マーチンゲール法とは?
マーチンゲール法は、ベッティングシステム系の攻略法です。
ベット額を調整し、勝率を高める手法でプレイするゲームのルールに依存せずベットできるので、幅広いゲームに活用できます。
2倍配当のゲームで活用すると利益になりやすいので、バカラやブラックジャックなどでよく利用されています。他にも、ルーレットで2倍配当になる「赤黒賭け」や「偶数奇数賭け」などにも活用できます。
マーチンゲール法の主なルールは以下の通りです。
- 基準にするベット額を決める
- 負けたらベット額を倍にする
- 勝ったら基準の金額に戻してベットする
上記をひたすら繰り返すだけなので、そこまで覚えることはないですし、勝ち負けがベットを上げ下げする基準になるのでどんなゲームにも活用できるのです。
実際に利用してみた例を紹介するので参考にしてください。
プレイ回数 | 賭け金 | 勝敗 | 累計収支 |
1 | 1ドル | 負け | -1ドル |
2 | 2ドル | 負け | -3ドル |
3 | 4ドル | 負け | -7ドル |
4 | 8ドル | 負け | -15ドル |
5 | 16ドル | 勝ち | +1ドル |
上記のように、勝った時に連敗していたとしても、最終的にプラスになるのがマーチンゲール法の最大のメリットです。適切なタイミングで利用することで損失を抑え、利益を増やすことができるので、幅広く活用されています。
勝ち続ければ利益はもちろん増え続けますし、負けても取り戻せれば利益になるので、負けることのない攻略法といわれています。
変形型にはグレートマーチンゲール法も
マーチンゲール法は、準額によってあまり資金が増えず、どちらかといえばコツコツ増やしたい人向けの攻略法ですが、少しでも多く増やしたい人のために考案されたのがグレートマーチンゲール法です。
賭け金を3倍以上に設定することで、負けた時も大きく取り返すことを目的として開発されました。
ただし、利用するためにはそれなりの資金が必要になるので、利用が難しいと感じるプレイヤーも多いようです。
マーチンゲール法を利用することのデメリット
マーチンゲール法は、確かに負けることのない攻略法のようにみえます。それにも関わらず、必勝法ではなく、攻略法と呼ばれているのはデメリットがあり、必ず稼げるわけではないからです。
- 資金がないと無限にベットできない
- マックスベット額に到達した場合、回収ができない
- 大きく利益が出しにくい
回数 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
掛け金 | 1 | 2 | 4 | 8 | 16 | 32 | 64 | 128 | 256 | 512 |
勝敗 | 負け | 負け | 負け | 負け | 負け | 負け | 負け | 負け | 負け | 負け |
損益 | -1 | -3 | -7 | -15 | -31 | -63 | -127 | -255 | -511 | -1023 |
マーチンゲール法は、負けた時にベット額を倍にすることで、勝った時に利益が出るようにベッティングを行う戦略です。しかし、1ドルベットでも、15回負けると16,384ドルものベットが必要になります。
連敗すると、ベット額が増えてしまうので、資金がないことには利用できない攻略法ともいえるでしょう。
また、テーブルのマックスベット額が設定されていることがありますが、その金額に到達してしまった場合、勝ったとしてももうマーチンゲール法で取り戻すことができません。
さらに、連敗後に勝ったとしても、大きな利益にはつながりにくいので、プレイする割に回収率が悪いと感じてしまう人も多いようです。
初心者で利用する場合には、ベット額だけでなく、引き際などを見極めることも重要になります。
必見!改良型マーチンゲール法
マーチンゲール法は、資金がないと使えないというのが一番のデメリットに挙げられます。
そこで、以下のように改良したマーチンゲール法がおすすめです。
- 3倍配当のゲームで利用して1回の獲得額をあげる
- 1.5倍を基準額にし、1回の獲得額をあげる
回数 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
掛け金 | 1 | 3 | 9 | 27 | 81 | 243 | 729 | 2187 | 6561 | 19683 |
累計損益 | -1 | -4 | -13 | -40 | -121 | -364 | -1093 | -3280 | -9841 | -29524 |
勝利利益 |
1 |
2 | 5 | 14 | 41 | 122 | 365 | 1094 | 3281 | 9842 |
通常、マーチンゲール法は2倍配当のゲームで利用する攻略法ですが、勝利しても倍にしかならないため獲得額が増えません。
そこで、3倍配当のゲームで利用し、勝った時の金額をあげることで利益を増やすことができます。
また、基準額を1.5倍に設定してプレイすることで、勝った時の金額が少しでも多くなるので、勝てる時にしっかりと利益が出せるようになります。
特に、2倍配当のゲームで「何十回も連敗するわけない…」と思う人もいるかもしれませんが、そんなことはまずありません。
可能性としては十分にあり得ることなので、マーチンゲール法は損切りするタイミングも重要です。
基本のマーチンゲール法が利用できるようになったら、改良型を利用したり、自分で考えてみたりするのも楽しいかもしれません。
ぜひ自分に合った方法で上手に攻略法を使いこなしてみてください。
コメント