ギャンブルに大金を使う人ってどういう人たちだと思いますか?世界には想像を絶する金額を瞬時につぎ込む人たちが存在します。それぞれタイプこそ違いますが、全員とにかく「勝つ」ことだけにこだわり、独自の道を歩いた文字通り「ギャンブラー」です。世界中のカジノで語り継がれているそんな伝説のギャンブラーたちをご紹介します。まもなくカジノが開催される日本ではどんな歴史が刻まれるのでしょうか?
目次
ギャンブラーの世界にも伝説級の人達が存在する
「ギャンブラー:gambler」とは「賭博をする人」または「賭博師」そして「危険を恐れない人」。
世界には普通の人たちが一生かかっても稼げない額を、ポンと簡単に賭けてしまう超有名ギャンブラーたちが大勢存在します。
世界に200人以下と言われているホエール(鯨=大金を賭けるハイローラーのことを鯨のような大物という意味で使う)と呼ばれている大物ギャンブラーは、毎週のように数千万ドルを使い、数100万ドルの勝ち敗けを出しています。ホエールは、一度のベットに2万5千ドルを使い、膨大なビジネスをもたらしてくれるので、彼らを呼びたいカジノ側は常にしのぎを削っているようです。
カジノにおける伝説のギャンブラー
そんなホエールと言われているギャンブラーの中でも、カジノの歴史に名前を残した伝説のギャンブラーたちを10人、紹介したいと思います。
トランプ大統領に勝った伝説の日本人
柏木昭男(1937年~1992年)
左画像:映画「カジノ」で登場する「K・K・イチカワ」(松久信幸)。柏木昭男がモデルとなったキャラクター
右画像:柏木昭男
引用元:https://baccarat-gurus.com/akio-kashiwagi.htm
まずは日本人でありながら、世界的に有名なギャンブラーと言えば柏木昭男(Akio Kashiwagi)でしょう。
柏木昭男は、80年代から90年代のバブル期にラスベガスで最も派手なギャンブラーとして、一躍有名になった日本人ギャンブラーです。オーストラリアのカジノでバカラに挑み、4日間の大勝負で29億円の勝利を収めたという伝説を持っています。
プレイ中には1千万から2千万をベットすることも珍しくなかったようで、恐れを知らないバカラプレイヤーとして、「ウォーリアー」、武士いう意味のニックネームで一躍有名な存在となりました。海外のカジノに毎月出かけていたVIP待遇の柏木昭男の渡航費、宿泊代、食事代はすべてカジノ側が負担していたそうです。現在アメリカ大統領であるドナルド・トランプが経営するカジノで勝ちまくったことでも有名です。
ウォールストリート・ジャーナル新聞の一面に「世界で最も派手なギャンブラー」というタイトルで、柏木昭男の活躍ぶりが掲載された1年半後の1992年、当時54歳の柏木昭男は、時価50億円と推定される「柏木御殿」の台所で、身体の十数か所をメッタ刺しにされたのち、死体となって発見されました。
巷では、昔から嫌がらせや脅しなど、かなり悪どい手段を使ってビジネスをしていた柏木昭男だけに、恨みを持つ者も多くいたようです。また、億単位でカジノに未払金があったとも言われています。
1カ月後、車の売買を巡りトラブルになっていた暴力団組員を殺人で、組員の知人である看護師が証拠隠滅の容疑で逮捕され、解決したかと思われましたが、甲府地検は94年12月に「物証に乏しい」と不起訴にしました。
そしてこの事件は2007年、犯人は見つからず未解決のまま時効成立を迎え、真相は闇の中へ葬られたまま今に至ります。
ブラックジャックの頭脳派ギャンブラー
ドン・ジョンソン(1962年~)
ハンサムでダンディーなドン・ジョンソン(Don Johnson)は、ブラックジャックのプレイヤーとして名を馳せていました。
2010年、高額BETのゲームに招待されたドン・ジョンソンは、ラスベガスの2つの異なるカジノから、半年で約1,500万ドルを獲得しました。
彼はカードをカウントする代わりに、いくつかの条件でプレイする特別なルールをカジノ側に交渉しました。カジノ側はハウスエッジの計算を誤り、条件を承諾した結果、ドン・ジョンソンにブラックジャックで1,500万ドルという巨額の賞金を持っていかれてしまったのです。まさに、ドンは頭脳戦で勝利したと言えるでしょう。
ドン・ジョンソンは、ギャンブラーとしてはもちろん、交渉人としても一流であり、自分に有利な条件を引き出すのに長けた頭脳派プレイヤーだったわけです。この頭脳戦の経緯について、メディアが報道したことでドン・ジョンソンは瞬く間に有名になりましたが、それからというもの、数あるラスベガスのカジノで彼は、歓迎されない客となってしまいました。
「アトランティックシティだけでなく、ラスベガスのどこのカジノでも私はもう歓迎されないよ。」と、これはドン・ジョンソン自身の言葉です。
オーストラリアで最もお金持ちのギャンブラー
ケリー・パッカー(~2005年)
引用元:https://www.youtube.com/watch?time_continue=4&v=6R7lQ4PyIkM
オーストラリアのテレビネットワークと出版会社を所有しているメディア王のケリー・パッカー(Kerry Packer)は、世界各国のカジノで次々とハイロールを見せた、怖いもの無しのギャンブラーの1人として知られています。
オーストラリアで最もお金持ちのケリー・パッカーは、常に数億のリスクを抱えてプレイをしていました。1992年にはヒルトン・ラスベガスで約10億を勝利したと言われ、MGMでは1ベットにつき30万ドルの賭けで、合計3300万以上を獲得したと言い伝えられています。
さらにブラックジャックテーブルで、たった40分のプレイに関わらず20億以上を獲得したとの逸話も残されています。しかもケリー・パッカーは、ブラックジャックの戦略手法のひとつである「ベーシックストラテジー」を完全に無視したプレイ方法だったようです。
カジノ歴40年。ケリー・パッカーが遺した資産総額は、日本円に換算して約7,000億円以上だといわれています。ケリー・パッカー息子であるジェームズ・パッカーは、カジノの経営者となり、オーストラリアの巨大カジノリゾート「クラウンメルボルン」、「クラウンパース」、さらに、マカオやラスベガスなど世界各国でカジノを経営し大成功しています。
ヒルトンの売り上げ業績を下げた豪快ギャンブラー
アドナン・カショギ(1935年- 2017年)
アドナン・カショギ(Adnan Khashoggi)は、ブラックジャックとバカラのハイローラーで、大勝ちした時に、ヒルトンインターナショナルの売上業績を10%以上も下げてしまったという伝説があります。
主にバカラをプレイし、ロンドンのカジノを訪れるときはいつも数億のお金が動いていたことで知られおり、わずか3か月で約14億円をカジノで豪快に負けたとも言い伝えられています。
アドナン・カショギの父はサウジ王の専属医師、アドナン自身はサウジアラビアの武器商人でした。1997年、ダイアナ妃と共にパリで事故死したドディ・アルファイドや、2018年にトルコのサウジアラビア総領事館内で殺害されたジャーナリストのジャマル・カショギの叔父にあたる人物です。
驚くのはギャンブルだけではなく、何人もの国籍の違う若い女性たちと結婚をしていたアドナン・カショギですが、パーキンソン病の治療中だった2017年に亡くなりました。
48億円を失った伝説のファットマン
フアド・エル・ザヤット
シリアのビジネスマンであるフアド・エル・ザヤット(Fouad al-Zayyat)は、12年間のギャンブルプレイで約48億円以上を失ったと噂をされている人物です。ギャンブル界では「The Fat Man – ファットマン」として名が知れており、ロンドンのトップカジノを600回以上訪れていたとも言われています。
しかし、あるカジノから数億円もの小切手による不渡りで負債を抱え、訴えられてからというもの、現在に至るまで、ギャンブルはやめているとフアド・エル・ザヤット本人が話しているそうです。
1ラウンドに2千万賭ける太っ腹ギャンブラー
カメル・ナシフ
メキシコ人のカメル・ナシフ(Kamel Nacif)は、世界中の誰でも知っている、Calvin Klein、Tommy Hilfiger、Gapなどのブランドのデニムジーンズを製造しているTarrant Apparel Groupというアパレル会社と提携し、繊維事業で大きく成功したビジネスマンです。
カメル・ナシフは、年に何度もラスベガスを訪れ、多くのハイローラーがそうであるように、彼もバカラを好んでプレイし、1ラウンドに最高20万ドルを賭けるプレイヤーとして名が知れ渡っています。メキシコでもかなりリッチな人物ですが、同時に世界でも有名なギャンブラーの一人ですが、負けが続くと大変不機嫌になるとも言われています。
個性派の伝説ギャンブラー
ブルネイ国王
バカラに熱心で、定期的にお忍びで世界中を回り、一日に100万ドル負けることでも有名な国王です。
エドワード・オークリー・ソープ
もともとは数学者で、マサチューセッツ工科大学(MIT)で数学講師をしていた「エドワード・オークリー・ソープ」。そして数学を使った「カードカウンティング」という、いまでも通用する理論で荒稼ぎした彼は『ディーラーをやっつけろ!』という本まで出版しています。
アーチー・カラス
アーチー・カラス(Archie Karas)が初めてラスベガスに来たときの持ち金は50ドル。これをクラップスで4000万ドルにまで増やすことに成功したドリームギャンブラーです。
フィル・アイビー
フィル・アイビー(Phil Ivey)の勝ち負けの金額はすべて隠されています。クラップスの1ロールに10万ポンド、バカラ1ハンドに20万ポンド賭けることで有名なギャンブラーです。
オンラインカジノで腕試し!
伝説のギャンブラーともなると賭け金も桁外れで真似はできませんが、ハイリスクハイリターンの世界で闘う姿に憧れてしまう面もありますね。
さすがにここで紹介した伝説のギャンブラーほど大きな賭けは難しいけど、少し試してみたい!という方にオススメなのが、最近流行りだした「オンラインカジノ」です。オンラインカジノは、インターネットの環境とパソコン、スマホなどがあればどこでも本当にお金を賭けてギャンブルを楽しめるサービスのことです。
日本人向けに日本語でのサポートも充実したオンラインカジノも増えてきていますので、一攫千金を狙って腕を試してみてはいかがでしょうか。
安心して楽しめるオンラインカジノ
現在インターネット上にはたくさんのオンラインカジノがありますが、中には悪質なサイトもありますので最初のサイト選びが重要です。今回は数あるオンラインカジノサイトの中から
- 信頼できるライセンスを取得している
- 日本語でのサポートも充実している
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という条件で絞り込んだオンラインカジノをご紹介します。
ベラジョンカジノ
老舗のオンラインカジノサイトで、日本人にも人気の高いサイトです。日本語にもいち早く対応していて、日本人にとってユーザーフレンドリーな作りとなっています。
登録時に無料で遊べるボーナスなどキャンペーンが充実しているも嬉しいポイントの一つです。初めてオンラインカジノをプレイするという方が、まずはお試しでプレイしてみるのに最適なオンラインカジノです。
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パイザカジノ
一度に出金できる上限金額がなく、無制限でスピーディーに出金が可能なオンラインカジノです。せっかくの海外旅行、大勝を狙ってプレイしたい!という時はパイザカジノがおすすめです。
もちろん日本語対応していて、日本人でも安心してカジノ体験ができます。ビットコンやイーサリアムなどの仮想通貨で入金できるのも特徴の一つです。
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ワンダリーノカジノ
サイト全体がグラフィカルでゲーム性の高いオンラインカジノです。RPGのような世界観でプレイヤーを楽しませてくれます。
カジノゲームをやればやるほどレベルが上がる仕組みや、他プレイヤーとのトーナメントが毎日開催されるなど、ゲーム好きにオススメなオンラインカジノサイトです。
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最後に
ギャンブルの世界には、他にも名前が知れ渡っている有名人がたくさん存在しています。
このようなギャンブラー達が今、この時間にも世界中のカジノでプレイしているのでしょうね。
ギャンブル運が強い人とは、「大きな金額も恐れず投資する」「やめ時を明確にしている」そして何より、「勝つため」だけにギャンブルを本気でやっているということにつきるのではないでしょうか。