオ・ポーカーゲームには基本的なゲーム以外にも「カリビアンポーカー」などで行われているサイドベット方式のジャックポット付きのものがあります。「ジャックポットパイガオ・ポーカー」や「フォーチュンパイガオ・ポーカー」など呼ばれているものがそうなのですが、配られた7枚に特定の役以上があれば配当を受けられます。このジャックポット付きパイガオ・ポーカーは役がこないときは一方的に賭金が減っていくので、浮き沈みのない安定したゲームをめざす方には向かないゲームです。

Visited 8 times, 1 visit(s) today

コメント

タイトルとURLをコピーしました