「チェンジ・パーソン」とは、専用ブース内あるいはカジノフロアを、ワゴンを押しながら巡回し、主にスロットをしている顧客への両替交換サービスを行う係員のことを、そのように呼びます。今ではカジノ運営のシステムが大きく変わり、チェンジ・パーソンという職業は消えつつあるのが実情のようです。
チェンジパーソン（Change Person）とは？
チェンジパーソンは、カジノのスロットマシンのエリアを専用のワゴンを手で押しながら巡回し、プレイヤーのトークンへの両替をする係員の呼び名です。低い金額ならスロットマシンで獲得する高額賞金「ジャックポット」の支払いを担当することもあります。
このトークン（Token）とはスロット・マシンに投入するコインを指す呼び方なのですが、現在のカジノのスロットマシンはトークンを使わずに現金を使える「コインレス運営システム（※）」を導入しているため、このチェンジパーソンという係員は姿を消しつつあるようです。
そんな状況の中、近い姿を見ることが出来るのは、ラスベガスの空港内にあるスロット・マシンのエリアです。昔のカジノにいたチェンジパーソンとは少し業務内容も違うようなのですが、古き良き時代のカジノの姿を見る事が出来ます。
※コインレス運営システムとは？
近年、主流になりつつある「コインレス運営システム」とは、直接ゲームマシンに紙幣を入れてプレイをし、プレイ終了時には残額をバーコード印刷されたチケットで払い出し、そのチケットを精算機で現金化するシステムのことを言います。
補足：スロット課内の組織
カジノ内のスロット課という専門の部署には「スロットマネージャー」をトップに、「シフトマネージャー」「フロアパーソン」「チェンジパーソン」といった運営担当スタッフ、そして「シニアテクニシャン」「スロットテクニシャン」といった保守管理技術スタッフの二部門で組織されています。
